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【スマートフォン広告】ターゲティング、ネイティブ広告ともウザいと思われている

誤タップ、あるよね。

スマートフォンで(ブラウザ、アプリを使って)Webサイトを閲覧する。

今や多くの方が行っているのではないでしょうか。

(もちろん私もスマートフォンでWebサイトを閲覧しています。)

 

スマートフォンを操作している写真

  

そのスマートフォンに表示される広告について、気になる記事を読みました。

 

誤クリック後にアプリを消す人も:スマートフォン広告にイラッとした経験、ある? - Business Media 誠

 

スマートフォンユーザーなら必ず経験するであろう「広告の誤タップ」。

一度や二度ならず、結構な頻度でやってしまいませんか?


私もスマートフォンでよく閲覧するサイトがあるのですが、その閲覧アプリは画面下に広告バナーが絶えず表示されるため、記事の続きを読もうとしたときに誤って広告バナーをタップしてしまうことがよくあります。

 

 こうした意図しないクリックをしたときに、58.1%のユーザーが不快感を覚え、66.7%のユーザーがストレスを感じるという。6.0%が意図しないクリックからでも「商品やサービスを購入」した経験があるのに対し、「クリックを誘導したアプリをアンインストール」したことがあるユーザーは20.3%にのぼった。

 

引用:

誤クリック後にアプリを消す人も:スマートフォン広告にイラッとした経験、ある? - Business Media 誠

 

詳しい説明やグラフ、数値は元記事を見ていただくとして、半数以上のユーザーが不快感を覚え、6割以上がストレスに感じているようです。

(同時に驚いたことは6.0%が間違ったクリックからでも商品やサービスを購入しているということです。)

 

 

広告は嫌われている?

 ターゲティング広告については、「もうこの広告いい加減にしてくれ」と思う人が63.0%、「その広告商材の印象が悪くなる」と思う人が45.0%いるほか、「ターゲティングを回避する設定を行う」とする人も35.3%にのぼった。

 ネイティブ広告についても「ストレスを感じる」人が66.7%、「嫌悪感・不信感」を持つ人が65.0%いるほか、77.3%の人が「だまされた気分になる」ことが分かった。ジャストシステムは「利用方法によっては、ユーザーに対して企業や商材にネガティブな印象を持たせてしまう可能性もある」とコメントしている。

 

引用:

誤クリック後にアプリを消す人も:スマートフォン広告にイラッとした経験、ある? - Business Media 誠

 

こちらも衝撃的なデータです。

 ターゲティング広告というのは追跡型広告とも言われ、例えば旅行関連のサイトを訪れた後に別のサイトを巡っていたら、その旅行関連のサイトのバナーがよく表示されることがあるでしょう(ターゲティング広告はもっと複雑ではありますが、ここでは端的に例えました)。


ネイティブ広告というのは、そのメディアにおいて通常の記事であるかのような形で提供される広告のことを指します。

凄くざっくりと言うならば昔で言う提灯記事みたいなもの、今風に言うとステマ(ステルスマーケティング)です。

普通の記事とみせかけているけれど、実は広告というのが特徴です。

(日本では「広告特集」や「PR」といった文字が表示され、記事ではないことを読者が判別できるようになっていることが多いのですが、表示がないものも。)

 

広告の表示方法、手法は違えどWeb広告に嫌悪、ストレスを感じている人がかなり多いということは確かなようです。


いや、自分に置き換えてみても何度も同じバナーを見せられたり、記事をじっくり読んでみたら実は宣伝だったとなるとやっぱりイラッとしちゃいますよね。

 

スマートフォンを操作する写真

 

 

出稿する側、掲載する側の都合の押し付け

以前の職場では私は広告を出稿する側でした。

少しでも意欲のある人に商品、サービスを買ってもらうにはどうすればいいかと考えたとき、やはりターゲティング広告は確度の高いユーザーを捕まえるにはよい手法でした。

(同じバナーが表示され続けて飽きないようにと定期的にバナーを変えたりしていました。)

 

また、掲載する側(メディア)のサイトを実際にチェックし、あまりに酷いバナーの張り方(誤操作を狙った配置や過剰な数のバナーの張り付け)をするところには代理店を通して出稿を停止していました。


このように広告は出稿する側、掲載する側の都合の押し付けがどうしても強くなってしまうため、ユーザーがストレスを感じるのは当たり前といえば当たり前のことです。

ではどうすればいいのか?

理想を言ってしまうと広告がないという結論になってしまうでしょう。

ですが今はそれも難しいです。

情報の発信にもコストはかかりますし、特にWebサイトのようにコンテンツが無料のものは広告収入によってコストを賄っているからです。

(会員制にして会費で賄うという手法もありますが、ここではコンテンツが無料の媒体に限定して話しています。)


お客様が…、ユーザーが…と文句を言うのは簡単です。

ですが、それでは進歩はありません。

広告であっても面白い!と思わせる、興味を持ってもらえるような工夫をしないとけない。

ああ、広告も「コンテンツであるのだ」と強く感じた記事でした。

 

 

 【追記】

 動画投稿サイトでお目当ての動画の再生前に差し込まれるビデオ広告にはようやく慣れてきたが、ポータルサイトでマウスポインタを動かした際や、スマホやタブレットでスクロールするために指を画面に置いた際などに「たまたま」選択したことになってしまう広告にはうんざりする。こちらの操作ミスと言えないこともないが、わざわざ操作ミスの起こりやすい位置に広告の入り口を配置するという「計算」に対し、どこにもぶつけようのないイラだちを覚えるのだ。

 

引用:

なぜネットの「プッシュ広告」は嫌われるのか--テレビCMとの違いは - CNET Japan

 

 ネイティブ広告は、各掲載メディアにおける記事コンテンツとほぼ同じ体裁をとることで、読み手側に与えるストレスを最小限にする手法として注目されているが、全回答者の65.5%(849人)はネイティブ広告の存在自体を知らなかった。

 

引用:

ネイティブ広告で騙された気分に? ジャストシステムがスマホ広告印象調査 -INTERNET Watch

 

 

こういう姑息なことしたらそのサイトはもちろん、広告元に嫌悪感を抱くだけ。

お金(広告費)を払って嫌悪感を巻き散らすなんて、愚の骨頂ですよね。

 

 

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