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【SEO、SEM】「スマホで見てPCでコンバージョンに至る人」からデバイスを考慮したコンテンツを作成する

調査結果にとても納得しました

『Yahoo!マーケティングソリューションブログ』のエントリー「“スマートフォンで見てPCでコンバージョンに至る”人とは? - Yahoo!マーケティングソリューション ブログ」にて、スマートフォンのユーザーの属性(性別・年代別)の違いに注目し、コンバージョンの際のデバイスがどのように異なるのかを掘り下げた調査結果が発表されていました

 

男女それぞれの年代によってコンバージョン時のデバイスに差があり、若い世代ほどスマホ(スマートフォン)で広告をクリックした後にそのままコンバージョンに至る比率が高く、特に20代女性はその傾向が強いという結果となりました。

 

また、男性は女性と比べるとPCによるコンバージョンの比率が高めで、特に30代以上はその傾向が強いという結果も出ています。

 

この調査結果から、若い世代(特に20代女性)ほどスマートフォンでコンバージョンに至る比率が高く、また、男性(特に30代以上)は女性と比べると、PCによるコンバージョンの比率が高いということが分かります。

 

【スマートフォンで広告をクリックした後、スマートフォンでコンバージョン】

・男女共:若い世代ほど、スマートフォンでコンバージョンに至る比率が高い

・20~30代:女性の方がスマートフォンでコンバージョンに至る比率は高い

 

【スマートフォンで広告をクリックした後、PCでコンバージョン】

・男性:30代から40代にかけて大幅にPCによるコンバージョンの比率が高い

・女性:40代から50代にかけてPCによるコンバージョンの比率が高い

 

引用:

“スマートフォンで見てPCでコンバージョンに至る”人とは? - Yahoo!マーケティングソリューション ブログ

 

私は40代の男性でもあるので、この調査結果はとても納得が出来ます。

 

私もサービスの申し込み、商品の購入などを行うときはその前段階である「発見」「調査」はスマホで、そして「最終決定」であるコンバージョンはPCで行うからです。

 

その理由は、外出中など手元にPCがないときはスマホでサイト閲覧を行いますし、何か気になったことがある場合もスマホで検索してしまうのは手早さを求めているからです。

 

このように広告や検索にて情報を知り得ることは今やPCよりもスマホからのほうが多いのですが、いざ申込み、購入をするとしてもそのままスマホからは行いません。

 

それは住所、氏名などの個人情報の入力はスマホではとても面倒くさいことが多いことと、もう一度内容をしっかり確認してから最終決断を行うのはPCで行いたいからです。

 

特に私と同じ性別、年齢の方は同じような感覚を持っているのではないでしょうか?

 

(この調査結果や私自身の経験、感覚でも「スマホ広告からの直接コンバージョンは若年層が多い」というのは大いに理解できます。)

 

スマホで検索している女の写真

(どうでもいいことですが)「Yahoo!マーケティングソリューションブログ」ってtumblrで開設しているんですね。

 

レスポンシブル対応だけで終わっていませんか?

せっかくこのような話題が出たので、このエントリーではデバイスの違い、特性を考慮してユーザーのターゲッティング、及びSEOを考慮したコンテンツの作成について考えてみたいと思います。

 

今やサイト(ブログ)の種類に関わらず、ほぼ全てにおいてモバイルユーザビリティ対応としてスマホ専用サイトの開設やレスポンシブル対応を行っているものだと思われます。

 

(特に導入が容易である後者を採用しているサイトがほとんどではないでしょうか。)

 

スマホの普及率が高く、スマホでサイト閲覧をする機会が多くなった今、モバイルユーザビリティ対応は欠かせないものとなっています。

 

【Google】4月21日はモバイルフレンドリー・アルゴリズム更新です その次は・・・ - 検索サポーター

 


ところで、あなたのサイトはスマホとPC、どちらのデバイスのユーザーが多い、どちらのデバイスでの閲覧が多いですか?

 

当ブログはPCが5割5分、スマホ(タブレット含む)が4割5分となっています。

 

(以前は圧倒的にPCユーザーの割合が高かったのですが・・・それだけスマホユーザーが増えている証拠だとも言えますね。)

 

ちなみにGoogleアナリティクスでの方法ではありますが、あなたのサイトを閲覧しているユーザーのデバイスを調べる方法がありますのでお教えいたします。

 

Googleアナリティクスにログインし、メニューから[ユーザー]-[モバイル]-[サマリー]を選択してください。

 

デバイスカテゴリ別にセッション数や直帰率、平均PV数などが分かります。

 

あなたのサイトのユーザーの特性を調べてみて、そこから施策を考えてみて下さい。

 

例えばスマホユーザーが多いのに平均PV数が低いのであれば、モバイルサイトのユーザビリティを上げることを考えてみましょう。

 

ページの文字数が多すぎるのを避けて読みやすいように工夫するのも(適度な文字数や文字の大きさ、行間、スペースなども)一つの方法ですね。

 


また、Googleアナリティクスではメニューから[ユーザー]-[ユーザーの分布]-[サマリー]を選択すれば、あなたのサイトを閲覧しているユーザーの年齢や性別も分かります。

 

あなたのサイトのユーザーは男性が多いのか女性が多いのか、また、どの年代の人が多いですか?

 

(他の調査結果ではありますが)他にも日本ではグルメや恋愛カテゴリ―のコンテンツ消費が多い傾向であり、夜間はスマホからのコンテンツ消費が多いという結果も出ています。

 

【ブログ運営】日本はグルメと恋愛のコンテンツ消費が多い。グローバルのコンテンツ消費傾向の比較から考える - 検索サポーター

 

これらの情報もコンテンツを作成する上で是非参考にしてみてください。

 

 

虫眼鏡で覗いている女の写真

どんな人が検索流入しているかを把握し、コンテンツを作成しよう。

 

検索流入も考慮してみる

一言で「検索流入」といっても、その検索流入のデバイスはユーザーによって違います。


また、同じ検索キーワードであってもPCとスマホではユーザーの意図、目的も大きく違ってきます。

 

検索キーワードによっては比率に偏りが見られるものがありますし、極端なものであればPCのみやスマホのみで検索されている検索キーワードもあるでしょう。

 

(もちろんサイト内のページもPCでの閲覧、スマホでの閲覧のほうが多いというページがあるでしょう。)

 

更に言えば、スマホ特有の検索キーワードとして「ハミングバード検索」を考慮してみるのもよいでしょう。

(音声入力は質問文そのものが検索キーワードとして検索される傾向にあります。)

 

もちろん自然検索だけでなく、スマホに特化したリスティング広告の出稿を考えるにあたってもデバイスの違い、入力の違いという要素は大変重要です。

 

このようにユーザーの意図、目的を叶えるためにも検索デバイスを考慮してコンテンツ作成を行えば、それだけ検索ユーザーの確度を高めますし、必然的にSEOにも強くなります。

 

(これに上記で述べた性別や年代も考慮すれば、更に確度の高いコンテンツを作成することができるでしょう。)


すぐに成果に結びつくことは難しいですが、これを意識してコンテンツを作成するのとしないのとでは検索流入が増えることはもちろん、サイト全体のPV数が大きく変わってくることは間違いありませんよ。

 

 

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