「気になる」や「今すぐ知りたい」を
『Google Japan Blog』のエントリー「Google Japan Blog: 「気になる」や「今すぐ知りたい」をGoogle 検索で」に、Google検索にて最近追加され、より便利になった機能について紹介が行われていました。
国語辞典としての機能や、サッカーの試合結果、映画館の場所に加えて上映している作品、上映時間の情報などが表示されるようになったとのことです。
とても有用な情報かつ、特に最後の映画館の情報についてはローカルSEOが大いに関係する事項なのでご紹介します。
OK、Google!
国語辞典としての機能
メールを書いている途中に、「制作費」と「製作費」は、どちらを使えばいいか迷うことはありませんか? そんな時は [ 制作 意味 ] と検索するだけで、芸術作品なら「制作」でいいことがすぐに分かります。また [ せいさく 意味 ] とひらがなで検索すれば同音異義語が一覧で表示されます。[ きかん ]、[ さんか ] など、ふと気になった時にご活用ください。これらの結果は、岩波 国語辞典 第7版 新版 を使用しています。
引用:
メールを書いている途中に、正しい漢字を使うべくGoogle検索をかける。
あるあるですね。私もすぐにGoogle検索を行います。
(テキストエディタの辞書ツールもよく使いますが。)
まだネットがなかった時代、作文を書くときは傍らに辞書を置き、分からないときは都度引いていたことを思い出します。
今はネットがあるのですぐに調べることが出来、とても便利になりましたが、それが仇となっているのか自分でもびっくりするぐらいに漢字を忘れてしまっています・・・
むしろ最近のネット上の文章は「難しい漢字はあえて使わない」傾向にあるなと感じていますので、無理をして漢字を使わなくてもいいのかもしれないですね。
(読みやすさ、ユーザビリティを考えると、それも正解ではあります。)
日本も世界なんですよ。
サッカーの試合結果、試合スケジュールの確認
サッカー好きなら、アジアチャンピオンズリーグでの日本勢の活躍が気になりますね。そんな時は [ ガンバ 試合結果 ] とデスクトップで検索したり、[ ガンバ勝った?] とGoogle アプリに聞いてみてください。結果はちゃんと録画を見て楽しみたいけれど、次の試合のスケジュールは知りたいときは[ ガンバ 次の試合 ] ですぐに確認することができます。また J2 チーム名で検索した場合も、わかりやすく結果を表示するようになりました。
引用:
J2チームの結果も表示されるようになったのは嬉しいですね。
私のようにJ2チームのサポーターにとってはとても有用な機能です。
(・・・ただ、私のようにコアなファンになると、既にスカパーに加入していて外出先でもオンデマンドで試合観戦をするので、あまり使うことはないのですが。)
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)は放映権の関係上、スカパーのJリーグパックには含まれませんし、ライトなユーザーにとってはとてもよい機能であることは間違いありませんね。
(ACLのために日テレジータスに加入しようか迷いましたが・・・仕事で儲かったら来年は加入します。むしろサッカー関連のサイトを作ることで「必要経費」にしてしまおうとも画策中。)
私としては是非、J3、JFLの試合結果も表示されるようになって欲しいものです。
映画も気軽に行く時代に。
映画館情報はローカルSEOが生きる
また以前から表示していた映画に関する検索結果も、さらに見やすくなりました。渋谷周辺で上映している映画を検索した場合に、これまでは地図上に映画館情報をまず表示していましたが、そのエリアで上映中の映画を一覧で見やすく表示するようになりました。
見たい映画を見つけたら、画像をタップします。すぐに上映されている映画館と上映時間を確認することができます。
引用:
映画館の情報については、ローカルSEOが大いに関係すると言えるでしょう。
今現在いる場所近くの映画館、上映作品、上映時間をスマホで検索する。
この機能によって「2、3時間ほどの空き時間を映画で潰す」という選択肢を容易に取ることが出来ます。
昔なら映画を見たいという気まぐれが起きたなら、映画館の窓口まで行って上映作品、上映時間を確認する、もしくはコンビニでタウン誌を読んで確認という手間が発生していました。
スマホの普及、ネット上の検索情報の充実によってこの手間がなくななりました。
以前に店舗型の商売、業務ではローカルSEOは必須であることを書きましたが、今後は映画館に限らず、多くの業務でローカルSEOは欠かせないと言っても過言ではありません。
【ローカルSEO】「近くの○○」検索が急増中 ユーザーを確実に取り込む作戦を取ろう! - 検索サポーター
ローカルSEOが更に進化すると・・・例えば居酒屋なら、その日の割引メニューが検索結果に表示されたり、例えば美容院ならその日に出勤している美容師さんが表示されたり、例えばフットサルコートなら空きコートや個人レッスンの募集人数などが表示されたり。
今はまだこういった機能はありませんが、今後はないとうこともない、むしろいつかはGoogleが実装することになると私は考えています。
最後に、「近くの」と検索するユーザーの傾向についてまとめたものを再度引用しておきます。
是非参考にして下さい。
- 50%はその日のうちにそのお店に訪問している
- 18%はその日のうちに購入している
- どのお店で食べるか決めていないときは、食べに行く30分前までは(どのお店にしようかを)検索して調べようとしない
- 若者の40%は、レストランの中でメニューの情報を調べる
あなたが実店舗を構えているなら、こうした「近くの」検索ユーザーを確実に取り込む作戦を練っておきたい。
引用:「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum