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【SEO】SEOは方法論ばかりになりがち。本質はユーザーのニーズを満たすことです。

SEOは方法論だけ語っても意味がありません

今日はいつものWEB関連の新しい情報の考察ではなく、SEOとしてよく語られる方法、一般論として論じられている3つの方法について、私なりの考察をまとめてみたいと思います。


SEOとなるとどうしても方法論だけが語られてしまい、なぜそれが有効なのかという理由や、本質の部分がおざなりになってしまうことが多いものです。

 

SEOの疑問に対しての正解は「Google(検索エンジン)のみぞ知る」ことなので、私達はこれまでの経験則やデータから分析、推論をするしかないのですが、その分析、推論すらもなく、更には前提条件も語られないことが多いため、間違った形で独り歩きしてしまうのです。

 

そしてその方法論が「あたかも誰にでもあてはまる正解だと解釈されてしまう」ため、あてはまらないサイト(ブログ)は結果に結びつかないだけでなく、最悪の場合「SEOなんて詐欺だ」となってしまうこともあります。

 

(ちゃんと説明をしない、中にはスパム紛いの手法を平気で行うSEO業者がいるのも事実ですが。)

 

疑問に思うことがあったら鵜呑みにせずに「なぜそれを行うのですか?」と理由を聞いてみてください。

 

質問をしてみてちゃんとした答えが返ってこない、SEO業者は良い所ではない(マズイことをやっているか、そもそもSEO業者も理解していないから説明出来ない)という判断にもなります。

 

【SEO】なぜそれを行うのか 理由を聞いてみてください - 検索サポーター

 

そんな背景もあることを踏まえつつ、次章より3つの方法について説明します。 

 

分からないからといって思考停止してはいけません。

分からないからといって思考停止してはいけません。

 

記事の更新頻度について

先ずはよく言われる「記事の更新頻度」についてです。

 

更新頻度が高ければ高いほど検索エンジンのクローラーが巡回する頻度も増えるため、検索エンジンにインデックスされやすくなります。

 

新しいものを評価するのは「情報の鮮度」を検索エンジンが評価しているからです。

 

但し、大切なのはやっぱり中身、コンテンツそのものです。

 

ユーザーに価値を与えない情報や、興味を引くこともない、読んでも面白くないコンテンツはすぐに検索順位が下落しますし、何よりも誰も読まないコンテンツとなってしまいます。

 

例えるならば本と一緒です。

 

新刊を出せば最初こそは注目されはしますが、必ず売れるわけではありませんよね。

 

書店(サイトやブログ)でも目立つところ(TOPページなど)の一番上に設置されるかもしれませんが、中身がない、面白くない本ならば設置場所がよくてもやっぱり売れません(読まれません)。

 

ただし、新刊がすぐにでる(更新頻度が高い)ことはユーザーに「いつも新しい情報が掲載されている」という期待感を持たせる効果があります。

 

【SEO】ブログを定期的に更新することがなぜ正解なのか - 検索サポーター

 

 

リライト、追記について

次に「リライト、追記」についてです。

 

過去記事に追記、リライトすると検索順位が上がるのは「より検索ユーザーを意識して、検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツとなる」からです。

 

ただ闇雲に追記、リライトしても検索順位は上がりません。

 

むしろ関係ない(検索ユーザーが求めていない)ことを追記、リライトしてしまうと、いらない情報が増えることでコンテンツの質すらも落としてしまい、逆に順位が落ちることもあります。


これも本に例えるならば、「改訂」になるでしょう。

 

改訂は古い情報を新しい情報に書き換えたり、情報を追記することでもあります。

 

ユーザーにとってそれが有益な情報であればあるほどその本の評価が上がり、また売れる(読まれる)きっかけにもなりえるのと一緒です。

 

【ブログ運営】過去のエントリーに追記、リライトすれば検索流入は増加する - 検索サポーター

 

ちなみに、ブログ運営を同じように本に例えてみたエントリーも書いていますので、ご参考に。

 

【ブログ運営】自分のブログは「雑誌」か「辞書」か - 検索サポーター

 

 

とにかく長文がよいのか?

最後に「コンテンツ量(長文)」についてです。

 

最近ネット上では「SEOに有効なのは記事をとにかく詳しく長く書く」ことだと言われていますよね。

 

ただし、これだけでは間違い。正解ではありません。

 

「記事をとにかく詳しく長く書く」ではなく、「ユーザーが望む情報を詳しく分かりやすく書く」が正解です。

 

とにかく詳しく長く書くだけなのは「知識のひけらかし」をしているだけにすぎませんし、いくら詳しくても「難しすぎてユーザーが理解できない」のなら、ユーザーの評価も低いものになります。

 

「難しいことを難しいまま言うやつ、あれ馬鹿だよね」ってことです。

 

【ブログ運営】大切なのは「理解している」ことを書き、相手に「伝える」こと - 検索サポーター

 

例えば特定の分野について勉強している、追求している人以外の一般の人が、学者の論文、専門書をじっくりと読むことがほとんどないことと一緒です。

 

むしろ一般の人はもっと分かりやすく、噛み砕いて伝えて欲しいと思っていますし、それこそがユーザーの求めるニーズでもあります。

 

ユーザーのニーズ(検索ワード)と合致したコンテンツが検索の上位に来やすい、SEOに強いのは言うまでもありません。

 

いくらよいことが書かれていても、難しいだけでなく冗長な文章は単純に読みにくいとも言えますしね。

 

(ここでいう長文とは、「原稿用紙を埋めるための読書感想文」みたいな文章、無意味に文字数を増やして引き延ばした文章になります。正に本末転倒ですね。)

 

ユーザーが喜ぶ! 順位上がって私が喜ぶ!

ユーザーが喜ぶ! 順位上がって私が喜ぶ!

 

 

SEOは手段であって目的ではない

当ブログでは何度も言っていることですが、「SEOは手段であって目的ではありません」。

 

一番最初の章に書いたように、SEOはどうしても方法論だけが語られてしまいますが、答えはいつでもユーザーの求めるもの(情報)を提供することです。

 


「検索順位が上がるコンテンツを作成する」のではなく、「ユーザーが求める情報、コンテンツだから検索順位があがる」と考えると、SEOを納得しやすくなりますし、意味のない方法論に惑わされることもなくなりますよ。

 

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