商品評価が検索結果に表示されます
AdWords日本版公式ブログのエントリー「Inside AdWords-Japan: 日本でも Google ショッピングで商品評価を掲載できるようになります
」に、日本でもGoogle 検索(www.google.co.jp)と Google ショッピング(www.google.co.jp/shopping)に商品評価が表示されるようになる、商品リスト広告が始まることが発表されていました。
商品評価は、販売者、サードパーティの情報収集サービス、レビューサイト、ユーザーといったさまざまなソースから集めた商品レビューデータを集計したもので、5 つ星が満点となるそうです。
また、検索結果に広告として表示されるということは、検索ユーザーに商品リンクをクリックする前に情報を提供する、商品の評価を伝えることにもなりますので、より質の高いトラフィックの増加が見込めることになります。
ユーザーは広告をクリックする段階で商品の内容と値段、画像と評価も理解しているので、購入に至る可能性が必然的に高くなるからです。
購入決定!
商品リスト広告の仕組み
商品評価は、日本、米国、英国、フランス、ドイツの消費者をターゲットとして商品リスト広告を掲載している販売者の皆様にご利用いただけます。商品評価を掲載するには、商品レビューのすべての内容を Google と直接共有するか、認定を受けたサードパーティの情報収集サービスを通じて Google と共有する必要があります。
商品評価の掲載をご希望の方は、こちらのフォームよりご連絡ください。詳しいご利用手順をご案内いたします。
引用:
今のところ「認定を受けたサードパーティ(利用可能な商品レビュー情報提供元)」は限定されています。
もちろん自社サイトの商品レビューも利用出来ますし、表示対象ともなりますが、商品にレビューが投稿されていても必ずしも評価が掲載されるとは限らないようです。
(いくら広告とはいえど、「公平性を保つ」意味でも自社サイトのレビューばかり掲載することはなさそうですね。)
また、料金はクリック単価制(CPC)です。
商品リスト広告ではキーワードを使用せず、商品グループを定義し、商品グループの上限クリック単価を設定するようです。
仕組みはAdWords 広告フォーマットの単価設定と同様で、実際に支払うのは、掲載順位が 1 つ下の広告を上回るために必要な最低限の額となり、支払い額はたいていの場合、入札単価の上限よりも低くなります。
出稿の仕組み、考え方はAdWords(リスティング広告)と一緒ですね。
まだ実際に触ってはいませんが、リスティング広告を行ったことがある人であれば、簡単に理解、運用が出来そうです。
商品リスト広告による商品のプロモーション - AdWords ヘルプ
SEO施策、自然流入がなかなか結果に繋がらない商品こそ
かなり割りのよい広告に
広告出稿する商品が独自のもの、Amazonなど大手のサイトにも登録されていない、流通もしていないものであればあるほど、その効果は高いものになることは間違いありません。
いや、Amazonに登録されている、流通しているものであってもGoogle検索から購入機会が増えることになりますし、そもそも商品名や種類で検索するユーザーは購入意欲が高いものです。
SEO施策をやってはいるけれどなかなか上位表示されない。
オーガニック検索の流入が少ないサイトこそ、広告出稿を検討してみてはいかがでしょうか。
広告ではありますが、検索結果に表示される機会がぐっと増えますし、クリック単価制なので実際にクリックされたときだけ広告費を支払います。
かなり割のよい広告であることは間違いないでしょう。