リンクの信頼度が下がる?
私が毎日チェックしているサイト「海外SEO情報ブログ - 海外のSEO対策で極めるアクセスアップ術」に、気になる記事『リンクが修正されるとGoogleはそのリンクを以前ほど信頼しなくなる | 海外SEO情報ブログ』がアップされていました。
リンクが修正されると、Googleによる信頼度(トラスト)が減少するかもしれないそうです。
元ブラジルのGoogle社員、Pedro Dias(ペドロ・ディアス)氏がTwitterで発言しました。
引用:
Googleの公式な発言ではないですが、元社員の発言ということもあり、信憑性はかなり高い情報だと思われます。
もっとも理由はどうであれ、一般のサイト管理者が日々の運用で気にすることではありませんね。
ディアス氏が「心配しなくていい」と付け足しているとおりです。
リンクのアンカーテキストを1個、2個変えたからといってそれが、目に見える形で即座にマイナスな影響を起こすとは思えません。
引用:
推測の域を出ませんが、私も鈴木さんの仰る通り、目に見える形で即座に影響が出るとは思えません。
なぜリンクの信頼度が落ちるのか?
じゃあなぜリンクが修正されると、そのリンクの信頼度が落ちるのでしょうか?
逆に言えば、しょっちゅうリンクを修正するサイトのコンテンツにまともなものがあるか?正確な情報を提供しているのか?と考えるといいのではないかと思います。
コンテンツにリンクを張るときはどのようなときでしょうか?
例えばこのページに限って言えば「元の情報源はここですよ」という案内の意味でリンクを張っています。
他の場合で考えても、例えばお問い合わせフォームへ案内するためであったり、その他の補足情報をシェアするためであったりと色々な状況、意味が考えられると思います。
では、そのリンクが変わるときというのはどのような場合でしょうか?
飛び先のURLを間違えたための修正や、もっとよいページがあった(作った)のでそちらに変えるためなどが考えられますが、果たしてそれは何度も何度もあることでしょうか?
頻度はもちろん、そこにユーザーを「騙す」「欺く」という意図が感じ取られたら、Googleはリンクの信頼度を落とすという処置を施すのだと私は考えます。
信頼されるのが一番!
信頼度が減るといっても、必ずしも悪いとかネガティブだということではない。特に、評判がいいサイトならなおさらだ。
引用:
検索エンジンは日を追うごとに正確性(スパム判定など)を増してきています。
それに伴い、リンクの評価も正確性を増してきているといえるでしょう。
(昔に比べるとリンクファームやワードサラダのページは明らかに検索結果に引っかかることがなくなってきました。)
真摯で誠実な情報提供、コンテンツ作りをすることこそが最良であり、それこそが最良のSEOであると私は考えます。
【追記】
同じ題材について論じている記事です。
リンクの修正と Google が与える信頼性評価の話::SEM R (#SEMR)