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【Google】検索結果から直接購入できる「買う」ボタンの実装を発表。Facebookなども追随

※ 2015/7/17:Facebook、Instagram、Pinterest、Twitterの「BUY」ボタンについての参考エントリーへのリンクを追記。

モバイル広告からワンタップで購入ページへ

Googleはユーザーが検索結果(モバイル広告)から直接購入ができるようにするためのツール、新機能の「買う」ボタンの実装を発表したことが『TechCrunch Japan』のエントリー「Google、「Googleで買う」ボタンを発表―ワンクリックでモバイル広告から購入ページへ | TechCrunch Japan」にて報じられていました。

 

これはモバイルの検索結果に表示される広告から、商品を直接購入できるようにする新しい機能で、商品の広告をタップすると商品情報の下に「Buy」ボタンが表示されるようになっています。

 

その「Buy」ボタンをタップするとそのまま購入ページへ移動し、注文を行うことができるのです。

 

正にGoogleのモバイル検索で表示される広告がショップ化する、ECサイト化するということであり、広告を出稿する側にとっては、商品の購入率が高まる、コンバージョンしやすくなると言えるでしょう。

 

まずはアメリカにて数週間をかけテストを行い、その後はアメリカで今年から来年にかけて広くこの機能を提供していくとのことです。

 

アメリカでうまくいけばという前提はあるものの、いずれは他の国、日本でも実装されることになることは想像に難くないですね。

 

スマホで購入。

スマホで購入。

 

わざわざECサイトにアクセスしなくてよい

もう少し詳しくいうと、商品の発送などのフルフィルメント処理を行うのは従来通りマーチャントだが、購入ページはGoogle自身がホストする。Googleは「商品の購入にあたって消費者がいちいちマーチャントとやりとりをしなくてすみ、モバイル・コマースが簡単になる」としている。購入ページはマーチャントのブランド・ページになっているものの、消費者がそのページを見て期待していたような商品ではないと判断した場合はそのまま検索を続けられるようになっている。

 

引用:

Google、「Googleで買う」ボタンを発表―ワンクリックでモバイル広告から購入ページへ | TechCrunch Japan

 

例えばあなたがオンラインショッピングを行う際、どういう行動を起こしますか?

先ずはAmazonなどのECサイトにアクセスし、そこから検索をかけてお目当ての商品を探し出し、注文をする。

上記のような流れになるのではないでしょうか。

 

今回の機能ではモバイル検索限定とはいえ、「先ずはECサイトにアクセスする」という手間が省かれることになります。

 

Amazon、楽天などのECサイトの登場によって「購入者が百貨店や書店に直接出向くこと」が減少しましたが、今回の機能が実装されると、次は「購入者がECサイトにアクセスすること」が減少することになるのです。

 

Amazonや楽天などのECサイトに掲載をお願いしている、依存しているショップにとっては今回の機能はチャンスが増えることになるでしょう。


お客さんと繋がりやすくなるのはもちろん、「注文はGoogleが取ってくれる」ことになるので、お客さんとの直接やりとりの工数も減るからです。

 

しっかりと商品を発送することに注力すればよくなり、発送ミスも少なくなるでしょう。

 

どこで買う?

どこで買う?

 

「買う」ボタンはGoogle検索以外でも

実は「買う」ボタンの実装は、Google以外のメディアも画策しています。

 

Facebookも同様に「購入ボタン」のテストを行っています。

 

本日(米国時間7/15)Facebookは、ユーザートラフィックに関してFacebookページが重点項目へとシフトしつつあることを、極めて明快に表明した。BuzzFeedによると 、最近同社は、Facebookページ内で「購入ボタン」付きショップのテストを開始した。

Facebookが、ニュースフィード内の広告で購入ボタンのテストを開始してから1年以上たっているので、ユーザーが商品を見渡してから購入できるFacebookページ内の専用ショップを作ることは、論理的な展開だ。

 

引用:

Facebook、購入ボタンの統合でFacebookページを一気に活性化 | TechCrunch Japan

 

他にも、PinterestやTwitterも同様の機能の実装を検討しているそうです。

 

【追記】

加速するソーシャルメディアとECの直結化 - 満足度の高いフィードと「BUY」ボタンの融合は実現するのか | eコマースコンバージョンラボ

 

他のメディアはGoogleと違ってショッピングサービスを運営していませんので、いかにお客様の信頼を勝ち取れるかにかかってくると思われます。

 

今のTwitterやFacebookを見る限りでは、広告費さえ積めば出稿できると思われる、いわゆる「胡散臭い」広告もよく表示されますので、先ずは信頼されるべく、広告の精査が必要でしょう。

 

(とはいえGoogleもYahoo!でもリスティング広告に「胡散臭い」広告が表示されることがありますが・・・)

 


商品を「買いやすくなる」ということは、「売りやすくなる」ということでもあります。


今は何も考えなくても広告を出せば売れる時代ではありませんので、販促する上で適切な広告手法、自分が戦いやすい場所(メディア)についてもしっかり考えてみましょう。

 

(今だにネット集客よりも紙媒体、ポスティングのほうが集客できる商材(消費者金融など)もありますしね。)

 

※ 参考エントリー

【ローカルSEO】スマホのGoogle検索結果からデリバリーが出来るようになります - 検索サポーター

 

 

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