検索品質評価ガイドラインの改定
Googleの「検索品質評価ガイドライン」が改定されました。
Googleは検索結果の品質を外部の評価者に評価させるためにマニュアルを配布しているそうですが、実際に利用していると思われる本物の品質評価ガイドライン(発行日は2014年3月31日)が流出したそうです。
元記事:
Google Rewrites Quality Rating Guide - What SEOs Need to Know - The SEM Post
E-A-T!! E-A-T!!
そこで今回、高品質なサイトやページに必要な要素として「E-A-T」なるものが新たな評価要素としてガイドラインに加わっているそうです。
160ページもあるのでまだほとんど読めていませんが、v5で新たに加わった品質評価項目の「E-A-T」を取り上げます。
v4.xではYMYLが注目すべき新規項目でした。
v5.0では「E-A-T」です。
「E-A-T」とは以下の3要素の頭文字をとったものです。
・Expertise
・Authoritativeness
・Trustworthiness日本語では順に、「専門性・権威性・信頼性」となるでしょうか(“expertise”は「専門知識」と一般的には訳されますが、残りの2つに合わせてここでは「専門性」と置き換えました。)
引用:
・・・「E-A-T」?
恐らく自分を含め、ほとんどの人はその言葉から概念みたいなものはなんとなく感じ取ったのではないでしょうか?
「E-A-T」の詳しい説明(日本語訳)は元記事の「Googleの検索品質評価ガイドラインが大幅改定、高品質サイトに求められるのは「E-A-T」 | 海外SEO情報ブログ」に任せるとして、「E-A-T」を備えたサイト・コンテンツとはどういうものであるか考えてみたいと思います。
著者を評価することになりそう
「専門性」「権威性」「信頼性」を評価するということを言葉通りに受け取って考えてみます。
先ず専門性。
これはそのサイトがどれだけ専門的なことが書かれているか、ジャンルがしっかり絞り込まれているサイトなのかを評価することだと考えます。
次に権威性。
これはそのサイトの著者の権威、いわゆるオーサーランクそのものと同義ではないかと考えます。
最後に信頼性。
これはそのサイト、及びコンテンツがいかに信頼できる情報を発信しているか、ユーザーを騙すようなことをしていないか、誠実で真摯なサイト作りをしているかを評価すると考えます(権威性ともかなり関係しますね)。
上記のように考えると、専門性、信頼性は以前より評価の指標であると言われて来ました。
権威性、オーサーランクもまだ今は評価はされてはいませんが、今後は評価されることになるであろうことはGoogleのみならず色々なところで議論されていました。
今回、「E-A-T」が正式なガイドラインに組み込まれたということは、Googleが今後は権威性、オーサーランクを重要視するということを明言しているといっても過言ではないと考えます。
著者の権威を上げるためなのはもちろんですが、誠実で真摯なサイト作りを行うことはユーザーが最も求めるところでもあり、また「検索」においても上位表示を行うことに繋がると断言出来ると私は考えます。