※ 2015/2/4:日本語版「XMLサイトマップとRSS/Atomフィードのベストプラクティス」を文中に追記。
ウェブマスターツールに登録しましょう
私が毎日チェックしているサイト『海外SEO情報ブログ』に、Googleが英語版ウェブマスター向け公式ブログにて、ウェブクローラのクローリングを促進する手助けとして、サイトマップページについてXMLサイトマップとRSS/Atomフィードの両方を送信することを推奨しているというエントリーがアップされていました。
XMLサイトマップとRSSフィードの両方を送信することをGoogleが公式に推奨 | 海外SEO情報ブログ
※ 英語版ウェブマスター向け公式ブログ
(近日中に日本語翻訳版が公開されるのではと推測しています。)
Official Google Webmaster Central Blog: Best practices for XML sitemaps & RSS/Atom feeds
【追記】
日本語翻訳版「XMLサイトマップとRSS/Atomフィードのベストプラクティス」が公開されました。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: XML サイトマップと RSS/Atom フィードのベストプラクティス
これは是非ともやっておきたいことです。
私たちがすぐに出来ることとしては、ウェブマスターツールへの登録を行うことでしょう。
早速、やってみましょう。
XML(サイトマップ)とフィード(RSS/Atom)って何?
先ずは簡単にではありますが、XML(サイトマップ)とフィード(RSS/Atom)の違いを説明します。
XML(サイトマップ)
サイトマップという言葉通りに、「サイト内の全てのURLを記述するもの」です。
全てのURLを記述するため、サイズが大きなファイルになりがちです。
クローラーのダウンロードは頻繁ではありません。
一般的には、単にサイトマップと呼ぶことが多いですね。
普段僕たちがウェブマスターツール(またはrobots.txtのAuto Discovery)で送信する検索エンジン向けのサイトマップです。サイトマップには通常、Googleにクロール・インデックスさせたいURLをすべて記述します。
その分サイズが大きくなります。
引用:
フィード(RSS/Atom)
フィードはサイト内の「最近変更されたURLを記述するもの」です。
最近の変更箇所が中心なので、サイズは小さいものになります。
クローラーのダウンロードはサイトマップよりも頻繁に行われます。
フィードはいわゆるRSSフィードです。
RSSリーダーに登録するときに使われる仕組みですね。フィードは検索エンジン用のサイトマップとしても利用可能です(知らない人も多そうです)。
フォーマットとしては、RSSやAtomが用いられます。
引用:
このように2つのものには違いがありますが、Googleはウェブクローラのクローリングの観点からも両方のファイル形式を送信することを推奨しています。
具体的にはどうすればよいの?
では、ウェブマスターツールに登録を行うには具体的にどうすればよいかを説明します。
一般的にXMLサイトマップやフィードは、ブログなどのCMSに自動で生成する機能が備わっています。
(サービスによっては自分で作らなければいけないこともありますが。)
例えば、当ブログの「はてなブログ」は、どちらのファイルも自動で生成されています。
当ブログならXML(サイトマップ)は、
https://s-supporter.hatenablog.jp/sitemap.xml
フィード(RSS/Atom)なら、
https://s-supporter.hatenablog.jp/rss
https://s-supporter.hatenablog.jp/feed
となります。
※ 上記「https://s-supporter.hatenablog.jp/」の部分を自分のブログのURLに置き換えて下さい。
自分のブログのURLに置き換え、Googleのウェブマスターツールのメニューの[クロール] - [サイトマップ]のページからURLの登録を行いましょう。
これを行うことでウェブクローラのクローリングがスムーズになり、インデックスもされ易くなります。
検索エンジンが巡回しやすくなり頻度も上がるということは、SEO的にも効果があるとも言えるのです。
設定自体は簡単だと思いますので、是非やってみてください(^^)