キュレーションサービスが花盛り
皆さんはキュレーション*1サービスを利用していますか?
キュレーションという言葉を知らなくても「NAVERまとめ」や「Togetter」、最近なら「Gunosy(グノシー)」という言葉は聞いたことがある、実際にサイトを見たことがあるのという人もいるのではないでしょうか?
(ほかにも「Antenna」「Vingow」とか。もちろん「はてなブックマーク」も。)
今回、BIGLOBEが仕事に関連した、役に立つつぶやきをまとめて表示するTwitterクライアント、「ついっぷるオフィス版」の提供を開始しました。
ついっぷるオフィス版
http://twipple.jp/office/
プレスリリース
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2014/07/140722-2
Twitterアカウントが無くても閲覧可能で、利用料は無料。
もちろんTwitterアカウントにログインすればつぶやきも出来るそうです。
ニュース、天気、電車の運行情報など、オフィスで仕事している際に活用できる情報の最新ツイートを絞り込んで表示したり、また、表示する情報をジャンル別に分類でき、自分好みの配置にカスタマイズも可能。
更に一画面で表示されるツイート数を多くすることで、利用者が一括で多くの情報を収集できるようレイアウト変更を行うなど工夫が施されているそうです。
Twitterが普及、浸透した
TogetterはTwitterの呟きをまとめるキュレーションサービスですが、こちらはユーザーがキュレーター(まとめる人)となるので、キュレーター次第でピックアップするつぶやきも変わりますし、テーマもキュレーター次第なのですが、面白いコンテンツとなり得る土壌となっており、実際に今でも面白いコンテンツが沢山生み出されています。
BIGLOBEも仕事の情報源としてTwitterのつぶやきは有用、それだけ役に立つ情報が溢れていると判断して今回のサービスを始めるのでしょう。
一般ユーザーはもちろん、企業、官公庁、団体などの法人格でも公式アカウントを持つ時代、即ちそれだけTwitterが普及、浸透した証拠であるとも言えそうです。
2ちゃんまとめもキュレーション
今でこそ転載禁止となった2ちゃんねるですが、少し前まではWeb上には2ちゃんまとめサイトが多く溢れ、また、世の中の話題の元としても沢山取り上げられました。
(なぜ2ちゃんが転載禁止になったのかということはここでは割愛します。)
2ちゃんまとめサイトも「キュレーション」サイトと言えるでしょう。
そして、その2ちゃんまとめサイトも転載禁止となった今は、Twitterのつぶやきを集めてキュレーションサイトの形を維持しているサイトが多かったりします。
情報多すぎ・・・
情報が溢れている、そして時間がない
「3分で旬のニュースをまとめ読み」
「3分で雑談力をつける」
これはGunosy(グノシー)の宣伝文句ですが、実際にとある事象について調べようとしたとき、例えばあるニュースについてGoogleで検索をかけた場合を想像してみるとよく分かると思います。
検索結果には無数の検索結果が表示され、さすがに全ては読めないですし、また、全てを読む時間もありません。
そういうときに「ここだけ読めばだいたい分かる」というサイトがあれば迷わずそれを見るでしょう。
それがキュレーションサイト、サービスなのです。
調べる手間も時間もないので何とかしたいというニーズが出てきたからこそ、今やキュレーションサービスがこうして重宝がられている、花盛りなのだなと私は感じています。
また、私を含めWebサイトやBlogを管理、編集を行っている人はキュレーションサービスにピックアップされるようなエントリーを行っていく、もっと言えば、自らのサイトがオウンドメディアになれるようやっていきたいものですね。
ただ、最後に注意して欲しいこととして、中には恣意的にまとめられた、真意とかけ離れ扇動的にまとめられたものや、ステマを想起させるようなまとめ方がされているキュレーションサイトも存在しています。
くれぐれも全てを鵜呑みにしないで、しっかり自分で考えながら、真偽を見極めながら読んでいただきますようお願いします。
*1:インターネット上の情報を収集し、まとめること。または収集した情報を分類して整理、つなぎ合わせて新たな価値や意味を持たせて共有することを言う。