Googleの検索結果の仕様変更
皆さんは検索エンジンは何を使っていますか?
Google、Yahoo!、Bing… はたまた他の検索エンジンでしょうか?
つい数日前から、Googleは検索結果にGoogle+*1の著者情報の写真とフォロワー数を表示することを止めました。
やめた理由は次の2つだそうです。
- モバイル体験を向上させるため
- モバイルとPCで統一感があるデザインを提供するため
著者情報の写真が検索結果に表示され始めた2~3年ほど前と現在(2014年7月現在)を比べると、日本だけでなく全世界的にスマートフォン、タブレット等の携帯端末機の普及率はどんどん上がっていますし、多くの人がそちらを使う、日常での使用頻度は据え置きのPCよりも携帯端末機のほうが多くなって来ているであろうということは私も実生活で感じていたところでした。
また、そもそも検索結果に著者情報の写真とフォロワー数を表示させることはGoogleにとってはテスト、実験段階だったことで、表示されてもされなくてもクリック率は同じようなものだったという結果を得られたため、今回より余計な情報は載せないということで統一を図ったのだと思われます。
例外もある
ただ、これはGoogleの全体の検索結果、恐らく全てを平均化して導き出した結果であると思われ、例外として写真が載っていることでクリック数を増やしていた(認知度、信頼度の上昇…etc)サイトもあったと考えられます。
誰も顔写真を設定していない非IT系のキーワードでは、顔写真は大きな差別化だったのですよ。
ITに詳しくない人は、顔写真がある記事を勝手に何か特別な専門家だと勘違いしてクリックしていたりして。
このように、写真を載せることでクリック数が増えていたサイトやジャンルはいっぱいあったでしょうし、顔を覚えて欲しい人にとっては願ったり適ったりだったのですが、今回は残念な仕様変更となってしまったようです。
著者情報はまだ表示される
しかし、まだ検索結果に表示されるもの、消されずに残っているものがあります。
それは「著者情報」です。
写真やフォロワー数は表示されなくなりはしましたが著者情報は残ったということは、この情報がユーザーの検索結果の評価軸の一つとして、だれが書いたのかという情報はユーザーにとってこの記事を閲覧するかどうかを判断するための情報の一つであるとGoogleは判断したため残したと言えるのではないでしょうか。
(もちろんユーザーによっては「それで判断しない」「邪魔だ」という人もいるでしょう。また、検索の順位に影響すると言われている話は、Googleは今のところ否定しており、その話はまた別の記事で説明しようと思います。)
中身のある良いコンテンツを作ること、それがWebサイトにとって最重要でありますし、著作情報の設定は絶対にしなくてはならないものではありません。
ですが私は設定しておくほうがよい、デメッリトよりメリットのほうが大きいと考えます。
では、具体的にどうすればよいのか?
方法についてはまた別記事でご紹介いたします。
(後ほど記事を作成し、リンクを貼ります。)
【追記】2014年7月20日
【Google+】著者情報の表示設定は完了しているようだが - 検索サポーターのアンテナ
著者情報の表示設定は正しく行われていることは確認したのですが、まだまだGoogleにはユーザーに役立つコンテンツだと判断されていないようです。頑張ってコンテンツを充実させます!
【関連記事の追記】
プライベート検索を有効にした状態の検索結果にGoogle+の投稿が出て来るときは、以前と同じように写真が表示されます。
…これは著作情報の記述方法を含め、Google+についてしっかり調べる必要がありそうですね。
(偉そうなことを言いながら、私は今までGoogle+はアカウントを取得しただけでずっと放置していました。これを機に運用もしてみるとします。)
*1:Googleが提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス。