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【Google】モバイルフレンドリーを更に強化。モバイル対応サイトがなければモバイル検索順位は下落します

※ 2016/8/5:GoogleはAMP対応ページをモバイル検索の結果に表示するテストを実施しています。正式に採用されるかどうかはまだ未定であり、モバイル検索の検索評価にも今のところは影響しません。

モバイル検索順位が下落します

以前よりGoogleはモバイルフレンドリーを推進しており、つい最近では表示速度の改善(ロード時間の高速化)を図って、AMP(Accelerated Mobile Page)を導入しました。

 

そんな中、米Googleより2016年5月にモバイル検索アルゴリズムをアップデートする予定であることが発表されました。

 

その発表にはモバイルフレンドリーを強化することだけでなく、モバイル対応サイトがなければモバイル検索のランキングを一層低くする(検索順位が下落する)とも書かれています。

 

(今のところモバイル検索のみであり、PCなどのデスクトップデバイスからの検索には影響はなさそうです。)

 

Official Google Webmaster Central Blog: Continuing to make the web more mobile friendly

 

既にレスポンシブで対応しているサイトばかりだとは思いますが、もし、まだモバイル対応サイトを持っていない方はこれを機に是非モバイル対応を行うことをおススメします。

 

現在はモバイル(スマホ)ユーザーもかなり増え、スマホでサイトを閲覧することも珍しくありません。

 

モバイルユーザーには専用アプリを用意するという方法もありますが、一般サイトには現実的な話ではありませんし、ユーザーの利便性を考えるならモバイル対応はやって然るべきです。

 

スマホを見て悩んでいる男の写真

見にくいとやっぱり離脱しちゃいます。

 

今後はAMPもランキングシグナルになる?

今のところAMPページ対応は、モバイル検索ランキングの評価として使われていないことが発表されていますが、あくまで「現時点」ではという話であり、GoogleがAMPを推奨していることからも今後はAMPが検索順位に影響することになる可能性は高いと考えられます。

 

Google、AMPページ対応はランキングシグナルとして使用せず ::SEM R (#SEMR)

 

また、Googleは少し前にもモバイルアプリにてインタースティシャルを表示させると、モバイル検索順位が下落することも発表しています。

 

(インタースティシャルとは「該当のページを閲覧する前にインストールを促したり、強制的に広告を見せるバナーが画面いっぱいに表示される」ときによく使われる手法です。)

 

【Google】モバイル検索にてインタースティシャルはペナルティ対象となります - 検索サポーター

 

AMPについては私個人は「まだあわてるような時間じゃない」と思っていましたが、こうしてモバイルフレンドリーの強化が着々と進んでいることを鑑みると、そろそろ「やらなければいけない」ことになりそうですね…

 

当ブログのようなレンタルブログであれば、管理側(はてな側)で然るべき時にAMP対応してくれるのではないかと期待をして待っていられるのですが、独自ドメインでサーバを借りて運用しているサイトについては自分で対応を考えて実施しないといけません。

 

(WordPressなどのCMSであれば、AMP対応のプラグインがいつくかありますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。)

 

【追記】

GoogleはAMP対応ページをモバイル検索の結果に表示するテストを実施しています。

これが正式に採用されるかどうかはまだ未定であり、モバイル検索の検索評価にも今のところは影響しませんが、後々もそうなるとは限らない、むしろ検索評価にも影響するようになると私は予想しています。

 

【SEO】音声検索は文字入力検索に比べアクション系クエリが30倍多いことやAMPページ対応からモバイル検索を考える - 検索サポーター

 

 

ちなみにGoogleは自分のサイトがモバイルフレンドリーであるかをチェック出来るツール、モバイルフレンドリーテストも用意していますので、随時こちらでチェックを行ってみてください。

 

モバイル フレンドリー テスト

 

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために

 

 

スマホを眺めている男の写真

うまく生かしたコンテンツを提供しよう。

 

大切なのはコンテンツ

こうしたアルゴリズムの変更によって色々と対応するべきことが増えますが、一番大切なのは、あなたが集めたいと思っているユーザー(あなたのサイトのコンテンツを積極的に読むであろうユーザー)に合ったコンテンツを作成し、提供することです。

 

例えば、スマホで簡単に調べたい人に向けては「端的にまとめたコンテンツ」を提供するなど、工夫の仕方は色々とあります。

 

(SEOでは「文字数は多いほうがいい」ということがよく言われますが、決してそうではありません。詳細にも触れ、深い考察があればそれは確かに立派なコンテンツですが、スマホで検索するユーザーは「そこまで求めていない」傾向にありますし、むしろ関係が浅いことで文字数を増やすほうがSEOは弱くなります。)

 

そう考えることが出来、実践出来ていれば、どんなアルゴリズム更新が起こっても大幅に検索流入を減らすことはありませんし、むしろユーザーのためにうまく生かしてみよう(利用しよう)というスタンスでコンテンツを作れば、よい方向に向かうと私は考えています。

 

【SEO】アルゴリズム更新を追いかけるのではなく、うまく生かすコンテンツ作りを行おう - 検索サポーター

 

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