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【SEO】今やモバイル検索の20%が音声検索。ハミングバードがより重要に

「OK Google」使っていますか?

あなたはスマートフォンに「OK Google」と語りかけていますか(音声検索を使っていますか)?

 

私は音声検索はもちろん、Siriすらも使っていません。

PCで検索するときはもちろん、iPhoneで検索するときもタップで文字入力をしています。


しかし今の若年層はそうではない、モバイルでの音声検索が増えてきているということが『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「モバイル検索の20%が今や音声検索に! などSEO記事まとめ7+4本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「モバイル検索の20%が今や音声検索に!」に、米GoogleのCEO、スンダー・ピチャイ氏が音声検索の現状について語ったと報告されています。

 

当ブログでも一年半前にアメリカの10代の若者の50%以上が音声検索を使っているということに触れましたが、今やGoogleのモバイル検索の20%が音声検索であるということが、今回の発言によって判明した形となりました。

 

【Google】米10代の若者50%以上が音声検索を使うことからハミングバードを考える - 検索サポーター

 

来日していたスイスグーグルのゲイリー・イェーシュ氏も、ISM Spin-off #1のイベントスピーチでこの件に触れた。

20%という数字はAndroid端末での全世界の数字だ。日本だけの状況はどうなのかという問いに対してイェーシュ氏は、具体的に出せる数字はないとコメントしながらも、同じようなものではないかと語った。

 

引用:

モバイル検索の20%が今や音声検索に! などSEO記事まとめ7+4本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 

確かに日本ではどうかという明確な数字で知りたいですが、明らかに音声検索は増えてきているなというのを私自身も実感しています。

 

それは街中での風景はもちろん、とある若者の集まりにてスマホに語りかける(音声検索をしている)姿を何度も目にしているからです。

 

また、(テレビCMでの訴求効果が高かったのか)テレビCM前は全くといっていいほど記録されなかった「口語での検索流入」がCM後はかなり増えて来ていることがアクセス解析からも分かったからです。

 

(これはサイト(ブログ)運営をしている方の多くが実感していることではないでしょうか。)

 

 

特に日本人は人前での音声検索を「恥ずかしい」という気持ちが強くてなかなか使うことがないと思っていたのですが、その概念はもはやなくなりつつあるのかも知れませんね。

 

ハミングバードアルゴリズムがより重要に

ご存じのように、Googleはモバイルフレンドリー対応(モバイル検索)に力を入れています。

 

【Google】モバイルフレンドリーを更に強化。モバイル対応サイトがなければモバイル検索順位は下落します - 検索サポーター

 

モバイル検索に力を入れるということは、そのデバイスを使って検索するユーザーにとって有用なコンテンツページを検索の上位に表示することをGoogleは目指していると言えます。

 

また、音声入力(口語)での検索が増えるということは、今まで以上に質問の意図、ユーザーの意図を汲んで検索結果を表示するようになるとも考えられます。

 

Googleがこの対応を疎かにすることはなく、即ち、Googleはハミングバードアルゴリズムの更新にもっと力を入れていくのではないかと私は予想をしています。

 

また、スマホというデバイスの特性を考えると、音声検索だけではなく「検索した場所」も検索結果にかなりの影響を与えることが予想されます。

 

実際にGoogleは将来重要になる4つの要素を「音声・コンテキスト・場所・個人情報」としています。

 

【SEO】Googleの考える重要になる4つの要素は「音声・コンテキスト・場所・個人情報」 - 検索サポーター

 

 

スマホを見て納得している男の写真

そのコンテンツ、ユーザーに支持されていますか?

 

SEOをなぜ行うのか?考えてみてください

ただし、Googleがハミングバードアルゴリズムの更新に力を入れたとしても、私達コンテンツ提供側が出来ることはユーザーの利便性を上げること、情報と価値を提供するコンテンツを用意することであり、普遍であると私は考えます。

 

音声入力であろうとキーボード入力であろうと、検索するユーザーの意図を汲んだ答えを提供することこそがSEOの本質です。

 

SEOというと「検索順位を上げること」ばかりが目的になり、「検索に引っかかりやすいキーワードでコンテンツを作ること」ばかりの方法が注目されますが、「そもそも何のために検索流入を増やすのか?」をしっかり考えてみる必要があります。

 

目的が商品の購入、サービスの申し込みはもちろん、広告収入であっても検索ユーザーに限らず、コンテンツを閲覧したユーザーのニーズにマッチした商品を紹介し、マッチした広告を表示するからこそ成約数も収入も増えるものです。

 

PVを増やすことに躍起になって、あなたの目的にそぐわないユーザーばかりを集めても結果は伴いません。

(もちろん広告もマッチしないので、PVに対しての収益額も下がります。)

 

PVを増やすことが目的でも構いませんが、そうなると安易にPVを集めるために奇を衒ったり、逆張りに走りがちですし、「あなたのコンテンツを同意、支持してしないユーザー」を集めることに何の価値があるでしょうか?

 

こうして注目を集めることを「個性」と勘違いしてはいけません。

 

【ブログ運営】一番難しい「個性を出す」ということ - 検索サポーター

 

検索するデバイスや場所、検索の入力方法が変わろうとも、検索エンジンを利用している「人」のために行う施策こそが真っ当なSEO対策であり、それこそがあなたのサイトの価値を高め、かつサイトを利用するユーザーの質も高めるための一番大事な考え方です。

 

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