新しい案件に着手しました
(正確に言うなら)先週から新しい案件の企画、提案に既に携わっていたのですが、正式に契約を交わしたのは先週末であり、今日はそれから最初の作業を行った日でありました。
そんなこんなで先週から当ブログが少しおざなりになっていましたが、今日からなるべく元のペースに戻していこうと思っています。
閑話休題。
SEOのエントリー「インハウスSEO担当者にとって知識より重要な能力・資質とは | SEOとその周辺」について、私なりに思うところがありましたので雑感を書いてみます。
インハウスSEO担当者にとって知識より重要な能力・資質とは
私が考えるSEO担当者に必要な能力・資質とはこういうものだと思う。
必ずしも正解とは限らないのだが、参考になれば幸いである。
1.SEOに関する見識
2.実行力・実現力
3.企画力
引用:
私を含め、ブロガーの皆様は「自分のブログのインハウスSEO担当者である」と言えるでしょう。
自分のブログをいかに多くの人に見せるか。
検索エンジン流入を増やすための「SEOに関する見識」が必要でしょうし、せっかく人を集めても(アフィリエイトサイトならいかに申し込みに繋げるかが目的で)何もコンバージョンしないなら意味がないでしょう。
もちろんコンテンツの「企画力」も必要でしょうし、「SEOに関する見識」と「企画力」を叶えるための「実行力・実現力」が一番必要となってきます。
確かに技術や知識、情報は必要です。
ですが今やそれを知っているだけでは何も意味はありません。
やろうとしているのは知識、情報を得るだけ?
最近のサイトやブログでは
私はSEOやWEBサイトのコンサルタントを生業としているので、調査も兼ねて他のライバルのサイト、ブログを出来る限りは見るようにしています。
最近、SEOやブログ論を書くブログが増えてきて、ライバルが増えてきたなとは思っているのですが、そのほとんどが「ただの方法論」だけを語っているものが多くて少し安心しています。
専門用語をいっぱい使って方法論やべき論だけ語っている。
一見、知識もあって権威もありそうに見えますが、それは「ダメなコンサルタントの典型的な例」だからです。
やっていることはただの知識のひけらかしです。
特にブログは人によって条件も環境も違うので結論が一般論になりがちではありますが、自分が権威、知識があるかのごとく見せるためだけ、ブランディングのためだけに書かれた、よく読むと中身が何もないサイトも多く見られます。
私はインハウスの担当者であったりもするのだが(実際はそれ以外にも種々、諸々、様々な仕事を色々やっている)、インハウスSEO担当者にはビジネススキルが求められると感じるのだ。
「〇〇がないからできません。」
という言葉は外部コンサルタントであれば許されるが、インハウス担当者には、
「では、〇〇がないならどうやって目的を達成すればいいの?」
そこまで考えるのがインハウス担当者の仕事である。
〇〇には、予算、サイトのオーソリティ、人員、スキルといった様々な言葉が入る。
ないからと言って逃げることはできない。それを何とかするのが仕事である。
引用:
自分でしっかり考える。
鵜呑みにせずに自分で考えて納得できるか
私は以前よりブログのエントリーには必ず自分なりの見解や考察を書くようにしています。
(それがオリジナルコンテンツとなり得ることは、以前より当ブログを読んでいただいている人にはご理解をいただいていると思います。)
【ブログ運営】一番難しい「個性を出す」ということ - 検索サポーターのアンテナ
例えばあなたが自分のサイトのコンサルタントを頼みたいと思ったとき、何をして欲しくてコンサルタントを雇うでしょうか?
ただの知識のひけらかしをして欲しくて雇うわけではありませんよね?
具体的にどういうことをやればよいのか、また、素人には判別が難しいことを見解を含めて提示して欲しくて雇うのだと思います。
サイトやブログも同じです。
知識、情報は調べればいくらでも見つけることが出来ます。
大切なのはそのサイト、ブログのオリジナルの見解であり、読者に至ってはそれを鵜呑みにせずに自分で考えて納得できるかどうかです。
もちろん方法論だけ書かれたサイト、ブログを見たとしても、自分なりに具体的なアクションを考え、実際に行動が出来ればそれはとても素晴らしいことです。
また、調べればどこでも手に入るような情報だけを載せているサイト、ブログがSEOに強いわけがないのは言わずもがなです。
(だからこそスパムは「数の論理」で押し切るために披リンク、ブックマーク数を稼ぐわけですが。)
よいコンサルタントとは?
コンサルタントの話が出たので、最後にコンサルタントの選び方について書いてみます。
コンサルタントを選ぶとき、こういった面倒くさいことを自分で考えたくないから全て任せますというのは一番失敗する典型例であります。
(悪い言い方をすれば「詐欺に合いやすい」例です。自分で色々と確認するのを端折るから騙されるとも言えます。)
またコンサルタント側も、面倒くさがらずにしっかり分かるように説明することも大切だと私は考えます。
【SEO、SEM】理解して更に納得してもらうことが大切です - 検索サポーターのアンテナ
お互いが取引先、客先と捉えるのではなく、「一緒に仕事をしていくパートナーとして信用できるか(極端なことを言えば失敗したとしても納得できるか)」を考えるとよいのではないでしょうか。