人工(検索)知能みたいなもの?
私が毎日チェックしているサイト『TechCrunch』に、Microsoftの検索エンジンBingがユーザのこれまでのクエリを参考に検索を行う、検索が会話的になるというエントリー「Microsoftの検索エンジンBingが質問の文脈を記憶して会話のような検索が可能に - TechCrunch」がアップされていました。
会話的に質問し、答えを返すのであれば今ならSiriで実現されてはいますが、今回のBingの試みでは、過去の質問(クエリ)が蓄積されることで質問の答えだけを返すのではなく、関連した質問についても答えを返してくれることになるようです。
人口(検索)知能とでも言いましょうか、一方的な質問ではなく、コンピューターと対話するわけですね。
Microsoftが今日(米国時間8/13)から、そのデスクトップ用検索エンジンBingに、パーソナルアシスタントCortanaの知能を持ち込んで、ユーザのこれまでのクェリを参考にしながら今のクェリへの情報を与える。文脈に即した情報を与えるので、検索が会話的になり、ちょうど、友だちとチャットしているときに、前の質問の関連質問をするような感じになる。
引用:
目下の課題は「どれだけユーザーの求める回答を返せるか」です。
いくら会話形式、過去のクエリを記録できたとしてもユーザーの求める回答を返せない限りは今のGoogleの牙城を崩すことは出来ません。
逆に言えばそれが出来ればいつでも逆転可能であるので、今回の試みはその偉大なる第一歩なのだと期待してみましょう!
どうでもいい妄想ですが・・・
ドラえもんが実現可能に
Bingに文脈知を持ち込もうとするMicrosoftの取り組みは、賞賛に値する。それによってコンピュータとの対話が、現実世界の対話に近いものになるだろう。一つの主題に関して一連の複数のクェリを投ずる、という検索が楽にできるようになり、短い単純な質問で単純な答が得られる。こんな対話システムがこれからますます成熟していけば、検索エンジンやそのほかのソフトウェアが、エンドユーザとさらに複雑な会話をできるようになるだろう。
引用:
今でこそ検索エンジンは質問の答えとして最適であると思われるWebページを順位付けして回答として返すのですが、前述のSiriはWebページだけでなくアプリなども含めて回答として返します。
OSと言っても過言ではないくらいの動きを行います。
今回のBingの検索機能が更に機能が強化され、Siriのようにスマートフォンデバイスにインストールされる、いや、ソフトバンクのPepperのようなロボットデバイスにインストールされるようになることも今後は考えられます。
・・・ここまで来ると(道具を出せない)ドラえもんぐらいなら実現可能なところまで来たと言えるのではないでしょうか?
想像が止まらなくてわくわくしちゃいますね!(笑)