情報を共有しようと思ってやったことが
昨日の朝方、私はYahoo!メールの不具合についてのエントリーをアップしました。
【Yahoo!】Yahoo!メールの不具合はハードウェア障害が原因 - 検索サポーターのアンテナ
結構大きな事象、もっとニュースになってもいい話題だと思うのですが、既存メディアもあまり報じていない、ピックアップしていなかったこともありましたので、共有も兼ねて当ブログでエントリーを行いました。
正直に言いますと、眠気と戦いながらエントリーを行ったので、いつもよりは文章も練られておらず、そのためブックマークはもちろん、SNSでのシェアもいつものエントリーと比べると少ない数に留まっていました。
ただ、予想に反したことが一つ起こりました。
それはこのエントリーの検索流入が今までのどのエントリーよりも多い、過去最高の流入数を叩き出したことでした。
Yahoo!メール全ユーザー(約5000万ID)のうち、最大で約8%のユーザー(約400万ID)にアクセスできない状況、かつ、約8%のユーザーの中でもアクティブユーザーとなると、もっと少なくなると予想していたので、こんなにも多くの人が検索をかけて流入してくる(しかも下部ではありますが、検索順位も1ページ目に表示されている)とは思いもよりませんでした。
検索最上位は公式に譲るとしても、もっと検索上位に表示されていたら、更に桁違いに流入があったでしょうね。
(当ブログよりも上位表示されているブログの流入は、凄いことになっていると思われます。)
やはりリアルタイムで話題になっていることをブログで取り上げると、如実に検索流入として表れるということを実感した出来事でした。
更に追記。
最新情報を提供しようと追記してみたら
さて、肝心のYahoo!メールの復旧についてですが、10月3日中に復旧ということでしたが、3日の22時45分に「本日の復旧は無理で、早ければ明日(4日)明け方に再開」というアナウンスが公式になされました。
そこで、検索流入してくる人達に最新情報を提供しようと思い、当ブログもすぐにその旨を追記してアップを行ったのですが、暫くは検索順位も落ち、検索流入も急激に減る結果となってしまいました。
ただ、アップを行ったのは23時以降であることを鑑みれば、時間的にもネットをやっている人は必然的に少なくなっていく時間ですし、検索順位もエントリーに追記した内容をGoogleが再度インデックスしてくれればまた戻ってくる、上がるであろうと考えての行動でした。
と、これを書いているたった今、検索順位を確認してみたところ、下部とはいえいくつかのワードで1ページ目に戻ってきていました。
よって、流入が激減した理由は単純に夜も遅い時間となり、ネットをしている人が少なくなったからと結論付けられそうです。
【追記】
先ほど、Yahoo!メールが復旧を再開したことについて再追記、最新情報を記載しました(^^)。
ユーザーは何が欲しいのかな?
「ユーザーに有益な情報を提供すること」が最高のSEO施策
よく、検索順位を上位に上げるためのSEOの方法は?という質問を受けます。
もちろん、内部のテクニカルな方法はいくつかあり(HTMLのコーディングやユーザビリティを上げるようなカテゴリ分け、外部リンクのリンク切れチェック・・・etc)はいくつかあり、それを行うことで検索順位は上がりますが、何よりも大切なのは「ユーザーに有益な情報を提供すること」を考えたコンテンツを作成することです。
検索から流入してくるユーザーは検索する事柄について疑問を持っていたり、検索する事柄についての情報が欲しいからこそ検索をかけ、流入してくるわけです。
ユーザーが情報を見やすいようにすることも大切ですが、論理的に考えてみると、ユーザーのニーズを満たすことが出来ないページが検索で上位に表示されるなんてことはないのだと納得していただけると思います。
来週にはペンギンアップデート3.0を開始するとGoogleは発表しました。
【Google】ペンギンアップデート3.0を来週にも実施 - 検索サポーターのアンテナ
とにかく被リンクを質よりも量で集めて勝負していたページが、このアップデートによって検索順位が落ちることが予想されます。
穿った方法の(はっきり言ってしまえばスパムの)外部SEO対策でお金も暇も使うよりも、中身のあるコンテンツをコツコツと作成していくことのほうが前向きですし、そちらを目指すことこそが最高のSEO施策であると私は考えます。