告知です。
先週は確定申告でサボってしまっていましたが、今週は本日公開分を含め3本の本の寄稿コラムをアップしました。
是非お読みください。
【コラム】そのSEOは大丈夫?理解も納得も出来ないなら信じないように! | SEO対策会社のユナイテッドリバーズ
スマホ対応必須!1か月後のGoogleアルゴリズム更新の基礎知識と対応方法まとめ | SEO対策会社のユナイテッドリバーズ
なぜSEOがマーケティング担当者に最も支持されたのか?SEO、リスティング、アフィリエイトの比較表を作ってみた | SEO対策会社のユナイテッドリバーズ
閑話休題。
本日の『Web担当Forum』のエントリー「グーグルのオートコンプリートが2段階方式になった | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」に、テーマ「グーグルが本当に上位表示したいページの条件は何だろうか?」に、CMSや拡張子で検索評価が変わることはないということが書かれていました。
「WordPressはSEOに強い」という言葉をあなたも聞いたことがあるはずだ。これは、WordPressだからというそれだけの理由で上位表示が達成できるわけでは決してない。WordPressには、SEOに適したテンプレートが手に入りやすかったり、SEOに便利なプラグインが豊富だったりするメリットがあるだけだ。
引用:
「WordPressはSEOに強い」
多くの人がよく耳にしている言葉ではないでしょうか。
上記に書かれているように、あくまでSEOに適したテンプレートや、SEOに便利なプラグインが豊富であるからこそと言えます。
問題なのはそのCMSを通じて出力されるページのマークアップやサイト設計・構造です。
マークアップ適切でなかったり、サイトのナビゲーション設計が悪いテンプレートなら、いくらWordPressでもSEOには弱くなるでしょう。
WordPressが主流になる以前のCMSはMovableTypeが主流でしたし、その頃は「MovableTypeはSEOに強い」と言われていました。
結局は「その時の主流(多く使われているもの)がSEOに強い」と言われやすいだけのことです。
過去の成功体験にこだわりすぎていませんか?
以前は.htmlが有利だった
同様に、拡張子が.htmlのほうが高く評価されるとか、静的なURLは動的なURLよりも有利だというのも正しくない。適切にクロール、インデックスできれば、条件は同じだ。
引用:
現在は拡張子や静的か動的かで評価が変わるということはないのですが、以前は拡張子が.htmlのほうが評価が高く、静的(URL)ページのほうがSEO評価が高かったということがありました。
この知識、ノウハウをそのまま信じ続けている人がいるからこそ、いまだに言われ続けています。
この「昔は有効だった」というがかなりの曲者です。
例えば「1ページあたりの発リンクは100以内に抑える」とか、「キーワードは、strongタグとbタグの2つでマークアップする」とか、「ページタイトルを複数記述して、それぞれに順位を上げたいキーワードを入れる」・・・etc
これらは「昔は有効だった」方法なのですが、今は逆にスパム手法とみなされます。
そのまま同じことをやり続け、検索順位が下落してしまったサイトは数えきれません。
度重なる検索エンジンアルゴリズムのアップデートにより、今はこういったスパム紛いの手法はほとんど無効(むしろペナルティ)です。
頭(概念)もアップデートしよう!
検索エンジンを意識するのではなく検索ユーザーを意識する
「今はコンテンツSEOだ」とよく言われています。
これはGoogleが検索結果で上位に表示したいのは、関連性があって質が高いコンテンツであり、ユーザーエクスペリエンスに優れたページだからです。
SEO施策というものは検索エンジンを意識して行うものではなく、検索ユーザーを意識して行うものということがお分かりになったでしょうか。
(検索順位を上げるだけが目的ならそれでよいですが、その先の「ユーザーのアクション」が目的なら、どちらが正解かはもうお分かりですね。)
SEOで上位表示されるコンテンツページの概念は以上です。
では、具体的な条件、どのようなコンテンツページが検索上位に表示されるのか?
多義に渡りますので、別ページに詳しくまとめました。
ご参照ください。
【SEO】Google社員のアドバイス「SEOでやるべき&やってはいけないこと」 - 検索サポーター