ウザいリファラ(リファラー)スパムともおさらば
Googleアナリティクスユーザーに朗報です。
今まで手間をかけて行っていたリファラ除外のフィルタ設定を、もうユーザー側で行わなくて済むことになりそうです!
ほとんどのGoogleアナリティクスユーザーは、現在進行形でリファラスパム(リファラースパムとも言います)に悩まされているのではないでしょうか。
(私も悩んでいます。当ブログはもちろん、私が管理しているサイトに軒並みやって来てリファラを汚していきます。特にここ最近はfloating-share-buttons.comというドメインが各地でリファラを汚していますね。)
リファラスパムが来るたびに「またロシアから汚しに来やがった(怒)。手間をかけさせやがって(怒)」と、愚痴りながらフィルタ設定を行っているのですが、懲りずに新しいURL、検索ワードでまたリファラを汚していくので完全にいたちごっことなっていました。
そんなリファラスパム対策(フィルタ設定)ですが、Google側もこの問題を認識していて、現在この問題を解決するために取り組んでいるということが『Web担当Forum』のエントリー「知っていて当然!? meta descriptionタグとスニペットの密接な関係 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「Googleアナリティクスのリファラースパム問題にグーグルが対応中」で報じられていました。
この機能が導入されれば、今までGoogleアナリティクスユーザーが手間をかけて行っていたフィルタ設定を行わなくて済むことになります。
アクセス解析のデータがリファラスパムで汚れることがなくなるのです。
やったね!
汚れを落とそう!
実際にアクセス、その前に確認を
グーグルが考えているのは、Googleアナリティクス全体での対処とのことで、新たなURLのリファラースパムが登場したとしても、Googleアナリティクス側で対応するらしい。つまりサイト管理者は何か設定を修正する必要はなさそうだ。
具体的な導入時期に関しては言及しなかったとのことであるが、一刻も早い導入が待たれる。
引用:
知っていて当然!? meta descriptionタグとスニペットの密接な関係 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
具体的な導入時期が決まっていないので、それまでは従来通りフィルタ設定を行わないといけません。
※ フィルタ設定を行う際は、是非、当ブログのエントリーをご参考にしてください。過去に記録されたリファラスパムのドメインも記録しています。
【アクセス解析】リファラスパムの対策及びフィルタ設定について(除外リスト随時更新) - 検索サポーター
また、Googleアナリティクスでリファラスパムで汚すことが出来なくなったとなると、今度は別のアクセス解析ツールを狙ってくることも考えられます。
もし、アクセスログに見慣れないリファラが記録されていましたら、アクセスする前に、先ずは下記のサービスから確認を行ってみてください。
(どちらも無料で使えます。)
gred|安全なサイトはgreen、危険なサイトはredでお知らせ。無料のWeb安全チェックサービスといえばグレッド!
サイトの画面やその他サイト情報も表示されますので、しっかり確認を行いましょう。
見たくないサイトはフィルタリング。
サイトを「見ないようにする」
スパムを行う輩の目的は「該当のサイトにアクセス」させることなので、少しでも怪しいと感じたならアクセスしないようにしましょう。
リファラスパムはウィルス感染やアクセス数の水増し、アフィリエイトのリンクを踏ませる(クッキーを残す)ことを主な目的としていますので「アクセスしない」ことが一番の対処法なのです。
また、そもそもアクセス出来ないようにしてしまう(見えないようにしてしまう)、フィルタリングソフトを使ってブロックしてしまうのも一つの方法です。
Chromeブラウザの拡張機能もありますので利用してみてください。
(スパムに限らず「普通に見たくないサイト」を登録するのもよいでしょう。)
3分LifeHacking:目的別:見たくないサイトをブロックできるChrome拡張機能5選 (1/3) - ITmedia エンタープライズ
リファラスパムの除外機能がGoogleアナリティクスに導入されるまでは、自分に合った方法でリファラスパムを撃退しましょう!