「近くの○○」検索が2011年から34倍に
『Web担当Forum』のエントリー「「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に」に、「近くの」や「いちばん近い」「すぐ近くの」といった言葉をあわせた検索が急激に増えていると書かれていました。
更にこの検索は2014年の下四半期においては、80%がモバイルからの検索であるそうです。
正確に言うとこのデータはアメリカでの状況なのですが、日本も同じ状況が起こっていることが掲載データから分かりますね。
こうなることは予想出来たことでした。
つい最近実施されたGoogleのモバイルフレンドリーアップデートは、急増するスマートフォンユーザーの利便性を上げるためのものですし、スマートフォンユーザーが増えるということは、「近くの○○」と現在地を元に検索するユーザーが増えるということも必然であると言えます。
また、スマートフォンなどの携帯デバイスで検索するユーザー像を想像するならば、「どういった状況」で「どのような検索を行うか」が重要になる、それこそが今後のスマートフォン対応の鍵となることが分かります。
私は今後は「ローカルSEO(地域情報検索)」だけでなく、更に「ハミングバード(音声検索)」も大幅に増えると予想しています。
【Google】4月21日はモバイルフレンドリー・アルゴリズム更新です その次は・・・ - 検索サポーター
そして、それに大いに影響するアルゴリズム変更、改善をGoogleが積極的に行うであろうことも予想します。
「音声入力で検索」は必ず増えるでしょう。
今すぐにでも出来ることがあります
- 50%はその日のうちにそのお店に訪問している
- 18%はその日のうちに購入している
- どのお店で食べるか決めていないときは、食べに行く30分前までは(どのお店にしようかを)検索して調べようとしない
- 若者の40%は、レストランの中でメニューの情報を調べる
あなたが実店舗を構えているなら、こうした「近くの」検索ユーザーを確実に取り込む作戦を練っておきたい。
引用:
「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
場所(特に現在地)に関する検索を実行するモバイルユーザーの傾向は分かりました。
じゃあ実際にそういったユーザーを取り込むにはどうすればいいの?
「ローカルSEO対策」を実施すればいいということも知っているけど、どうすればいいか分からない。
多くのサイト管理者がそう思うのではないでしょうか。
そんな方に「Google+ローカルページ」の作成をおすすめします!
(自動的に生成されていることもあります。実際にスマートフォンから検索して確認してみてください。)
【ローカルSEO】これからの検索にとても有効なGoogle+ローカルページを登録しよう - 検索サポーター
Google+ローカルページのメリットは沢山あります。
ローカル検索に強くなることはもちろん、ユーザーが「コンタクトをとりやすい仕組み」を提供することにもなるのです。
Google+ローカルページを登録すると、モバイル検索の結果にボックスが表示され、「電話」、「経路」、「ウェブサイト」というアイコンが表示されます。
(アイコンをタップすると直接電話をかけることができ、Googleマップで経路検索もできるのです。)
また、Google+ローカルページはアイコン、営業時間なども登録出来ます。
こんなにもメリットがあるGoogle+ローカルページですが、今だに登録していない、自動で作成されていてもメンテナンスを全く行っていないサイトは結構あります。
(存在自体を知らない人のほうが多いですね。)
特に店舗営業型の仕事をしていて、Googleで指名検索をしてもボックスが表示されないのであれば、自分でGoogle+ローカルページを作りましょう。
検索しやすく、かつ使いやすいサイトに
ユーザーを確実に取り込む作戦はユーザーの利便性を上げるに尽きる
このように検索デバイスや場所、検索の入力方法が変わろうとも、検索エンジンを利用している「人」の利便性を上げるための施策は真っ当なSEO対策と言えますし、あなたのサイトの価値を高めるための大切な考え方でもあります。
ユーザーの利便性を上げて、多くの人が利用してくれるサイトを作り上げましょう!