※ 2015/3/17:文章を修正、及び追記。
信頼できる人に聞いてみよう
私がいつもチェックしているサイト『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「SEOに詳しくない人の勘違いは、SEO関係者が正して啓蒙していくべきなんだよね | Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報 | Web担当者Forum」に、SEOに熱心ではない人が信じ込んでいることを、SEO関係者が説き正し、かつ、彼らを啓蒙していかなければいけないということが書かれていました。
以前のエントリーでも書きましたが、(確信犯を含めて)巷には真偽が不確かなSEO情報が溢れています。
そういった情報を鵜呑みにする前に、結論がしっかり書かれているかを確認することはもちろん、その根拠となる考察は自分が理解できるものか、特に「納得出来るか」で判断をすることがSEO情報を見極めるに当たって大事なことです。
【SEO】信じるか信じないかは鵜呑みにせずに「納得」出来るかで判断する - 検索サポーター
とはいえ、全ての人が情報の真偽を正確に判断出来ないからこそ、私のようなSEO関係者(専門家)が存在しうるわけですし、どうしても理解できないのなら、やはり専門家や信頼できる人に質問を投げかける、聞いてみることが解決への近道でしょう。
聞いてみよう。
自分なりの根拠や理論を組み立てる
今回、SEOにてよく勘違いをされる例として挙がっているのは下記の5つでした。
- テキストを画像で隠された部分に置く
- 競合相手のしていることを真似る
- リンクが多ければ検索順位は上がる
- トラフィックが減ったのペナルティのせいだ
- 重複コンテンツはペナルティの対象になる
特に「競合相手のしていることを真似る」は、SEO手法というよりはサイト運営の根幹に関わることです。
相手のいいところを真似ようと考えたまではよかったけれども、結局は何も考えずにただ真似ただけというのは全く意味をなさない行為です。
例え真似で成功しても、もしくは失敗しても「原因」も「理由」も分からないままですし、更には一番大事な「ノウハウ」すら掴めません。
ノウハウがないということは「応用が利かない」ということであり、もっと言うなら「同じこと(成果)の再現性すらない」ということです。
私は真似ることが悪いと言っているのではありません。
同じ真似るにしても自分なりの根拠や理論を組み立ててから真似てください。
だからこそ「自分が理解できるか、納得出来るか」がSEOに限らず全てにおいて大事なのです。
自分なりの根拠や理論を組み立てた上で施策を行うからこそ、成功した場合は更に成功する、成果が出るように方法をアップデート出来ます。
逆に失敗した場合はどこがいけなかったのか、自分のサイト(ブログ)に何が合わなかったか原因、理由を明確に探れますし、そこからまた違う方法をも考えることが出来るのです。
アマゾンにはまったくいらいらさせられる。他社から尊敬されている大手ブランドが、「でもアマゾンがやっているから」という理屈を持ち出すのを何度聞いたことか。
アマゾンは、大企業ならたいていはやっているように多くのテストを繰りかえしており、テストに携わる人はそのたびに違う。大企業に勤めている人なら、私が言いたいことはわかってくれるはずだ。
引用:
SEOに詳しくない人の勘違いは、SEO関係者が正して啓蒙していくべきなんだよね | Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報 | Web担当者Forum
ただ真似るだけなのは鵜呑みと一緒。
これからも啓発していきます
まかりなりにも私は当ブログを「SEOを正しく啓蒙するためのもの」として位置付けています。
こうしてユーザーに情報を提供し、また、その情報をまとめてユーザーに提供するという形を取りながらも「自分が学んでいる」のだとも感じています。
SEOは分からない、未知なことだらけです。
Googleが公式に具体的な回答をしたわけではない事象も多く、私を含めSEO関係者の経験に基づく推論で語られることが多いので、100%正解だとは言えません。
ですが、私は正確な情報を発信することはもちろん、事実に基づいた分析を行い、考察や意見を真摯に提供していきたいと考えています。
(ユーザーのためになる情報を提供する。それこそがコンテンツSEOであり、最高のSEO施策であると私は考えます。)