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【アクセス解析】分析とは「ユーザー側の気持ちで考えること」です

感想をいただきました

前エントリー「【Google】ウェブマスターツールに欲しい機能や仕組みのアイデアを募集 - 検索サポーター」にて、(id:tany1986)さんにブックマークコメントをいただきました。

 

【Google】ウェブマスターツールに欲しい機能や仕組みのアイデアを募集 - 検索サポーター

偶に見てるけど、どうやって分析したらいいのかわからん

2015/01/26 18:59


偶に見てるけど、どうやって分析したらいいのかわからん - tany1986 のコメント / はてなブックマーク

 

確かに私は前エントリーに『大切なことはウェブマスターツールであろうとGoogleアナリティクスであろうと、「数値を眺める」のではなく、「数値から分析する」こと』と書きました。

 

実は同じような声や要望を、私は仕事上でもよくいただきます。

 

(「分析したいけど何をどうすればよいのか分からない」という人がいるからこそ、コンサルティングとして私は仕事をいただけているわけですが。)

 


世の中は「専門家ばかりではありません」。

 

自分の常識が相手の常識ではないように、知っていて当たり前と思うことを相手が知らなかった(その逆も然り)なんてことはよくある話です。

 

だからこそ、当ブログは平易で分かりやすい、何も知らない人が読んでも面白いと思えるようなエントリーを目指して書いています。

(この考え方は、今回のテーマにも共通する考え方であります。)

 

※ 参考エントリー(当ブログの指針、目標です)


【ブログ運営】一番難しい「個性を出す」ということ - 検索サポーター

 


少し話が反れてしまいました。

 

そこで、今エントリーでは、ほんの触りではありますが「分析」の考え方を簡単に説明したいと思います

 

沢山のグラフの写真

先ずは考え方から。

 

 

分析とは「ユーザー側の気持ちで考えること」

「分析」と一言でいってしまうと何だかとても難しいことに聞こえると思います。


そこで、一番最初に元となる考え方をご説明します。

 


(既にタイトルがオチなのですが)分析とは「ユーザー側の気持ちで考えること」です。

 


例えば検索ワードから分析を行う際に考えることは、ユーザーはどんな意図で(どんな情報が欲しくて)この検索ワードを入力したのかということです

 

単純に検索された数が多い、少ないだけでは、ビッグワードや現在のトレンドこそは分かるかもしれませんが、それではユーザーの心理は到底読み取れませんし、そこから施策を考えることもままなりません。

 

(※ もう少し詳しい検索ワードについての考え方は、下記エントリーをご参照ください。)


【SEO、SEM】「検索流入を増やす」ではなく「検索流入のニーズを読む」 - 検索サポーター


【SEO】検索に強くなるにはコンテンツを闇雲に増やさない - 検索サポーター

 

 

検索数は「推移で」捉えてみる

先ほども述べたように、単純に数だけで見るとビッグワードや現在のトレンドこそは分かるかもしれませんが、そこから施策を考え、実行することは至難の技です。

 

(じゃあ検索数の多いワードを沢山ちりばめたコンテンツを作ればよくね?・・・ってあれ?何だかそれって、スパムコンテンツと同じ匂いがしますね。)

 

こういうときは数の「推移」で考えてみましょう。

 

数日間だけ検索数が多かったワードや、検索数こそ少ないが毎日一定の検索数はあるワードなどが見つかるのではないでしょうか。

 

この2つの傾向を知ることだけでもかなりの「分析」と言えます。

 

前者は完全にトレンドワードですが、後者は自分のサイト(ブログ)の強みとなり得るワードだと分析が出来るからです。

 

特に後者は「一定の流入がある=絶えずユーザーが知りたがっているテーマに関するワード」と考えることが出来ますし、現時点で流入があるのですから、リライトや新規エントリーの追加によって検索流入が増やせる可能性が大いにあると言えます

 


【ブログ運営】過去エントリーから自分の強みを見い出す - 検索サポーター

 

考え込んでいる男の人の写真

何事も「視点を変えるだけ」で見えるものも違ってきます。

 

 

分析方法(考え方)は他にもあります

検索ワードの分析方法(考え方)は、他にもあります。

 

例えば、単体としての検索はないけれど、色々なワードにくっついて検索されるワードなどで考えてみます。

 

場所、地名であったり、動詞であったり、商品名や値段であったり・・・etc

 

これらの複数検索のワードは、ユーザーが具体的かつ明確な答えを欲しがっているとき(モチベーションが高いとき)に使われることが多いです。

(これについての詳しい解説は、またいずれに。)

 


どんな分析を行うにしても「ユーザー側の気持ちで考えること」が基本であり、これをいつも心がけることで分析、およびその後の施策も大きく間違えることはありません。


迷ったときほど自分も「一人のユーザー」として、分析を行ってみてください。

 

 

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