販売者評価オプションが表示されます
私がいつもチェックしているサイト『SEM-LABO』にて「Google アドワーズに販売者評価オプションが掲載 | SEM-LABO」というエントリーがアップされていました。
Google AdWords広告の横に、販売者評価オプションを表示するようになったとのことです。
(現在はGoogle検索結果ページと、Google検索パートナーサイトでのみ利用できるようです。)
また、表示されるレビューと評価は、商品自体のレビューや評価ではなく、販売者との取引に対するもの(お店、販売者そのものへの評価)のようです。
表示条件と情報提供元は
表示条件と情報提供元は以下のとおりです(引用)。
・表示条件
販売者評価オプションを表示させるためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 過去12 か月以内に30件以上のレビューが投稿されている
- 3.5星以上の総合評価を獲得している
- 英語圏以外の場合、ローカル言語(日本語)でのレビューが10件以上あること
引用:
・提供元
- Ausgezeichnet.org
- Avis-Verifies
- Bazaarvoice
- Bizrate
- eKomi
- E-Komerco
- EC ナビ
- The Feedback Company
- Feefo
- FIA-NET
- Hardware.info
- KiyOh
- Klantenvertellen
- Poulpeo
- PriceGrabber
- ResellerRatings
- Reviews.co.uk
- Reevoo
- Shopper Approved
- ShopVote.de
- ShopAuskunft
- StellaService
- Trusted Shops
- TrustPilot
- Viewpoints
- Yopi.de
- Yotpo
- お財布.com
- クチコミの王様
引用:
サービスが充実するきっかけになれば良いけれど
こういう評価軸が導入されると良いクチコミを増やすべく、顧客サービスの充実を図るために企業努力が行われることになり、更にお客様の満足度が上がり、最終的にはお店の売り上げも上がる・・・という好循環を期待してしまいます。
逆にマイナス面を考えると、クチコミという人によって基準があいまいな評価は、ヤラセの温床にも成りかねないことだとも言えます。
Googleが信頼できる提供元として選んでいる、そういうサービスを始めるくらいなのですから、ヤラセ評価についてはある程度は判断出来る、うまくブロックして評価をしない技術があるのだろうとは思いますが、この部分に関しては一抹の不安が過ぎるところです。
提供元がヤラセをやるのはもちろんダメですが、せめて水際で食い止める何らかの施策がGoogleにはあることを期待しています。
(とはいえ、Googleも「営利企業」ですからね。絶対とは言い切れないというか・・・)
リスティングに限らず、広告は信用が大事です。
(信じられる情報という前提があるからこそ、人々に受け入れられる。)
広告が酷く嫌われるのは「広告そのものが嫌い」なのではなく、ステマやヤラセのような「騙す手法が嫌い」なのですから。