あなたのサイトはどのくらいモバイルユーザーがいますか?
昨日のエントリーに続いて、モバイルについて書きます。
私が毎日チェックしているサイト『海外SEO情報ブログ』に、モバイルユーザーのユーザーエクスペリエンスを検索順位を決定するランキングシグナルとしてGoogleが採用するかもしれないというエントリーがアップされていました。
モバイルユーザー体験をGoogleがランキングシグナルに使用する可能性あり!? | 海外SEO情報ブログ
最近だとiPhon6の発売で盛り上がったように、iPhoneの新機種が出る度に盛り上がる今の世の中を見ていると、スマートフォンユーザーは世の中に沢山いるのだと感じます。
ブログなどのサイト運営をしている方の中には、スマートフォンやタブレットで閲覧しているユーザーが日に日に増えてきていることを実感している方も多いのではないでしょうか?
通話よりもサイト閲覧やSNSで使うことが多いですよね。
ちなみに当ブログのアクセス比率は2014年7月はデスクトップは50%、モバイル、タブレットは50%と丁度半々ぐらいであり、2ヶ月が経った2014年9月で集計を行ってみると・・・デスクトップは50%、モバイル、タブレットは50%と、ほぼ変わりありませんでした。
「検索流入」に限って見てみると、2014年7月はデスクトップは70%、モバイル、タブレットは30%。
そして、2ヶ月が経った2014年9月はデスクトップは70%、モバイル、タブレットは30%と、これまた変わりありませんでした。(^^;)
【レスポンシブ】ブログはスマホ閲覧をベースに設計しないといけない - 検索サポーターのアンテナ
当ブログでは今のところは比率に変わりありませんが、絶対数はかなり増えているので、無視は出来ない存在であるのは確かです。
あなたのサイトはどのくらいモバイルユーザーが訪問していますか?
検索順位を上げるためではなくユーザーに満足してもらうため
もっとも、ページの表示速度やHTTPS提供のように、関連性や質ではなくユーザー体験に関わる要素をGoogleはランキングシグナルとして用いています。
また、モバイル検索では、構成ミスによってユーザー体験を損ねているサイトの評価を下げるアルゴリズムもすでに導入済みです。
(中略)
検索ユーザーに満足してもらうことがGoogleが検索サービスで目指すことです。
ユーザー体験に優れたサイトを検索結果でユーザーに提供したいとGoogleが考えるなら、ユーザー体験をランキングシグナルとしてさらに強化していくかもしれません。
引用:
最後の段落が全てだと私も思います。
Googleは「検索ユーザーに満足してもらうこと」を目指しているに尽きます。
昨日のエントリーで私は「「質のいいコンテンツ」というのは、そのページに記載されている文章だけではなく、ユーザーが不自由なく使えるシステム的な部分も含めた総合的な評価のものである」と書きました。
【Google】日本でもFlash多用のページがモバイル検索結果に出ると警告を表示 - 検索サポーターのアンテナ
Googleはページの表示速度も検索結果の評価基準に入れていますし、最近ならHTTPSを今後は評価基準に入れていくと発表したことも、Googleが目指す「検索ユーザーに満足してもらうこと」に繋がるからだと言えるのではないでしょうか。
「検索順位を上げるためにスマートフォン対応をする」のではありません。
「ユーザーに満足をしてもらうためにスマートフォン対応をする」ことです。
先ずはユーザーが満足する(質のよい)コンテンツを提供する。
ユーザーの多くがスマートフォンを使っているから、スマートフォン対応も行う。
どちらも評価されるからこそ、総合的に検索順位も上がるのだと私は考えます。