- コンテンツSEOで心がけておきたいこと
- 1.Google社員からのアドバイス、将来の検索
- 2.更新頻度(即時性)が関係するテーマか?
- 3.タイトルとディスクリプションは重要
- 4.追記、リライトを行う
- コンテンツの質を高めるということ
コンテンツSEOで心がけておきたいこと
年が明けたことを機に、気持ちを新たにサイト(ブログ)を更新していこう!
または今年こそ新しいサイトを開設しよう!
企業のオウンドメディアや個人のサイトに関わらず、そんな気持ちを抱いている方は多いのではないでしょうか。
せっかく既存のサイトの改善に力を入れたり、新しいサイトを立ち上げるのですから、なるべく多くの人に見てもらいたいとも思いますよね。
そのためにはやはり検索流入を増やしたい、SEOにもしっかり力を入れて行きたいと考えている方もいるでしょう。
そこで、当ブログのエントリーからSEO関連のエントリーに絞って、2016年こそ心掛けておきたいコンテンツSEOについてまとめてみようと思います。
コンテンツの充実を図ろう!
1.Google社員からのアドバイス、将来の検索
【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター
Googleのゲイリー・イリーズ氏が2015年11月1日に開催されたSMX Israelカンファレンスで語ったSEOでやるべきこと、やってはいけないことのコメントまとめです。
Googleが検索評価にて何を重視しているのかも分かりますし、SEOに大切なことは何なのかも分かります。
特に「オリジナルコンテンツを入念に作成する」ということや「確実に、ユーザーが情報をすぐに見つけられるようにする」というユーザビリティの向上については、日々改善を行うことがいかに大切かということが理解できます。
また「PV数に拘るのではなく、ユーザーの質に拘る」ということも大切です。
PV数が多いとそれだけ「権威がある」「人気がある」と錯覚しやすいのですが、サイトによってユーザーの質も目的も違うのですからPVの価値も変わってきます。
他サイトと同じ1PVの価値として比べること自体がナンセンスなのです。
キュレーションサイトやまとめサイトなどはPVこそ集まりますが、決してユーザーの質がよいとは言えませんし、その先の目的であるコンバージョンもしにくいものです。
それよりもサイトテーマを絞り、しっかりターゲッティングが出来たユーザーを集めるほうがマネタイズもしやすいものです。
(アフィリエイトサイトならコンバージョンしやすいのはどちらか。答えは言わずもがなです。)
さらにGoogleスイス研究所のベシャド・ベザーディ氏が「将来重要になる4つの要素」について語ったエントリーを紹介します。
【SEO】Googleの考える重要になる4つの要素は「音声・コンテキスト・場所・個人情報」 - 検索サポーター
4つの要素とは「音声」「コンテキスト」「場所」「個人情報」です。
ユーザーの検索状況、検索デバイス、検索入力が多義に渡る今、どのようにSEO(検索状況)に適したコンテンツを提供するか。
その答えはユーザーの利便性を上げること、情報と価値を提供することに限ります。
ユーザーが求める情報、コンテンツだからこそユーザーの満足度も高くなり検索順位も上がる。
これこそがコンテンツSEOの本質です。
2.更新頻度(即時性)が関係するテーマか?
