検索サポーター

情報、人を「検索」から集めることをテーマに、コンテンツマーケティングからライティング、SEO、PPC広告の情報を積極的に発信しています!


スポンサーリンク


【検索】日本はPCからのネット接続シェアが世界で最も高く、逆にモバイルは最も低いという結果に

※ 2016/3/16:Instagramが写真が表示されるアルゴリズムを一新することを発表したことを追記しました。 これまでは最新のものから順番に表示されてきましたが、今後は「ユーザーがコンテンツに興味を示す可能性が高い順序」となるそうです。

世界50か国での調査結果によると

日本も世界並みにスマートフォンが普及したものだと思っていたのですが、世界に比べるとまだまだのようです。

 

市場調査会社のカンター・ジャパンのグループ会社テイラーネルソン・ソフレスが世界50か国で実施したConnected Life2016の調査データを示した分析レポートによると、日本はPCからのネット接続シェアが最も高く、逆にモバイルからの接続は最も低いことが分かったと『MarkeZine(マーケジン)』のエントリー「日本はPC利用が中心の国であることが判明/各国で変わるメディア消費【カンタ―・ジャパン調査】:MarkeZine(マーケジン)」にまとめられています。

 

その記事には日本はパソコンを買う豊かさとフィーチャーフォンが根強く浸透していた文化があったことでシフトのスピードが遅かったのだろうという推測が書かれています。

 

また、日本でも若年層を中心にスマートフォンへのシフトは速度を上げていて、昨年はスマートフォンの利用率が急激に伸びたともあります。

 


更に情報を付け足すなら、(この調査とは違うものですが)若い世代ほどスマートフォンで広告をクリックした後にそのままコンバージョンに至る比率が高く、特に20代女性はその傾向が強いという調査結果も出ています。

 

また、男性は女性と比べるとPCによるコンバージョンの比率が高めで、特に30代以上はその傾向が強いようです。

 

【SEO、SEM】「スマホで見てPCでコンバージョンに至る人」からデバイスを考慮したコンテンツを作成する - 検索サポーター

 

私もサービスの申し込み、商品の購入などを行う際は先ずは前段階の「発見」「調査」をスマートフォンで行い、そして「最終決定」であるコンバージョンはPCで行うことがほとんどなので納得出来るところです。

 

スマホを持っている女の写真

SNSでも「検索」されます。

 

若年層はSNSやビデオメディアの接触が長い

メディアとのつながり方でも世代の違いが表れていることも明らかになった。16歳から24歳の若年層はメディアの接触時間が長く、特にSNSやオンラインビデオを見て過ごす割合が大きいことがわかる。

 

引用:

日本はPC利用が中心の国であることが判明/各国で変わるメディア消費【カンタ―・ジャパン調査】:MarkeZine(マーケジン)

 

つい先日も、若者はInstagramで情報(画像)を探している傾向にあるという記事が話題になったように、若者はこれまでのように「Googleで検索する」ことには拘っていない、いや「自分が欲しい情報はGoogleでは探せない(自分が望む検索結果が出てこない)」からこそSNSを使っているとも言えます。

 

当該記事も「Googleは使わない、SEO対策しているから」という発言が大きく取り上げられていましたが、Instagramでも検索されやすいようにするには文章を最適化し、ハッシュタグも使い分けて投稿するので本質は変わりません。

 

また、Instagram自体も最近ではコード変更を頻繁に行っていますし、オンラインビデオ、例えばYoutubeでも全く同じことが言えます。

 

動画が検索されやすいようにするにはタイトルと説明文の最適化が必要ですし、メディアは違えど、探すために「検索する」ことには変わりがありません。

 

(SEOの基本的な考え方と同じです。動画でも画像でも「適切なテキスト」で説明すれば検索されやすくなります。)

 

【追記】

Instagramが写真が表示されるアルゴリズムを一新することを発表しました。

これまでは最新のものから順番に表示されてきましたが、今後は「ユーザーがコンテンツに興味を示す可能性が高い順序」となるそうです。

(写真の表示順序は投稿したユーザーとの関係や投稿のタイミングも考慮されるということです。)

 

Googleは使わない、SEO対策しているから——Instagram有名人のGENKINGが語った10代の「リアル」 | TechCrunch Japan

 

Instagramが表示アルゴリズムを一新―最新の投稿ではなくもっとも関心を引きそうな投稿がトップに | TechCrunch Japan

 

 

PCを見て喜んでいる男の写真

傾向に合わせて使い分けよう。

 

ユーザーの傾向に合わせて使い分ける

また、SNSは「誰が言ったか」、検索エンジンは「何を言ったか」が重視されるメディアだと私は考えています。

 

(若年層ほど横の繋がりを重んじる(友達の言うことを鵜呑みにする)傾向にあることも大いに関係していると考えています。)

 

【検索】SNSは「誰が言ったか」、検索エンジンは「何を言ったか」が重視されます - 検索サポーター

 

集客したい年代層や自サービスのメインユーザーの年代層に合わせて、SEO(検索エンジン)だけでなくSNSをうまく使い分けて集客することが今後は更に大切な戦略になると言えるでしょう。

 

例えばSNSではただ更新情報だけ(タイトルとURL)を流すのではなく、要約文も付記する、ハッシュタグをつけるなど工夫しましょう。

 

(それこそ「検索」される確率は高くなりますよ。私はこれを行うことでクリック率(流入数)を上げています。)

 

いくら集客の手段、メディアが優れていたとしてもなぜそれを行うのかをしっかり理解して戦略を練りましょう。

 

その手段を行ったからユーザーが動く、集客が出来るわけではありません。

 

ユーザーの心を動かすからこそ集客が出来、コンバージョンが出来るのですから。

 

Copyright © 2014-2024 サーチサポーター All rights Reserved.