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【SEO】検索キーワードに頼らないSEO。コンテキストで集客を図ろう!

Yahoo!のSSL(HTTPS化)により検索キーワードがより取得困難に

先週、ヤフーが2015年8月18日より段階的に「Yahoo!検索」の検索結果をSSL(HTTPS)で暗号化することを発表しました。

 

【SEO】「Yahoo!検索」SSL化 検索流入キーワードが取得不可に - 検索サポーター

 

既にGoogle、Bing検索ではHTTPS化していましたし、Yahoo!もHTTPS化するのは時間の問題だと言われていました。

 

そしてついに明日より(段階的とはいえ)、Yahoo!もHTTPS化が始まります!

 

これにより検索キーワードが暗号化されてしまいますので、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールでは検索キーワードが「not provided」と表示され(※ アクセス解析ツールによって表示文言は違います)、ユーザーがどんなキーワードで検索し、流入したのか知ることが困難になってしまいます。

 

但し、Google検索に限って言えばサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)を使えば、完全に正確なデータではないとしてもGoogle検索のキーワードに関しては参照することが出来ますし、Similar Web Proというアクセス解析ツールを使えば、GoogleやYahoo!など検索エンジンに関わらず検索キーワードのデータを取得することは出来ます。

 

「Yahoo! 検索」がSSL化も「SimilarWeb PRO」の解析には影響なし!検索キーワードも取得可能 | シミラーウェブブログ

 

ツールを使えばとりあえずは問題解決・・・ではあるのですが、このエントリーではこういったツールを使わない、検索キーワードに頼らないSEOとして、コンテキスト(コンテクスト)によるSEO施策について簡単に説明をします

 

コンテキストって何だろう?

コンテキストって何だろう?

 

コンテキスト(コンテクスト)とは?

コンテキスト(コンテクストとも言う)とは、「文脈」という意味で、文章などの前後の脈絡のことを指します。

 

①文章などの前後の関係。文脈。 「語の意味を-の中でとらえる」
②事件や出来事にかかわる事情・背後関係。

 

引用:

コンテキストとは - .NET Framework用語 Weblio辞書

 

特にコンテキストにおいて、②はとても大切な考え方です。

 

ユーザーの「背景」や「状況」を想像する、考えることがコンテキストでは大事なのです。

 

俗にいう「読者(ペルソナ)」を想定するということでもあります。

 

【ブログ運営】読者(ペルソナ)を想定することで質のよいコンテンツを提供できる - 検索サポーター

 

とはいえ、どういう風にペルソナを想定すればよいのか、コンテキストを考えたことがない人にとっては具体的な想定方法が分からない、考えられないと思いますので、次章では簡単な例で考えてみます。

 

 

コンテキストの考え方

例えば、私の好きなサッカーでコンテキストを考えてみます。

 

ここでは「サッカー ユニフォーム 格安」という検索キーワードをかける人を想定してみます。

 

上記のように検索キーワードを決めたその次は、その検索キーワードで検索を行う人の意図を想定してみるのです。

 

今回の検索キーワードであれば、2つの意図が想定出来ます。


1つはオリジナルのチームユニフォームを格安で作ってくれる、売っているショップを探している人が想定されます。

 

もう1つはJリーグや世界のプロサッカーチームのレプリカユニフォームを格安で売っているショップを探している人が想定されます。


更にもう少し深く意図について考えてみます。

 

前者なら、「新しくチームを作るのでユニフォームを発注できるショップはないか」「大量に発注するので割引があるショップはないか」「オリジナルのネーム、番号、エンブレムを入れることが出来るショップはないか」・・・などを想定することが出来ます。

 

後者なら、「公式のショップではなく、近所で販売しているショップはないか」「少しでも安く売っているショップはないか」「型落ち、前シーズンのユニフォームを売っているショップはないか」・・・などを想定することが出来ます。

 

これ以外にももっと色々なこと(意図)を想定することができます。

(正直に言いますと、想定することにキリはないので、限度を決めておくとよいでしょう。)

 

このようにユーザーの背景や状況を想定することが出来れば、逆アプローチとして他にどんなキーワードで検索するのかも考えることが出来るのです。

 

前者なら「サッカー ユニフォーム チーム」「サッカー ユニフォーム 割引」「サッカー ユニフォーム ネーム」などの検索キーワードが考えられます。 

 

後者なら「サッカー ユニフォーム (地域名)」「サッカー ユニフォーム 価格比較」「サッカー ユニフォーム 2014」などの検索キーワードが考えられます。

 

もちろん検索キーワードも、もっと色々なこと(意図)が想定出来ます。

(こちらも考え始めるとキリがないので、限度を決めておくとよいでしょう。)

 

これがコンテキストの考え方、基礎となります。

要するに「ユーザーの意図を考える」ということです。

 

【SEO】検索に強くなるにはコンテンツを闇雲に増やさない - 検索サポーター

 

ユーザーの満足度が高いコンテンツことがコンテキスト

ユーザーの満足度が高いコンテンツこそがコンテキスト

 

 

検索キーワードに頼らないSEOがコンテキストの神髄

検索キーワードありきでコンテンツを作ってしまうと、ターゲットとなるユーザーが限定されてしまうため、その検索キーワード自体のボリュームにPV数が比例してしまいがちです。

 

逆に検索キーワードではなく検索をかける人の意図を想定してコンテンツを作ると、検索キーワードに広がりが出ると共に、ユーザーの目的(意図)にフォーカスされたコンテンツとなるので、ユーザーの満足度が高いコンテンツとなるのです。

 

(コンテキストの考えに基づくことで、検索キーワードよりもユーザーを意識しているのに検索キーワードに広がりが出る、結果的に検索流入を増やすチャンスが増え、PVも増えることになるのです。)

 


先日のエントリーにも書きましたが、大切なのは「ユーザーの求めるもの(情報)を提供すること」「ユーザーのニーズを満たすこと」です。

 

【SEO】SEOは方法論ばかりになりがち。本質はユーザーのニーズを満たすことです。 - 検索サポーター

 

「ユーザーが求める情報、コンテンツだから検索順位があがる」と考えると、コンテキストの考え方はもちろん、その他のSEO施策も納得しやすくなりますし、コンテンツがキーワードに依存することがなくなるだけでなく、ユーザーの満足度が高いコンテンツを提供することにも繋がります。

 


明日から検索キーワードの取得が難しくなります。

 

これを機に、コンテキストの考え方やSEOについて今一度考えてみて、自分なりに施策を実践してみてください。

  

検索キーワードよりもコンテキストを意識したコンテンツのほうが、アフィリエイト収益や問い合わせのコンバージョン率も高く、もちろん広告収入も高くなる傾向にあります。

 

(むしろネットで稼いでいる人のほとんどが、このコンテキストに基づいてサイト構築をしている傾向にあり、結果的に検索に強い(SEOに強い)サイトとなっています。)

 

最初はうまくいかないかもしれませんが、何度も試行錯誤を繰り返すことで自分なりのノウハウ、スキルとなり、必ず結果に繋がることになりますよ。

 

 

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