Facebookの広告ってどうやって出稿するの?
エントリー自体はかなり前のエントリーなのですが、『MarkeZine』の「WebマーケティングにFacebookを使おう!【4】 Facebookに広告を掲載する方法 (1/1):MarkeZine(マーケジン)」というエントリーで、Facebookに広告を掲載する方法が紹介されていました。
(はてなブックマークの新着エントリーに上がってきていたので、知ることが出来ました。)
初心者Webマーケター向けとあるように、全く知識がない人でもとても分かりやすく書かれたエントリーでしたので共有と共に、私が以前の職場でFacebook広告を行った経験、雑感を含めてまとめたいと思います。
※ WebマーケティングにFacebookを使おう!【4】Facebookに広告を掲載する方法
http://markezine.jp/article/detail/14497/
「Facebook広告」と「スポンサー記事」
そもそもFacebookで広告を出す際にコンバージョンするところ、何を成果とするのかを決めておかないといけません。
商材の申し込み、購入などの場合は「Facebook広告」で出稿します。
(リスティングと同じようなものと考えていただければ分かりやすいと思います。)
いいね!やシェアの増加、どちらかというとブランディングを目指す(ファンを増やす)なら「スポンサー記事」の掲載です。
どちらの広告も「価格設定、日程」などの設定ができます。
また、リスティングは検索キーワードとマッチングした広告が表示されるのですが、Facebookはユーザーがプロフィールを詳細に入力するので広告ターゲットを詳細に絞り込むことができます。
これだけを聞くとFacebookのほうがリスティングよりコンバージョン出来る、獲得率も高いのでは?と思うのではないでしょうか。
・・・私が過去に携わった場合で言えば、実はFacebook広告のほうが獲得率が低い結果となりました。
(もちろんFacebookのほうが高い事例もあるでしょう。私の運用が悪かったと言えばそれまでですが。)
それはリスティングと違い、Facebookは受動的な広告だということが関係していると言えそうです。
リスティングは目的を持って検索をかけてくるユーザーにリーチするのですが、Facebookはそうではない、大雑把に言ってしまうとログインしたときに表示されるだけなので、いくらターゲット指定をしてもユーザーにその気がなければ広告なんて邪魔なだけなことが多いのです。
(自分自身に置き換えて考えると分かりますよね。Facebookはコミュニケーションを取るツール、広告を見るためにログインしているわけではないので、そこで広告を表示されても押さないどころか、ウザいって思っちゃうことのほうが多いですよね。)
そこで私は、スポンサー記事に切り替えてファンを集めることにシフト、目的を変更しました。
こちらのほうがうまくいきました。
SEOに近い、広告というよりはコンテンツの提供と考えたことが功を奏したのでしょう。
いいね!やシェアが行われ、Facebookのファンが増える結果となりました。
・・・ただ、これは「宣伝のみ」と割り切らないといけないくらいに、この施策でコンバージョンを出そうとすることはかなり難しいと言えます。
どう運用するか?何を成果とするか?
「Facebook広告」と「スポンサー記事」、どちらを運用するか?
いや、そもそもFacebookに広告出稿を行う意味はあるのか?
予算は無限ではありませんし、出稿するからには結果を出さないといけません。
「何を成果とするのか」
これをしっかり決めてからFacebook広告を行うことを私はお勧めします。
【追記:関連エントリー】
高エンゲージメントを獲得したFIFAワールドカップ関連投稿ネタ×6 +Facebook最新アップデート情報:そのまま会議に出せる!Facebookネタ | Web担当者Forum
Facebookの活用事例が掲載されていますので熟読して参考にしたいところです。