キュレーションサービス真っ盛り
「キュレーションサービス」といえば、今はTVCMの影響からグノシーやスマートニュースを想起する人が多いのではないでしょうか?
そのキュレーションサービスについて、Google、そしてYahoo!もついに本格的に参入を行うようです。
先日からiOS版のアプリの提供が開始されています。
・Google Play ニューススタンド
・Yahoo! Sonomy
「Google Play ニューススタンド」については、以前よりAndroid版がリリースされていましたが、今回はiOS版のリリースです。
ライバルのフォーマット上というところに「本気度」が伺えます。
(普及率を鑑みれば「無視できない」存在ですしね。)
ちなみに「Yahoo! Sonomy」はiOS版のみでの提供となっています。
(2014年9月26日現在)
どっちを使う?それとも両方?
実際に使ってみて
両方ともまだ使って間もないので(昨日ダウンロードしたばかり)、まだ何ともいえませんが、「ニューススタンド」のほうはカテゴリーがとても多く、入ってくるニュースも多義に渡るのですが、今のところ海外のニュースがかなりを占めています。
(使えば使うほど最適化されるでしょうから、次第に減っていくとは思いますが。)
「Sonomy」のほうはネット上で多くの人が言及している通り、「Google Now」にかなり似通っています。
(Google Now:現在地の天気予報や通勤路の交通情報などを教えてくれるサービス)
まあ、こちらも使えば使うほど最適化されるでしょうから、暫く使ってみないと評価は出来ないかなと。
暇な時間の奪い合い
ソーシャルゲーム然り、キュレーションサービスなどは「暇な時間の奪い合い」な側面もあるので、「手軽で」「すぐに」「分かりやすい」ことが求められます。
(始める前に説明をしないといけない時点で、ハードルが高すぎて負けてしまいます。)
使えば使うほど最適化されると分かっていても、最適化されるまでに時間がかかるとユーザーは離れていく、使わなくなってしまうでしょう。
TVCMで多くのダウンロード数を獲得したからといっても、永続的に使っているユーザー(アクティブユーザー)がその内のどのくらいの数なのか?
むしろそちらのほうが大切ですし、ユーザーをなかなか放さない仕組み、システムを作ることこそがサービスの成功だと言えます。
(そういう意味では、パズドラがここまで長続きするとは私は思いませんでした。予想外でした。)
近い将来に「若者のキュレーション離れ」という単語がメディアで喧伝されないことを祈りつつ、私はよい方向に向かうと予想して、暫くサービスを使ってみようと思った次第です。