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【SEO】リンクテキスト(アンカーテキスト)を適切に設定してユーザーと検索エンジンにやさしいサイトに

目次

リンクテキスト全てにおいて有効です

『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「リンク先がわからないサイトを改善する3つの解決アプローチ | デザイニングWebアクセシビリティ | Web担当者Forum」に、内容がわからないリンクテキストはユーザーに負担をかけるため、リンクテキスト(アンカーテキスト)を適切にすることでユーザーエクスペリエンスを向上させることは重要であることが書かれていました。

 

WEBに携わる人は既に理解、納得していることでしょうし、目新しい情報でもないのですが、私を含めて案外これができていない、おざなりになっているサイト(ブログ)が結構あるのでピックアップしてみました。

 

リンク先の内容が分からない(説明されていない)リンクテキストは、やはりユーザーはクリックしにくいものです。

 

リンク先が何のトピックについて書かれているかをユーザーに分かりやすく伝えることはユーザーエクスペリエンスを向上させると共に、検索エンジンにもリンク先のコンテンツを分かりやすく伝える(被リンクの質も上げる)ことにもなるので、SEOでも有効に働きます。

 

※ 参考: Google検索エンジンスターターガイド「適切なアンカーテキストを書こう」

 

また、適切に設定するリンクテキストは外部サイトへのリンクに限らず、同サイト内への内部リンクはもちろん、同ページ内へのリンクであっても有効です。

 

 

このエントリーでは元記事の事例について、簡単な説明と修正方法について書いてみようと思います。

 

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 (当ブログもTOPページの「続きを読む」の表記をページタイトルに変更したいのですが…はてなさん、設定変更をお願いします!)

 

不適切なリンクテキストの例、修正案

ラベルがないリンク

URLを単独でリンクにしている場合にも同じ問題が起きます。URLの文字の羅列からは、リンク先が何なのかはわかりません。ユーザーにとって既知のURLであったり、URLのドメインからリンク先を推測できる場合などもありますが、そうでない場合が多いでしょう。

 

引用:

リンク先がわからないサイトを改善する3つの解決アプローチ | デザイニングWebアクセシビリティ | Web担当者Forum

 

URLだけを貼り付けて終り。これは自分もよくやってしまいます。

(参考先のページとして文末にリンクをつけたときなどにやってしまいます。)

 

「ドメインがGoogleだから、いちいちラベル(テキスト表記)を書かなくてもユーザーは分かるよね・・・」と勝手に思い込んでしまっていたところがありました。

 

これを機に、今後はしっかりラベルを書いてリンクを貼るようにします。

 

「こちら」リンク

多くの場合、前後の文章をしっかり読めばリンク先を推測できますが、斜め読みして素早くリンク先に行きたいユーザーもいます。また、ページ内のリンクを一覧表示する機能を持った支援技術もあります。一覧に「ここ」「こちら」などのラベルが並んでしまうと、ユーザーはリンク先を判別できません。

 

引用:

リンク先がわからないサイトを改善する3つの解決アプローチ | デザイニングWebアクセシビリティ | Web担当者Forum

 

私はこれについては以前より意識し、実践していました。

 

前後の文章をしっかり読めばリンク先を推測できるとはいえ、後で読み直したときに該当のリンクだけを探したいユーザーや、流し読みしているユーザーにとってはリンク先のテキストが代名詞や省略語だと分からないことになると考えていたからです。

 

(ただ、元記事にある「ページ内のリンクを一覧表示する機能を持った支援技術」というところまでは深く考えていませんでしたが。)

 

リンクに代名詞、省略語は極力使わない

このように覚えていればよいと私は考え、提案します。

 

「もっと読む」「詳細」リンク

リンク一覧を表示する機能を使った場合、「もっと読む」「詳細」などが並ぶとリンク先が判別できません。特に、このようなラベルは記事一覧ページで大量に使われることが多く、リンク一覧を表示した際の問題が起こりやすくなります。

 

引用:

リンク先がわからないサイトを改善する3つの解決アプローチ | デザイニングWebアクセシビリティ | Web担当者Forum

 

これ、個人的に当ブログでは一番修正を行いたいところです。

 

前述のように、はてなブログではTOPページの「続きを読む」の表記を変更することは出来ません。

 

(TOPページは「もっと読む」に設定せずに、エントリー全てを表示するという方法もありますが、TOPページにエントリー全てを表示するのはユーザーにやさしくないと「個人的には」思います。)

 

欲をいえば、動的にエントリーのタイトルが挿入されるように変更をしたいのですが・・・

(はてなさん、変更できるように設定をお願いします!)

 

WordPressなどのCMSや該当部分の変更ができるブログシステムの方は、タイトルだけでなく見出しや概要などと組み合わせて表示させるという方法もよいでしょう。

 

詳細ページへのリンクテキストは、適切なテキストに変更することをおススメします。

 

バージョン違いや別フォーマットへのリンク

本体のリンクテキストがわかりやすいものであっても、その後ろの「(PDF版)」「(Word版)」といったテキストは、単独で取り出すと意味がわからなくなってしまいます。特に、リンク一覧を表示したとき、「(PDF版)」「(Word版)」といったテキストが並ぶとリンク先の判別が難しくなります。

 

引用:

リンク先がわからないサイトを改善する3つの解決アプローチ | デザイニングWebアクセシビリティ | Web担当者Forum

 

一般のサイトやブログでバージョン違いの資料そのものを掲載することは稀かもしれませんが、ラベルだけで判断できるように更新日時やバージョン番号も合わせて表記するとよいでしょう

 

(WEB上に限らず、資料ファイル名に更新日時やバージョン番号もつけて管理することってよくありますよね。それと一緒です。)

 

 

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ユーザーにとって有益なことこそがSEOの本質です。

 

SEOの観点から考える

最後にリンクテキストをSEOの観点から考えてみます。

 

前述の通り、リンク先が何のトピックについて書かれているかを分かりやすく伝えることは、検索エンジンにもリンク先のコンテンツを分かりやすく伝える(被リンクの質を上げる)ことになります。

 

また、外部リンクはもちろん、同サイト内への内部リンクであってもリンクテキストを適切に設定することはSEOでは有効に働きます。


ただし、「SEOに有効だから」という考えだけでリンクを貼ると「手段が目的」となってしまいます。

 

過剰にリンクを貼ったり、rel="nofollow”で調整したりと、小手先のテクニックに走るのは愚かなことです。

 

あくまでユーザーにとって有益であるか、リンク先のコンテンツが自分のコンテンツと密接に関係しているかなどを考慮してリンクを貼るようにしましょう。

 

(説明しきれない部分を補足するためや、引用で参照元を明示し、わかりやすいコンテンツを作成することを心掛けましょう。)

 

【SEO】外部サイトへリンクすることはSEOで利点になるのか? - 検索サポーター

 

ユーザーにとって有益なことこそがSEOの本質であり、本当のSEO施策であることを忘れないでくださいね。

 

 

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