HTTPSの反映はリアルタイムに行われる
私が毎日チェックしているサイト『SEMリサーチ』のエントリー「Google、HTTPS(暗号化)のランキングシグナルは検索結果にリアルタイム反映::SEM R (#SEMR)」にて、httpsバージョンのURLがインデックスされ次第、即座にオーガニック検索順位に反映されるということが書かれていました。
米Google John Mueller(ジョン・ミューラー)氏が2014年8月11日に開催した English Google Webmaster Central office-hours hangout の中で、先日発表されたSSL暗号化されたWebサイトのオーガニック検索順位を優遇する新しいアルゴリズムについて、ウェブマスターからの質問に答えた。
HTTPS対応というシグナルはリアルタイムにオーガニック検索順位に反映される。ペンギンアップデートやパンダアップデートは、ウェブサイトに紐付く複数のランキングシグナルを統合してサイト全体(Site-wide)に評価を適用するタイプのアルゴリズムのため、計算と検索結果への反映に一定のタイムラグが発生する。一方、HTTPS (安全なウェブサイト)は単純にインデックスに格納された URL情報 に基づいて自動的に(リアルタイムに)処理されるため、あるウェブサイトが http から https に切り替えたのであれば、(その https バージョンがインデックスされた時点で)オーガニック検索結果の順位にも反映されることになる。
引用:
凄く簡単に言ってしまうと、httpsのほうが早く(リアルタイムで)評価をしてくれるので、すぐにオーガニック検索結果の順位にも反映されるということです。
すぐに検索順位に反映されるということは、今までは「アップロードして、インデックスされ、反映されるまで、検索結果に表示されるまで、やきもきしながら待わびる・・・」というあの時間が、これからはhttpsを使えば少なくなる、短くなりますね。
同氏はまた、https 暗号化のシグナルは相対的に軽い重みづけのシグナルであることから、たとえば今すぐ https 対応しなければ Googleオーガニック検索からサイトが消滅してしまうようなこともなければ、企業が他の全ての業務を停止したり妨げてまで https に移行する必要に迫られているわけではないとも説明している。
引用:
ただ、リアルタイムに反映がなされるとはいえ、検索順位の評価軸としてはかなり小さい、軽微なものであると言えそうです。
https対応を行う暇があるなら少しでもコンテンツを良くする、中身の精査に時間をかけたほうが絶対的に良さそうです。
(今のところ、https対応は最後の最後に行うくらいのプライオリティでよいと、私は考えます。)
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Google HTTPS暗号化サイトの検索順位優遇発表。Googleの意図とは? | hinishi.com