日本はYahoo!で検索する人のほうがかなり多い
ビジョンミッション成長ブログ(id:kobabiz)さんのエントリー「最もよく使う検索サイトは「Yahoo!」、第2位の「Google」と2倍の開き - ビジョンミッション成長ブログ」を読んで、自分のブログはどうなんだろう?と思い、実際に確認してみました。
アクセスデータを眺めつつ、少しばかり考えたことをまとめてみようと思います。
「あなたがよく使う検索サイトを教えて下さい」(単一回答)と尋ねたところ、1 位は「Yahoo!」(62.8%)となり、2位の「Google」(31.9%)と約 2 倍の差が見られました。特に女性は 7 割以上が「Yahoo!」と回答しています。
引用:
予想通りYahoo!が1位という結果になりました。
しかし、2位のGoogleとの比率が約2倍もあるというのは私にとっては予想外でした。
Yahoo!が1位だとしてもGoogleとの差は僅かなものであると思っていた、(信憑性はかなり低いですが)一時期は逆転したという噂を耳にしたこともあったので、この差はにわかには信じがたいものでした。
自分のまわりだけで判断すると錯覚する
というのは、私がWebの仕事をしていることもあり、私のまわりの人も同業種が多く、知り合いは所謂「ネットリテラシー」が高めな人が多い傾向であります。
私を含め、知り合いのほとんどは検索といえばGoogleであり、Yahoo!の検索エンジン(アルゴリズム)もGoogleのものが採用されているのだから「Yahoo!で検索するくらいなら直接Googleで検索すればいい」と考えるからです。
(もちろんYahoo!も自サイトに合わせてカスタマイズをしていますので、完全にGoogleと一緒の検索結果を返すというわけではありませんが。)
これは検索エンジンに限った話ではありません。
私を含めまわりの人、知り合いのほとんどがスマホのソーシャルゲームをやっていません。
パズドラ、モンストがこれだけTVCMを打ち、ネット上でも話題に上ることが多いにも関わらず、実際にやっている人がまわりにいないため「ホントに流行っているのかな・・・」「宣伝(ステマ)なんじゃないかな?」と疑ってしまいそうになります。
しかし、故郷に住んでいる年老いた私の母は検索といえば(というかインターネットといえば)Yahoo!だし、同じく故郷にいる甥っ子達はスマホでパズドラ、モンストを楽しんでいます(もちろんそれ以外のソーシャルゲームも)。
こういうことは自分のまわりだけで判断してしまうと錯覚してしまうものです。
(「自分は平均値の人間だ」と勘違いしてしまうことで起こってしまいます。)
フラットな目で全体を見て、判断しないといけません。
当ブログを確認してみた
では、当ブログ「検索サポーターのアンテナ」はどうだろう?
検索流入は世の中のトレンド通りなのだろうかと実際に確認してみました(Google Analytics調べ)。
すると、全く逆の結果が出ました。
1位がGoogleで69.65%、2位がYahoo!で30.15%、3位がbingで0.20%でした。
圧倒的にGoogleでの検索流入が多い結果となりました。
これは前述の通り、当ブログを閲覧するユーザーさんはWebの話題に興味がある人、所謂「ネットリテラシー」が高めな人が多いということを表していると考えられます。
元々当ブログのメインテーマが検索、SEO、SEM、Webの話題であることから、一般受けするネタではない、人を選ぶところがあるとはいえ、ここまで顕著な結果が出ると、もっと専門的なことを書いてもいいのかな?と考えてしまったりします。
ですが、もう少し突っ込んで考えてみようと思い、検索されているワードの種類について検証して見ると、専門的なワードよりも口語的で簡素なワードで流入している数のほうが多い結果となりました。
今まで通り、あえて分かりやすいように平易な文章にしてブログにエントリーしていくことが間違いないと言えそうです。
(そもそも平易な文章だから、検索流入ワードもそうなるとも言えますが・・・)
あなたのブログはどうですか?
自分のブログはどういう傾向なのか、是非確かめてみて、これからの指針の参考にしてみて下さい。
(世の中のトレンド通りYahoo!からの流入が多い、もしくは私と同じように逆の結果が出るかもしれませんね。)
【追記】
それも一つの手ですよね。
Yahoo!のほうが窓口が広い、新規のユーザーを更に集めるのであればそれも有効な手段と思われます(^^)
【再追記】
「はてなのアクセス解析だとYahoo!のほうが多い」というのは、Google検索はHTTPSセキュアなので、検索クエリが取れないため記録が出来ていないからなのでは?と考えます。
(私のブログの場合、はてなの簡易アクセス解析にはGoogle検索経由からの流入は全く記録されていません。だから「Googleからの流入はない」と思ってしまういそうだけど、アクセス解析には表示されないだけで、「Googleからの流入」はあるというのが実情なのかなと推測されます。)
Google Analyticsでも、Google検索からの流入だと分かっても、具体的なワードは(not provided)で分かりませんので(^^;)
(忍者アクセス解析でも具体的なワードは取得できておらず、Google検索からの流入は数だけ分かる状態です。)