日曜のお昼
こんにちは。
皆様、日曜のお昼はいかがお過ごしですか?
私は平日にしっかりと読むことが出来なかった、「後で読む」にしていたニュースやコラムを読んで過ごしています。
タイムリーな話題ではありませんが、その中から私が興味を持った、いつもチェックしているサイト『SEO Japan』の「Google、見ているテレビ番組が検索結果に影響を与える「テレビランク」 を採用? | SEO Japan」というエントリーを紹介したいと思います。
Googleは、ウェブ上のリンクのパターン、個人の位置情報、検索履歴等、様々なシグナルを使って、検索結果のランク付けを行っている。この要素に、テレビで視聴する番組が、加わろうとしている。
SEOの特許の神様こと、ビル・スラウスキが、ブログの中で、テレビで見ている番組が、検索結果に影響を与えるコンセプトを描いた特許が、Googleに付与されたと伝えていた。
2011年6月30日に申請された当該の特許「電子デバイスの近くにあるテレビで放映されている番組を特定して、ユーザーの検索結果を強化するシステムおよびメソッド」は、2014年9月16日にGoogleに付与された。
引用:
どうやらGoogleは「テレビランク」なる検索基準を加えようとしているようです。
テレビ離れが加速する今、昔ほど影響はなくなったとはいえ今だテレビは「巨大メディア」であり続けていますし、検索結果の最適化を考えれば、リアルタイムでの出来事を検索の評価軸に入れるのは当然であるとも言えます。
テレビCMの影響はやはり大きい
ネットが台頭してきたとはいえ、情報の伝播の範囲、数ではやはりテレビに一日の長があり、広告、宣伝という一番最初の入り口、多くの人に知ってもらうきっかけとして考えても、テレビCMは今だにかなりのアドバンテージがあります。
(もちろんその分の広告費もかかるのですが。)
最近のテレビCMは『「○○」で検索』と最後の刈り取り、成約の部分がネットになっているとはいえ、最初の「知ってもらう」ことに関しては、やはりテレビCMが一番強いと言えます。
(グノシーやスマートニュースなどキュレーションサービスや、ソーシャルゲームなどのネット上のサービス、商材であっても、やはり多くの人に知ってもらうためにテレビCMを大々的に打っています。)
凋落しているとはいえ、今だにテレビがNo.1のメディア、そのメディアで宣伝を行うことが一番効果があるということの証明でもあります。
テレビとネットの共存
話が少し逸れてしまいました。
TwitterでTV番組を実況するユーザーが多いように(最近はテレビメディア側もSNSを積極的に使ってユーザーとコミュニケーションをとる番組つくりをしているように)、私はテレビとネットはとても相性がいい、共存共栄が出来ると思っています。
特に今はスマホを片手にテレビを見ていて、気になったことはその場で即時検索することも多いのではないでしょうか?
(思ったことを即時Twitterでつぶやく人も多いでしょう。)
今回のGoogleのテレビランク評価軸も理に適っていると考えます。
検索というのは自分の知りたい情報を探し出す行為です。
世の中のトレンド、リアルタイムで話題になっていることに関連する事柄を加味して表示することは、検索結果の最適化に繋がると私は思います。
今はまだ使われていませんが
元エントリーにあるように、Googleがこの特許を所有しているからと言って、実際にこの判断基準を利用するとは限りません。
(今はまだ判断基準として使われていません。)
ただ、この基準を所有したということは、今後はGoogleが(テレビCMではなく)テレビメディアそのものへの広告をも見越した上の(「検索結果の優先権」という商材にするための)布石の意味もあるのではないか?と考えたりもします。
(それは考えすぎかな?)
検索順位の最適化という意味ではとても面白い試みだなと思いました。
(私はこの後、2014インチョンアジア大会のサッカー男子・予選リーグ「日本×ネパール」を観戦するのですが、やはり気になったこと(特に相手選手について)は即時検索しますし、それについて正確な情報が検索結果に表示されることは願ったり適ったりであります。)
【追記】
NHKの解説で早速「ネパールのメッシ」と評される選手がいたので、早速「ネパールのメッシ」で検索してみましたが、望んだ検索結果は得られませんでした・・・残念!
【再追記】
NHKの中継番組ではハーフタイム中にTwitterでの応援メッセージを紹介しました。
テレビとネットの融合は、これからどんどん加速していくでしょう。