やはりSEO的に評価されない
サイトやブログを見ていると、コンテンツは面白いのに「広告が過剰すぎて読みにくい・・・」なんて思うことはありませんか?
タイムリーな話題ではありませんが、私が平日に読むことが出来なかったニュースやコラムの中から興味を持ったエントリー『Web担(Web担当者Forum)』の「2ページ目: コンテンツ強化とネガティブSEO対策に役立つ被リンクチェック法 など10+4記事(海外&国内SEO情報) | Web担当者Forum」にあるテーマ「初回訪問時だけ表示する広告のせいでペナルティを受ける?」についてご紹介、共有をしたいと思います。
ファーストビュー領域内に広告が多すぎるサイトの評価を下げる「ページレイアウトアルゴリズム」いうアルゴリズムを、グーグルは導入している。
自動的に出現するポップアップ形式の広告は、そのサイズが大きければ、たとえ初回訪問時にだけ出現したとしても、ページレイアウトアルゴリズムにひっかかる可能性があるようだ
引用:
2ページ目: コンテンツ強化とネガティブSEO対策に役立つ被リンクチェック法 など10+4記事(海外&国内SEO情報) | Web担当者Forum
以前よりアフィリエイトのバナー、リンクを貼ったコンテンツは検索エンジンに評価されない(検索順位が上がりにくい)ということはよく言われていました。
引用文にあるように、「ファーストビュー領域内に広告が多すぎる」ことはもちろん、ページに貼られた広告がコンテンツ内容とマッチしていないことで、検索エンジンはそのページの評価を下げるのだと私は思います。
広告も雑多なのはSEO的に評価されない
nofollow属性にしていればいい、だからこそアフィリエイトのバナー、リンクは最初からそうなっているのでは?と考えてしまうかも知れませんが、nofollow属性は「あくまで被リンク評価をリンク先のページに渡さないためのもの」です。
(「広告リンクがスパムになってしまうのを防ぐため」の意味も、もちろんありますが。)
いくらnofollow属性にしていても、コンテンツと関係のない、関係の薄いアフィリエイトのバナー、リンクが貼られていれば、やはり検索エンジンはそのページは検索ワードに関して関連性が薄いと評価をするでしょう。
逆に言うなら、コンテンツと関係がある広告が適切に貼られているのなら、そのページは検索エンジンによい評価を与えられるとも言えます。
(ECサイトのページが検索の上位に来る理由で考えると、検索されたワード(商品名など)について正しい情報(性能、値段など)を得ることが出来、更にそのページから容易に購入、手にすることが出来るという検索者のニーズをしっかり満たすことが出来ているページだからこそ検索エンジンに評価され、検索の上位に来ているのだと言えるのです。)
読みやすさを阻害しないよう広告を配置
広告が過剰すぎるのは単純に読みにくい
質問者は、Cookieで制御し、初回訪問のユーザーにだけ広告を見せている。2回目からは表示されない。ところが、ブラウザとは異なりGooglebotはCookieを保持しないから、毎回毎回大きな広告が出現するというわけだ。
結果として、常に広告がファーストビューを占領してしまうために、ページレイアウトアルゴリズムによって低評価を与えられてしまうことがありうるらしい。
引用:
2ページ目: コンテンツ強化とネガティブSEO対策に役立つ被リンクチェック法 など10+4記事(海外&国内SEO情報) | Web担当者Forum
1回目だから、2回目だから・・・ということではなく、1回目でも2回目でも、(画面いっぱいに表示されるような)過剰なポップアップ形式の広告は、単純にコンテンツを読みにくくする、ユーザビリティを下げていることになります。
姑息な方法で広告を見せる、押させるようにするコンテンツ(誤クリック、誤タップを誘発させるバナーの配置や勝手に動画が始まったりなど)は、人の評価はもちろん、検索エンジンの評価すらも下げることになるのは言わずもがなです。
決して広告全てが悪いというわけではありません。
むしろそれでコンテンツ提供者が潤い、モチベーションが上がるのならとてもよいことだと考えています。
ユーザーのニーズを汲み取り、それに適したコンテンツ、ユーザビリティを提供することができれば、アフィリエイトバナーがあろうとなかろうと検索エンジンによい評価をされることになると言えるでしょうし、もちろんユーザーにも評価されます。
それを目指していくことこそが私たちが出来ること、やることでしょう。