【SEO】更新頻度は検索順位には影響しない。頻度よりも大切なものとは? - 検索サポーター
更新頻度が高いとそれだけクローラが頻繁に訪問することは確かであり、上位表示されるページはクロール頻度が高い傾向にあることも確かです。
しかしインデックスに登録されることと、検索評価が行われることは同じ事象ではありません。
正にこれが多くの人が勘違いを起こす元となっていることであり「更新頻度が低いと検索順位が落ちる」という勘違いを起こし、逆に「更新頻度が高いと検索順位も上がる」という勘違いも生み出してしまっています。
確かに毎日更新する、定期的に更新することは固定読者やファンを増やすきっかけにもなりますし、それに比例してPVも増える傾向にあると言えます。
ただし、コンテンツを量産したからといって、検索流入も比例して増える(検索に強くなる)とは限りません。
あなたのサイトが扱うテーマが「即時性が必要なコンテンツなのか」も関係すると言えるでしょう。
3.タイトルとディスクリプションは重要
【SEO】長いtitleタグはSEOというよりSNSでは不利 - 検索サポーター
長いタイトルはSEOでは不利に働きます。
タイトルが長いと検索エンジンの結果表示で省略されてしまうことはもちろん、検索キーワードが隠れてしまうことでクリック率を下げる(ユーザーがクリックすることを躊躇する)ことにもなってしまうからです。
タイトルが長いと検索エンジンが勝手に書き換えて表示する可能性もあります。
また、今のWEBメディアではSEOだけでなくSNSでシェアが行われるときにも悪影響を与えます。
あまりに長いタイトルのページだと(特にTwitterで)「入りきらない」こともあるからです。
たったそれだけでツイートを止めるユーザーもいます。
拡散の機会損失になってしまうのです。
更に付け加えるならば、「検索流入を増やす」ためにはタイトルだけではなく、metaタグのdescription(ディスクリプション:概要文)の改善もとても重要な要素だと言えます。
【SEO】タイトルとメタディスクリプションから検索流入を増やす「SEOの基本」 - 検索サポーター
タイトルは28文字以内、ディスクリプションは120文字以内にすることを意識してみてください。
(あくまで自然な文章でタイトルとディスクリプションを作成してください。無理をして制限文字数内におさめるのは逆に不自然な文章になってしまいますよ。)
4.追記、リライトを行う
【SEO】保持しているコンテンツの価値をリライトで高めれば検索流入は増加します - 検索サポーター
当ブログでは何度も話題にしているのでしつこいと思われる方も多いでしょうが、検索順位を上げ、検索流入も増えるサイトにするには、過去のエントリーを追記、リライトして常にコンテンツの質を高めることはとても有効な手段です。
リライトは新しいコンテンツを一から作るよりも時間も労力も少なく成果も出やすいのですが、実はリライトは多くの人が(面倒くさがって)あまりやっていない傾向にあります。
だからこそリライトを行えば他との差別化ができますし、すぐに効果を発揮しますよ。
さらにリライトすることは検索流入の増加だけでなく、SNSでの再拡散のチャンスも生み出します。
【ブログ運営】リライトは検索流入増加だけでなく再拡散のチャンスも生み出す好循環となる - 検索サポーター
検索から流入したユーザーはそのコンテンツは初見である方が多く、よいコンテンツだと評価してくれればSNSでシェアしてくれるでしょうし、そこからまた新しいユーザーの流入が生まれるという好循環となるからです。
日々、改善。
コンテンツの質を高めるということ
SEO施策は色々とありますが、今回はあえて「コンテンツSEO」という観点で4つの項目に絞ってみました。
他にも外部リンクのチェックやhタグ、画像のalt属性、rel="nofollow"など、コーディングよりの施策も沢山あります。
(被リンクを集めることやリンク階層の改善など・・・SEOに有効な施策は枚挙に暇がありません。)
しかし上記の4つの項目をしっかり押さえる、理解することでSEOにおける大事な「コンテンツの質を上げる」という概念を把握出来ますし、極端に言えば小手先のSEOに捉われることなく、コンテンツの質を高めることだけに集中することが出来ますよ。
是非参考にして、コンテンツの質を高めてみてください。
※ 関連エントリー
【SEO】外部サイトへのリンク切れをチェックする - 検索サポーター
【SEO】複数のh1タグを使ってもマイナスにはならないが… - 検索サポーター
【ブログ運営】アイキャッチの画像設定、及びhタグとalt属性の修正 - 検索サポーター
【有料リンク】広告(PR活動)リンクはしっかり「rel="nofollow"」をつけましょう - 検索サポーター
【SEO】(内部施策編)昔と今は違います。古い小手先のSEO施策は捨て去ろう! - 検索サポーター
【SEO】URLのディレクトリ階層はクロールとインデックス、SEOにて影響を与えることはない - 検索サポーター