ペンギンがついにやってきます
米GoogleのGary Illyes氏は2014年10月2日、米国・ニューヨークで開催中のSMX Eastで、新しいペンギンアップデートを来週にも実施することを明らかにしました。
『SEMリサーチ』に「Google、新しいペンギンアップデート3.0を来週にも実施::SEM R (#SEMR)」という詳しいエントリーがアップされています。
既に先週から行われているパンダアップデート4.1が完了したというアナウンスがまだ行われていないこの状況下で、重ねてペンギンアップデート3.0が実施されるとなると、これはかなりの順位変動が起こるのではないのか?と、戦々恐々としている人も沢山いるのではないでしょうか。
(とはいえ、パンダアップデート4.1はあまり影響が出ていない、本当に行われているのか?と疑問符が浮かぶほどに影響を受けたという報告も上がってきていないのが実情ですが。)
【Google】パンダアップデート4.1が行われていますが特に問題なし - 検索サポーターのアンテナ
まさか先にペンギンの前にパンダがやってくるとは予想すらしていませんでしたが、ペンギンアップデート3.0は私の予想通り、10月に実施されることとなりました。
【Google】ペンギンアップデート3.0は年内に実施です - 検索サポーターのアンテナ
お・ま・た・せ。
【追記】
10月18日、ついにペンギンアップデート3.0が開始されたようです!
【Google】ペンギンアップデート3.0がついに開始か - 検索サポーターのアンテナ
どう対処すればいいか
では、私たちはどう対処すればいいでしょうか?
これもいつもと全く同じことを繰り返して言いますが、ウェブマスターツールにて「手動によるウェブスパム対策」を確認し、何かメッセージが来ていないかを毎日確認してください。
特にメッセージが来ていなければ、「何もしなくてよい」です。
(もし、手動ペナルティの警告メッセージが来ていたら・・・ウェブマスターツールで披リンクを調査して、怪しいと思われる被リンクを無効にしてもらうよう、Googleに再審査を依頼してください。)
※ 詳しい被リンクのチェック方法はこちらを参考にしてください。
(理想は毎日行うことがよいのですが・・・さすがに毎日はきついので、私は定期的、一週間に一度の割合で行っています。)
従来とは異なる視点での外部リンク調査 | ウェブクルーSEOブログ
今更慌てても・・・
変なことをやっていたら今更対処しても遅い
約1年ぶりのペンギンは、アルゴリズムを大きく書き換え、単なる更新以上の刷新になる予定。なお、今回のペンギンは多くのウェブマスターにとってうれしいものになるはずとのことだが、一方で、今から不正なリンクに nofollow を加えても遅すぎるとも述べている。
引用:
このブログを見ておられる方のほとんどが「不正なリンク」などやっていないでしょうが、もし、やっていたとしてももう遅すぎる、調べはとっくについているんだよ!とGoogle様は仰っています。
(とはいえ「捨てる」「ネガティブSEOの材料にする」という選択肢を取らないのであれば、今からでも対策はとっておいたほうがいいですけどね。)
また、「多くのウェブマスターにとってうれしいものになるはず」ということは、毎日しっかり管理している、コンテンツをしっかり作成している人にとっては検索順位が上昇するきっかけとなる、評価が上がることにもなるとも言えると私は考えます。
来週からは検索順位をじっくりとウォッチする日々になりそうです。
(何か動きがありましたら、またご報告します。)
【追記】
既にペナルティを受けたという呟きがTwitter上で散見されますが・・・
それはペンギンアップデートではなくて、手動ペナルティじゃないかな?とも考えられますし・・・
私にはまだ今のところは何も影響と思えることは起きていません。