良いコンテンツはシェアされる
以前のエントリーにて、私は過去のエントリーをHTMLコーディング修正することや、最新の情報を追記する(リライトする)ことはコンテンツの質を上げるだけでなく、それ自体が内部SEO対策にもなることを書きました。
【ブログ運営】過去のエントリーに追記、リライトすれば検索流入は増加する - 検索サポーターのアンテナ
コンテンツの質が上がること、内部SEO対策は必然的に検索流入が増えることに繋がるのですが、効果はそれだけではありません。
良いコンテンツSNSでシェアされる可能性が高いです。
SNSは検索アルゴリズムがコンテンツを評価するのではなく、基本的に人がコンテンツを評価し、シェアを行います。
(botが自動的に行うものもありますが。)
即ち、過去エントリーをリライトすることは検索流入対応だけでなく、ソーシャル対応にもなるのです。
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正のスパイラル
シェアされることで更に流入が増え、その流入ユーザーが更にシェアをして流入が増える・・・
こういった感じに正のスパイラルが生み出されます。
当ブログのエントリーを例に説明します。
【アクセス解析】リファラスパムについて対策を書いてみました - 検索サポーターのアンテナ
上記のブログは2014年8月31日にアップをしたのですが、2014年12月27日現在でも毎日、検索流入が記録されています。
今でもはてなブックマークされますし、TwitterやGoogle+などのSNSでもシェアが行われています。
このエントリーはよほどのことがない限り(画期的な解決策が他に発表されない限り)、永続的に検索流入とSNSのシェアは行われ続けるでしょう。
当ブログでは同様のエントリー(検索流入とシェアが今だに続いているエントリー)がいくつかあり、ブログ運営はこういったエントリーを増やしていくことで右肩上がりにアクセスが増えていくものです。
リライトしてみる。
質が低いと思ったらリライトして判断する
SEOではよく「質が低いエントリーは削除orインデックスを外すことがよい」と言われていますが、私は決してそうは思いません。
ここで言う「質が低い」というのは、「検索エンジンからの評価が低いと思われる」ということです。
では、あなたはそのエントリーのどの部分を「質が低い」と判断して、エントリーの削除orインデックスを外すのですか?
それは「対症療法」であり「原因療法」ではありません。
それではいつまでたっても同じことを繰り返すだけです。
質が低いと思ったらリライトを試みてみてください。
何度かリライトを試みて、それでも評価されないのでやむなく削除することと、最初から何も考えずに削除するのとでは、ブログ運営において長い目で見ると大きな差となって表れます。
(「エントリーを増やしたのに検索流入が増えない」という理由はほぼこれだったりします。)
試行錯誤を繰り返すことで書き手が成長するように、ブログも成長するのです。
そしてその成長は「流入とシェアが増える」という結果として必ず表れます。
※ 関連エントリー
【SEO】検索に強くなるにはコンテンツを闇雲に増やさない - 検索サポーターのアンテナ