ver2.0へのリニューアル
昨日、Yahoo! JAPANがiPhone版検索アプリ「SmartSearch(スマートサーチ)」をリニューアルし、併せてiPad版を新たに公開したことを発表しました。
SmartSearch(スマートサーチ) - Yahoo!検索
公開当初は人数制限がかけられるくらいにダウンロードが殺到していましたが、今回のリニューアルに伴い、今のところは制限はかかっていないようです。
(ダウンロードするなら今のうちかも。)
これは以前に使ってみての私個人の感想なのですが、最初は物珍しさで色々と検索をするのですが・・・結局は普通の検索に戻っちゃいました。
その理由は、最初は沢山の情報が掲載されていて凄いなと思わせるのですが、自分が欲しい情報、ピンポイントのものとなると見つかりにくいと感じたからでした。
(「人は選択肢が多すぎると逆に迷ってしまう」というパターンも少なからずあります。)
例えるならば私は専門書を探しているのに、目の前に雑誌を沢山並べられて「好きなの見ていいよ!」と言われている感じがしました。
また、「検索」を「暇つぶし」として使うのならかなりよいツールであるとも感じました。
今のモバイルデバイスのアプリのポイントは、「ユーザーのちょっとした時間をどう奪うか?(占有率を上げるか?)」が大事なので、検索といえどもこういった方向に向かうのは正解ともいえますね。
(ライバルはキュレーション、ゲーム、オークション・・・etc その他沢山ありますしね。)
ちょっとした時間にスマホで何をしていますか?
SmartSearchは「楽しさを求めた検索」
私は「検索」には「より正確な情報」などを求めることが多いのですが、SmartSearchはそもそも「楽しさを求めた検索」でありますし、求めるものが違うので食い違うのは当たり前とも言えます。
検索キーワードに最も適していると思われるサイトを「ピックアップ」サイトとして最上部に大きく表示します。次に関連ニュースや画像、動画、知恵袋、「NAVERまとめ」などの情報を優先的に並べ、検索キーワードに関する大まかな情報が視覚的にひと目で把握できる構成となっています。また、その下に続く通常のYahoo!検索の結果は、文字情報だけでなくサイトプレビュー画像を合わせて表示するため、一つ一つ遷移しなくてもサイト内の情報がわかります。
引用:
Yahoo! JAPAN、検索アプリ「SmartSearch」ver2.0を公開 iPad版にも新たに対応 / プレスルーム - ヤフー株式会社
また、私は検索結果表示に優先的に「知恵袋」、「NAVERまとめ」をあまり求めなかったというのも大きな要因です。
もちろん記載された情報がかなり正確な情報であり、求める情報に最適なページであれば「知恵袋」や「NAVERまとめ」が検索結果に出てきても構わない(むしろそちらのほうが有難い)のですが、「優先的に表示」となると話は別です。
実際、求める情報とは的外れなものがかなりの頻度で出てきてしまったため、次第に使わなくなってしまったわけです。
ただ、「パーソナライズ機能」が追加されたことにより、これからはそういうこともなくなってくるのではないかと期待が出来そうです。
アプリ内で検索したキーワードをもとに、ユーザーが興味を持ちそうな情報をアプリトップ画面でお勧めしていきます。また、追加された情報は、不要であれば端末をシェイクすることで非表示にできるため、常に移り変わるユーザーの興味を反映できます。
引用:
Yahoo! JAPAN、検索アプリ「SmartSearch」ver2.0を公開 iPad版にも新たに対応 / プレスルーム - ヤフー株式会社
先ずは使ってみてください。
自分に合うかは使って判断する
批判的な意見が少し多くなってしまいましたが、私が「検索」に求めるものが違うというだけの話ですし、SmartSearchがとても興味深い、使ってみて面白いと思えるアプリであることは間違いありません。
皆様、是非使ってみてください!