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【検索】米Yahoo!と米Googleが提携し、検索情報を提供へ

検索エンジンの精度が上がる?

『AdverTimes(アドタイ)』のエントリー「流入獲得コストの急増重く 米ヤフー、グーグルと検索で提携 #販促会議 | AdverTimes(アドタイ)」にて、米Yahoo!が米Googleの検索サービスの提供を受けることに合意したことが報じられていました。

 

今後はGoogleもYahoo!に検索結果と検索連動型広告を提供することで、デスクトップとモバイル端末のどちらにも表示できるようになるとのことです。

 

また、今回の契約の期限は2018年までであり、米Yahoo!は米マイクロソフト(MS)の検索サービス「Bing(ビング)」との提携も並行して2020年まで継続するとのことです。


この提携によって、米Yahoo!は検索サービスからより多くの広告収入を得られることになると言えます。

 

この提携はYahoo!が生き残るための手段としてGoogleと共存共栄を望んだとも考えられますし、検索情報を提供することでYahoo!もGoogleも更に検索エンジンの精度が上がることに繋がるとも考えられます。

 

ユーザーにとってはとてもよいことが待っているのではないかと期待しちゃいますね。

 

(ただ、提携することで検索エンジンのアルゴリズムも共有するため、独自の検索評価ではなくなる、検索結果が画一化してしまうという弊害もありますけれども。)

 

あなたはどの検索エンジンを使っていますか?

あなたはどの検索エンジンを使っていますか?

 

日本はまだまだYahoo!が使われています

Yahoo!のアメリカでのシェアは今年8月で12.7%であり、グーグルの64%に比べると大きな差がついています。

 

日本も今ではGoogleが半数以上のシェアを占めているのですが、以前はYahoo!の方がほぼ全てのシェアを握っていました。

 

(今は日本でのYahoo!のシェアは3~4割ほどだと言われています。)

 

それでも日本は世界的に珍しい、Yahoo!のシェアが高い国であり、検索エンジンとしての先駆者のアドバンテージがまだまだあるのだとも言えますね。

 

ただ、ご存じのように日本のYahoo!は既にGoogleの検索アルゴリズムを採用していますので、日本でも今回の提携が採用されたとしても、検索結果が大幅に変わることはあまりなさそうです。

 

(前述のようにYahoo!でもGoogleの検索連動型広告が表示されることになる、ということくらいの変化かもしれませんね。)

 

検索エンジンを使うユーザー側の視点から見れば、GoogleとYahoo!ではユーザー層は違っていますので、同じ検索アルゴリズムであっても検索されるキーワード、ボリュームは違ってはきますけれども。

 

(Googleは「技術や論理に関するキーワード」で検索される傾向であり、Yahoo!は「事象に関するキーワード」で検索される傾向が強いです。)

 

【SEO、SEM】GoogleとYahoo!の最大の違いは「興味対象が違う」こと - 検索サポーター

 

 

サジェスト汚染もウザいですよね。

サジェスト汚染もウザいですよね。

 

サジェスト汚染の洗浄を採用して欲しい

個人的な意見を言うならば、Yahoo!検索にはGoogleのサジェスト汚染の対応(洗浄)のアルゴリズムを是非とも適用して欲しいところです。

 

残念ながらYahoo!検索はサジェスト汚染の洗浄がとても遅いだけでなく野放し状態なことも多く、洗浄してもしばらくすればまた汚されるといういたちごっこ状態が長年続いています。

 

【SEO、SEM】Yahoo!が再度サジェスト検索(虫眼鏡SEO)を洗浄しましたが、根本的な解決にはまだ至らず - 検索サポーター

 


つい先日、Googleはスパムが多いクエリだけを対象にしたハッキング対策アルゴリズム(検索結果排除フィルタ)を適用していることを発表しました。

 

現在はYahoo!検索もこのハッキング対策アルゴリズムを適用しています。

 

同様にGoogleのサジェスト対策アルゴリズムも是非適用して欲しいと私は願っています。

 

スパムを仕掛ける業者がのさばり続けるということは、検索の公平性を保つことが出来ないだけでなく、一般ユーザーが呆れて離れていってしまうリスクにしかならないですからね。

 

【SEO】ハッキング対策アルゴリズム(排除フィルタ)は、サジェスト汚染の「儲かる系キーワード」を対象にするか? - 検索サポーター

 

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