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【SEO、SEM】Yahoo!が再度サジェスト検索(虫眼鏡SEO)を洗浄しましたが、根本的な解決にはまだ至らず

シルバーウィーク中に洗浄されていました

『Web担当Forum』のエントリー「「ブログを書いても読んでもらえない」そんな人が試すといい3つのこと などSEO記事まとめ10+2本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「ヤフー検索の入力補助機能の汚染がひどすぎる」に、Yahoo!検索の入力補助機能(サジェスト検索機能)が、スパム業者の影響(サジェスト汚染)を受けてしまっていて、その状況は目を覆いたくなるほどひどいということが書かれていました。

 

元記事の画像を見れば分かるように、この記事がアップされたシルバーウィーク前には「車買取」や「脱毛」でYahoo!検索を行うと、見事にサジェスト汚染が行われていました。

 

ただ、Yahoo!もずっとこの状況を野放しにしていることもなく、シルバーウィーク中に対応(洗浄)を行ったようです。

 

(現在、「車買取」「脱毛」で検索をすると、元記事のようなサジェストは表示されません。)

 

この記事がアップされる数日前から、Twitter上ではサジェスト汚染について多く叫ばれていましたので、さすがにYahoo!もこれに気がついて洗浄を行ったと見られます。

 

サジェスト汚染は以前からよく行われているスパム手法であり、汚染される度にYahoo!側で洗浄が行われているのですが、この洗浄があまりに遅く、いたちごっこが今でもずっと続いている状況です。

 

【SEO】Yahoo!がサジェスト検索(虫眼鏡SEO)の汚染対策を実施か - 検索サポーター

 

>Yahoo!さん、根本的な解決をお願いします。

Yahoo!さん、根本的な解決をお願いします。

 

なぜYahoo!は対応(洗浄)に後ろ向きなのか

サジェスト検索(虫眼鏡SEO)については、Yahoo!ももっと根本的な対応、対処を行えばいいのにと誰もが思いますし、誰もがそれを望んでいるのですが、なぜかYahoo!はこの件に関してはずっと後ろ向きの姿勢、対応です。

 

Yahoo!のこの機能を悪用する悪徳業者が存在し、悪いことだと知ってか知らずかその業者を利用するサイト管理者がいるようだ。

 

(中略)

 

もちろん、一番問題があり責められるべきは乱用している人間だ。しかし、今の状況を見ると、野放しとまでは言わないまでも対応が後手後手に回っている点にも問題があると言うしかない。

 

引用:

「ブログを書いても読んでもらえない」そんな人が試すといい3つのこと などSEO記事まとめ10+2本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 


なぜYahoo!はここまで後手後手なのでしょうか?

 

サジェスト汚染は自然検索(SEO)だけでなく、リスティング広告にも影響を及ぼします。

 

それは、サジェスト汚染を行っている業者が自分達の検索クエリを送った際に、バレないようにカモフラージュを兼ねてオーガニックの検索結果だけでなく、他社(ライバル)の広告もクリックするからです。

 

これはカモフラージュの意味はもちろん、他社の広告をクリックすることで出稿している側は無駄な広告費を払うことになる、即ち(攻撃して)ダメージを与える行為でもあります。

 

【SEO、SEM】サジェスト汚染(虫眼鏡SEO)でリスティング広告が被害を受ける前に - 検索サポーター


ただし、そのクリックが正当なもの(不正ではない)とみなされた場合は、例え業者の故意のクリックや、人ではないBOTのクリックであったとしても、Yahoo!はクリック実績として広告出稿側に広告費を請求するのです。

 

これはあくまで私の「穿った考え」ですが、Yahoo!はそういったことがあることを「承知の上で」、スパム業者を野放しにしていることもあるのではないか?と考えてしまいます。

 

※ 外部参考エントリー

(いかにも不正なクリック(業者の攻撃とみなされるクリック)で広告費を請求されたのでYahoo!に問い合わせたが、Yahoo!の回答は「問題ない」だったという例です。)

虫眼鏡SEO業者によるヤフー検索広告の不正クリック疑惑が事実っぽい件

 


また、Yahoo!検索で「サジェスト」や「風評被害」、「誹謗中傷」などというキーワードを検索してみると、Yahoo!のリスティング広告枠にスパム業者のリスティング広告もしっかり表示されます。

 

リスティング広告に表示されるということは、スパム業者にしてみれば「Yahoo!からお墨付きを貰っているから(検索結果に表示されるので)スパム行為ではありません」という言い訳の元すらYahoo!に与えてもらっていることにもなります。

 

(リスティング広告の知識がない人、素人の方は「Yahoo!公式の業者であれば」と、業者の嘘を鵜呑みにしてしまい、騙されてしまうのではないでしょうか。)

 

これじゃあいくらサジェスト汚染がスパムだと言っても意味がなく、ダブルスタンダードですよね・・・

 

(Googleみたく「検索チーム(部署)」と「広告チーム(部署)」が別なので、こういったいびつなことになっているのだろうなとは思いますが。Googleでも検索チームは「過剰な広告は検索評価が落ちるよ。」と言いますし、広告チームは「AdSenseを目立つところに貼れ!」と言いますしね。)

 

Yahoo!には根本的な問題の解決、対策を望みます。

 

 

「これはひどい」と思ったら・・・

「これはひどい」と思ったら・・・

 

サジェスト汚染を発見したら

前章の外部参考エントリーのように、無効とみなされないこともあるので絶対とは言えませんが、リスティング広告にて「いかにも怪しいクリックで広告費が発生した場合」は、GoogleやYahoo!に問い合わせることをおすすめします。

 

(私の実体験では、異常値であることをデータと共にしっかり説明をしたところ、無効だと認められ、無駄な広告費を払わずに済みました。)

 


また、下記のフォームから情報提供や削除依頼も行えます。

 

リスティング広告に限らず、自然検索にてあまりに酷いサジェスト汚染を発見したら積極的に情報提供を行いましょう。


(Yahoo!だけでなく、Googleも情報提供を受け付けていますので是非ご活用ください。)


※ Google からコンテンツを削除する

Removing Content From Google - Legal Help

 

※ Yahoo!検索 - 検索結果に関する情報提供フォーム

Yahoo! JAPAN - カスタマーサービスフォーム

 

 

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