箱根駅伝を観戦しています
年が明けて3日目。
皆様、いかがお過ごしですか?
私は箱根駅伝を観戦して過ごしています。
面白いですよね、箱根駅伝。
スポーツの一大イベントとしてだけでなく、人間ドラマでもあります。
様々なランナーのバックボーンなど、メディアはドラマ仕立てに報道をしますが、純粋に一生懸命走るランナーを私は応援したくなります。
この後は日本橋に、箱根から繋がれた襷を持ち帰ってくるランナーを見に行きます。
今はスマホアプリまであるので、現地観戦が捗ります。
※ 箱根駅伝速報 WEB アプリ
ローカルSEO視点で見てみると
閑話休題。
この箱根駅伝というイベントをローカルSEO視点で見てみると、とても興味深いものがあります。
箱根駅伝を現地で観戦する人は、コース近くに住んでいる人だけとは限りません。
私のようにスポーツ観戦が好きな人は実際に生で見ることに醍醐味を感じるので、現地に足を運びます。
私はとあるJリーグチームのサポーターもしていますが、ホームの試合だけでなく、アウェイの試合にも観戦に行きます。
その時間と労力を厭いません。
そういった人が欲しがる情報は何かと考えると・・・もうお分かりですよね。
「現地の、ローカルな情報」です。
昔はスマートフォンもない、Wi-Fiなどのネットのインフラもここまで整備されていませんでしたので、交通機関の情報はもちろん、現地の情報は観光ガイドなどの本を見て「事前に調べておかねばならない」ことのほうが多かったものです。
ですが今はスマホ、タブレット、軽くて薄いノートPCなどデバイスが充実し、更にインフラも充実したことで、「ネットで調べながら現地に向かう」ことが出来る時代です。
また、観戦後に近くで食事を取りたい、観光地を巡ってみたいという気持ちにもよくなります。
ただ、残念なことにデバイス、インフラは整いましたが、ネット上のコンテンツはまだまだ情報不足です。
検索をかけても、お目当ての情報に行き着くことがいまだ難しいです。
よい情報に行き着くことが出来ないために、結局は「地元の人に聞く」ことになってしまいます。
こういった背景だからこそローカルSEOが活きてくる、欲しい情報をしっかり届けることが出来る技術を生かすべきだと私は考えます。
色々な所に行ってみたいですよね。
ローカルSEOと観光事業は相性がいい
情報が全くないわけではありません。
多くのJリーグのチームのWEBサイトを見れば分かるように、最寄の駅からスタジアムに行くまでの道順や交通機関の案内はありますが、それ以外の情報、ローカルな情報は残念ながら不足していると言わざるを得ません。
Jリーグに限らず、色々なスポーツで「スポーツ観戦を観光事業」と捉えていないために情報が不足しているのです。
例えば「スポーツ観戦という目的に付随する情報を肉付けする」と考えると分かりやすいのではないでしょうか。
この考え方はWEBサイトのコンテンツ作りにも通じるところです。
メインのテーマに付随する情報を提供する、コンテンツを増やすことは検索評価を強めることになります。
正にこれはSEOの基本的な考え方です。
更に地域情報、現在の位置などが考慮されたローカルSEOで考えれば、いかに情報が重要であるか分かっていただけると思います。
ユーザーの欲しい情報を考えてコンテンツを作る
最後に話をひっくり返すようなことを言いますが、ローカルSEO云々が難しいと感じたら一先ず考えなくてもよいです。
大事なのはユーザーがどういった情報が欲しいかを考えることです。
例えば箱根駅伝の沿線のお店なら、だいたい何時頃にランナーが目の前を通過するよという情報を載せてみたり。
地方の旅館、ホテルならスポーツイベントの前後で行ける観光地の情報、交通機関の案内を載せてみたり。
色々な工夫が出来ますし、これこそが検索から集客に繋がる施策なのです。
また、その工夫こそが「ローカルSEO」と成り得るのです。
・・・それでは、私はそろそろランナーを迎えに日本橋に向かうとします。
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