※ 2014/01/03 : Yahoo!カテゴリさんからリプライいただきました。いただいた情報を追記しています。
既に閉鎖されていました
2014年12月31日をもってサービスを終了することを発表していたアメリカ版Yahoo!ディレクトリですが、既に閉鎖され、アクセスを行うと「Yahoo!スモールビジネス」にリダイレクトされるようになっています。
調べてみると、どうやら2014年12月27日には閉鎖されていたようです。
Yahoo! Directory が一足早く閉鎖、Yahoo! Small Business ロゴへ ::SEM R (#SEMR)
米Yahoo!ディレクトリは閉鎖となりましたが、日本のYahoo!カテゴリについては引き続き運営されることになっています。
(日本版Yahoo!カテゴリは、現在ははJWord株式会社が管理している、総代理店として提供している形になっています。)
【追記】
Yahoo!カテゴリさんからリプライいただきました。
「Yahoo!ビジネスエクスプレス」のみ、JWord社に業務委託をしているとのことです。
取り上げていただきありがとうございます。一つだけお話しさせてください。「Yahoo!カテゴリ」はYahoo! JAPANで運営をしております。商用サイト審査サービスの「Yahoo!ビジネスエクスプレス」についてのみJWord社に業務委託をしております。 RT @kshikida
— Yahoo!カテゴリ (@YahooCategoryJP) 2015, 1月 3
【Yahoo!】日本のYahoo!カテゴリはまだ終わらないのに - 検索サポーター
昔はYahoo!カテゴリにクライアントのサイトをこぞって登録したものでした。
ですが今は集客メディアとしても、被リンク(SEO効果)としても、ほぼ効果はない状態です。
Yahoo!の検索エンジンはGoogleを採用する以前はYahoo!独自のロジック、アルゴリズムを採用していましたし、Yahoo!カテゴリ登録を行っている企業、サイトのほうが検索結果で優先されるのでは?という噂もありました。
また、以前は「Yahoo!のお墨付き」という信用、Yahoo!のオーソリティが大きかったことも登録する要因となっていました。
そこまでの価値が見出せない今、Yahoo!カテゴリはどうなるのでしょうか?
有料ディレクトリの価値がなくなっています。
色々な試みを行っているが
現在、Yahoo!カテゴリは「リアルタイム検索」との連携など、Yahoo!カテゴリをなるべく使ってもらう、価値を上げようと色々な試みを行っています。
【Yahoo!】Yahoo!カテゴリが「リアルタイム検索」との連携を開始 - 検索サポーター
以前のエントリーには公式アカウントよりリプライもいただきました。
メディアとしてあるべき姿としてはおっしゃるとおりだと考えます。ご意見を取り入れて改善したいと思います。ありがとうございました。 RT @kshikida はてなブログに投稿しました http://t.co/fDfYTuionB … pic.twitter.com/cXfLdmFEUa
— Yahoo!カテゴリ (@YahooCategoryJP) 2014, 11月 10
ただ「登録するだけの被リンク名簿サイト」には、今は全く価値がありません。
集客も期待出来ないサイト、SEOの価値もない被リンクにお金を払う時代ではないのです。
良質なコンテンツが求められるらこそ
コンテンツSEOが見直されている、重要視されている今だからこそ、これまでのノウハウを生かしたYahoo!ならではのアドバイス(コンサルタント)を行うなどの付加価値をつけることが望ましいと考えます。
Yahoo!カテゴリに登録しているクライアントが望んでいること、目的はあくまで「集客」です。
サイトに人を集める工夫も大事ですが、クライアントの目的である「モチベーションが高いユーザーを集客する」というコンバージョンを適えるために施策を考え、工夫することのほうが優先度が高い、今やるべきことではないのかと私は考えます。
また、サービスを作る側、コンテンツを提供する側の私達も「どこからリンクを貼ってもらえるか」を考えるより、いかにユーザーに有用な情報を提供するかを、「良質なコンテンツ」を提供することに力を注ぎましょう。
そうすれば有料被リンクではない自然な被リンクが集まりますし、「モチベーションが高いユーザーを集める」ことにもなります。
※ 関連エントリー
【SEO】「良いコンテンツ」「品質の高いコンテンツ」の3つの条件 - 検索サポーター