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【モバイルゲドン】日本の上位企業の4割がモバイルフレンドリー非対応

影響はありましたか?

先週の4月21日にGoogleが世界中でモバイルフレンドリーアップデートを開始して、もうすぐ1週間になります。

 

皆様のサイトはモバイル検索順位に変化、影響はありましたか?

 

【モバイルゲドン】企業のウェブサイトのうち44%が今だテストに不合格 - 検索サポーター

 

当ブログや、及び私が管理、運用しているサイトでは今のところ若干の順位の変動があったものの、それも「誤差の範囲内」といえる程度の微妙な変化で留まっているという感じです。

 

モバイルフレンドリーテストには合格していますし、落ちたとしても大幅に落ちることはなく、むしろ以外なキーワードが上位に来ることがあるのでは?

・・・などと予想をしていたのですが、意外なワードが上位に来ることもなく、若干「拍子抜け」しています。

 

とはいえ、モバイルフレンドリーアップデートが完全に完了したわけではありませんし、まだまだ変化が起こる可能性は十分にあるでしょう。

 

もう1~2週間待つ、静観をしようと私は考えています。

 

【Google】モバイルフレンドリーアップデートの影響はまだまだ判断できず - 検索サポーター

 

【追記】

モバイルフレンドリー対応をまだ行っていない『海外SEO情報ブログ』ではどうなったか、鈴木さんが現段階での報告エントリーを上げています。

 

いずれにしても、一部のデータセンターでは展開が完了したとのことで、今週いっぱいくらいで大方の結果が判明するのではないでしょうか。
もっとも大きなアルゴリズム更新後は、様子を見ながら調整が入ることもしばしばあります。
結論を出すまでには、あと1〜2週間くらい待ってもよさそうです。

 

引用:

モバイルフレンドリーアップデートで海外SEO情報ブログはどのくらい順位が下がったのか? | 海外SEO情報ブログ

 

スマートフォンを見ている女性の写真

特に変化なし・・・です。今のところは。

 

日本もまだ4割がモバイルフレンドリー非対応

以前に海外の企業、フォーチュン500に名を連ねる企業のうち、44%が今だにモバイルフレンドリーテストに不合格であることを書きましたが、何と、日本でも売上高上位50企業のサイトを調べたところ、約4割がモバイルフレンドリー非対応であることが「【SEO】googleの新アップデートで業界激震?日本の売上高上位50企業が対応できているのか調べてみた」というエントリーに書かれていました。

 

特に商社や鉄鋼・石油をはじめとする「BtoB」業種の企業で、非対応である傾向が強いようです。

 

以前に他の企業が調べたデータでは、モバイルフレンドリー対応しているサイトは僅か21.3%であったことからも、4月21日を迎えるにあたりモバイルフレンドリー対応を行った企業サイトが多かったと言えそうです。

 

また、BtoBのような直接的に消費者と関わることが少ない企業は対応していない、必要性を感じていないとも取ることが出来るでしょう。

 

【SEO】コーポレートサイトであってもモバイルフレンドリー対応を行うべき理由 - 検索サポーター

 

しかし、以前のエントリーにも書いたように、BtoBを想定しているとはいえ、取り扱っているサービス、商品がBtoCであるならば、コーポレートサイト(一般の人も閲覧することを想定しているサイト)はちゃんとモバイルフレンドリー対応を行うべきだと私は考えます

 

特に今は「スマホで調べる」機会が以前と比べて非常に増えており、法人、個人に関わらず移動中や通勤中などに、企業やサービスをスマホで調べるであろうことが容易に想像出来ます

 

一般の人への啓蒙(窓口を広げる意味)や、宣伝、企業のブランディングのためにも、コーポレートサイトであってもモバイルフレンドリー対応を行うことはよいことです。

(もちろん、サイトのユーザビリティの向上はSEO対策としてもよいことだと言えます。)

 

スマートフォンを外で操作している男の人の写真

ちょっとした空き時間にスマホで調べること多いですよね。

 

 

他がやっていないからこそ

前述の通り、BtoBのような直接的に消費者と関わることが少ない企業は必要性を感じていないからこそ、モバイルフレンドリー対応を行っていないと言えそうです。

 

ですが「他がやっていないからこそ」やることで差別化となり、ライバルより先んじることが出来るのです。

 


これはモバイルフレンドリー対応に限った話ではありません。

 

例えば、流行に乗ってSNSのアカウントを取得してはみたものの、今でもしっかり運用をしている企業アカウントは数えるほどしかありません。

 

新着情報だけを垂れ流して、ユーザーとのコミュニケーションを取っていないSNSアカウントのほうが圧倒的多数です。

(そんなアカウント、手動であってもbotと一緒です。)

 

企業としてやるからにはリスクを避けるべく(軽はずみな対応で炎上しないように)、一定のガイドラインを策定し、それに則ってSNSを運用するということになるため、簡単には出来ないことではあります。

 

とはいえ、ルールで縛りすぎると運用そのものが苦痛な作業となり、更には「SNSの強み」すら奪ってしまいます。


これは私の個人的な考えですが、「SNSはコミュニケーションをとってナンボ」であり、それこそが「SNSの強み」だと思っています。

(だから私はTwitterではリツィートやリプライをしますし、Facebookでも「いいね!」を押し、コメントもします。)


サイト(ブログ)の読者、ファンというのは案外そういったところから増えるものですよ。

 

 

話が少し逸れましたが私が言いたいこと、それは「他がやっていないからこそやってみる」ことであり、そこに価値が出るということです。

 

(「同じツール」「同じ本」「同じ情報」だったとしても、自分なりにアレンジして実行する。それこそが差別化となり、価値になるとも言えます。)


特にモバイルフレンドリー対応は、他がやっていないどころかやっている方が多数になりつつあり、「やって損をすることはない」ことなので、「もう遅いから…」と言わずに是非やってみることをおすすめします。

 

【追記】

モバイルゲドンにて、未対応のサイトは最大で10%のトラフィックを落とす結果となっているようです。

 

【モバイルゲドン】モバイルフレンドリー未対応サイトのトラフィック、前年比最大10%減から施策を考える - 検索サポーター

 

 

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