アンサーエントリーはかなり有効
Googleアナリティクス解説を行っているブログ、『カグア』の「スマホのアクセス数が2.4倍に増えました、アンサー記事追加が奏功」というエントリーに、アンサーエントリーを書いたことでスマホの訪問数が増えたという報告エントリーがアップされていました。
やったことといえば、記事の追加です。なかでも人気記事に対するアンサー記事です。ようや追加情報ですね。
流入キーワードで検索して、同様に出てきた競合ページで興味深い記事をまとめたコンテンツを投下したのでした。いちおう内部リンクは張りました。
引用:
アンサーエントリーを書いたことでスマホの訪問数が増えたというよりは、アンサーエントリーが「ユーザーが求める情報」だからこそアクセスが増えたと捉えることが出来そうですね。
ん?アンサーエントリーきた?
追記、リライトも有効です
当ブログでも過去のエントリーに追記、リライトすることで検索流入が増えることを書きました。
【ブログ運営】過去のエントリーに追記、リライトすれば検索流入は増加する - 検索サポーター
【ブログ運用】更新日時を追記することで情報の鮮度をお知らせする - 検索サポーター
過去のエントリーに追記、リライトすることがよい理由は、コンテンツの質を高めると共に、情報の新鮮さを与えることで再インデックス(検索順位が再評価)されやすくなり、ひいては過去のエントリーを見たユーザーが再度閲覧することはもちろん、新しいユーザーにも見つけてもらいやすくなるからです。
では、今回のように新しいエントリーとしてアップした場合はどうでしょうか。
元エントリーには検索結果はタイムライン化していたことが報告されていました。
さて、最初は1本目の記事が、Google検索結果の12番目でした。次に、そのアンサー記事がそのポジションに入れ替わりました。そして、2015年1月5日4時45分現在では、なんと8位です。
とくにアンサー記事はたんなるまとめ(とは言いましても自分なりに解説や、引用が全体の半分以下になるようにはちゃんと書いています)ですので、コストは物凄く低価格です。
引用:
アンサーエントリーはその元となるエントリーのユーザーの反応を見てエントリーをするので、「ユーザーが求める情報」を提供しやすいです。
また、検索エンジンにもユーザーにも「良質なコンテンツ」と評価を受けるからこそ、検索順位も上がります。
でも「単なるまとめ」ではだめ
いくらアンサーエントリーがよいとはいえ、元エントリーにもあるように「単なるまとめ」では駄目です。
(もちろん事実だけを知りたい、余計な思想はいらないという人にとっては「単なるまとめ」のほうがいいでしょう。ですが、それだと他の同様のエントリーとの差別化は図ることが出来ません。)
引用ばかりではなく、「自分なりに解説する」ということが大事です。
良質なコンテンツとは「理解し、かつ独自の考察があるか」です。
【ブログ運営】良質なコンテンツとは「理解し、かつ独自の考察があるか」 - 検索サポーター
これはアンサーエントリーやまとめエントリーに限らず、全てのエントリーに通じることだと私は考えます。
同一のテーマ、話題について色々な情報、考察、解釈をエントリーすることは、それを閲覧するユーザーに多くの選択肢、判断基準を提供することになります。
また、SEO的にも共起語のエントリーを増やすことになるので、検索エンジンの評価も上がることに繋がります。
ユーザーが求める情報を提供することはもちろん大事です。
それに「プラスアルファ」を加える、それこそが「独自の考察」と言えるのではないでしょうか。