Facebookの投稿ルール 4:4:2の法則
私が毎日チェックしているサイト『Web担(Web担当者Forum)』に、「Facebookの投稿ルール 4:4:2の法則とは? 利用者をファンに変えるワイモバイルのソーシャル活用 | 企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場 | Web担当者Forum」というエントリーがアップされていました。
エントリーの内容はY!mobile(ワイモバイル)ではFacebookの投稿ルールとして、会社が伝えたいことを投稿するだけでなく、ユーザーが楽しんで見てもらうことで会社のファンになってもらうことを目指していること、また、投稿のカテゴリの話題の割合としては、4:4:2(関係のない話題が4、少し関連する話題が4、サービスや事業のお知らせが2)という割合を意識して投稿しているということが書かれていました。
元エントリーはFacebookでの話ですが、投稿カテゴリの割合についてはブログにも言えることだと考え、情報共有と共に私なりに考察をしてみたいと思います。
作戦によって割合が変わる
私は投稿カテゴリの割合を決める最大の要因は「作戦(戦略)による」と考えます。
お知らせの割合を低めにしているのは、お知らせが多いとユーザーからの反応が下がってしまい、結果としてお客様とのコミュニケーションをするという作戦から外れてしまうからです。
引用:
Facebookの投稿ルール 4:4:2の法則とは? 利用者をファンに変えるワイモバイルのソーシャル活用 | 企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場 | Web担当者Forum
ワイモバイルの場合、Facebookは「コミュニケーション」の場と捉えており、コミュニケーションを取ってファンを増やす場所ではお知らせ(宣伝)は似つかわしくないと判断し、割合も少なくしているようです。
実際、宣伝ばかりつぶやくアカウントはFacebookに限らず、Twitterでもフォローをしようとは思いませんよね(そう思うのは私だけ?)。
コミュニケーション(正確に言えばファンを増やすこと)が作戦なため、関係ない話題を4割にしているというのは納得出来るところです。
逆にその他の割合は6割であり、これは関係ない話の割合が増えすぎてワイモバイルというアカウントの意義、権威を潰してしまわないようにすることも考えられた上での割合(ブランディングも含まれた上での割合)なのだと考えられます。
しかし、この話題の割合というのは・・・何だか私の好きなサッカーのフォーメーションに似ています(笑)
作戦を立てて最適な割合を探る
同じことがブログにも言えると思います。
とにかく成約(コンバージョン)に繋げるため、全てサービスや事業のお知らせ(宣伝)にしてしまうと、読者は永続して読みたいとは思いません。
(例えばアフィリエイトやSNSのシェアなど、とにかく目的を達成させようと押し付けがましくすることなども。)
また、コミュニケーションが取れれば他は構わないとなってしまうと、ただの暇つぶしにになってしまい、その暇つぶしですら、いつかは飽きが来てしまうでしょう。
(最初からブログは「コミュニケーションのためだけのもの」と目的を決めているのならそれはそれでアリですが。)
大切なのは自分のブログでは何が目的(コンバージョン)で、そのためにどんな作戦を立てるのか、また、その作戦に合ったエントリーの割合は何なのかをしっかり考えて実行することだと私は思います。
もちろん一つの方法に拘らず、臨機応変に作戦を変えていく(フォーメーションを変えていく)ことも大切なことです。
(最近、私もこの視点が不足しているなと思い、自戒を込めてエントリーしてみました。)
元エントリーで書かれている4-4-2は、サッカーのフォーメーションでもスタンダードであるように、Facebookやブログなどのメディアでもスタンダードな割合となりそうだなと感じたところです。
でも、個人的に究極を目指すなら、一つ一つのエントリーが全ての役割を担うヨハン・クライフの提唱する全員攻撃全員守備、「トータルフットボール」を目指したいところです!(笑)
(・・・オチもサッカーネタになってしまいました。すみません。)