ペンギンアップデート3.0、長いですね…
私が毎日チェックしているサイト『海外SEO情報ブログ』にて、Googleのジョン・ミューラー氏が現代行われているペンギンアップデートの更新について、まだ展開が完了しておらず、いまだに継続中であることを説明したと報じていました。
ペンギンアップデート3.0更新はまだ継続中、リンクの否認はペンギン以外のアルゴリズムも使う | 海外SEO情報ブログ
確かに英Googleのピエール・ファー氏が、ペンギンアップデート3.0は世界中でゆっくり展開されており、完了までは数週間かかる見込みだということを発表をしてはいましたが、予想以上に長くやっているなという感じがしますね。
それだけ慎重にやっているということでしょうか。
【Google】ペンギンアップデート3.0は影響1%未満 - 検索サポーターのアンテナ
ちなみにペンギンアップデート3.0について、当ブログでの実感としては「横ばい」といった感じです。
微妙に伸びているとも落ちているとも言えるくらいの日々の変化なので、誤差の範囲であり、「横ばい」と判断しています。
皆さんのサイトは検索順位に変化がありましたか?
今のところ特に変化はなしです。
リンク否認はペンギン以外のアルゴリズムでも使う
また、リンクの否認について次のようにミューラー氏は説明しました。
今からのリンクの否認は、今回のペンギンアップデートの更新には効力をもたない。再クロール、再処理が必要だからだ。
ただ否認ファイルを利用するアルゴリズムはペンギンアップデートだけではない。
問題になりそうなリンクを発見したら、その都度否認していい。一定の量が集まるまで待つ必要はない。否認したリンクを再クロールすればただちに処理を開始する。
引用:
リンクの否認はペンギンアップデートだけでなくその他のアルゴリズムで利用するので、問題になりそうだと思われるリンクは溜めずにすぐに申請してね。
そう読めますね。
その「問題になりそうだと思われるリンク」の判断が難しいところでもあります。
何をもって問題になりそうだとするのか、明確な判断基準が示されているわけではないので、無闇にリンク否認の申請を出せません。
明らかに「スパム」だと分かるページ(被リンク先のページ内容がリンクページと関係ない、文章が自動生成されている、被リンクばかりが貼られているページ・・・etc)であれば、即時リンク否認を申請することろですが「微妙なもの(判断がつきにくいもの)」もあります。
私は「微妙なもの」は放置でよいと考えます。
人の目で見ても微妙と感じるようなページは、検索エンジンもスパムとは判断しないけれども「内容が薄い」ページと判断し、評価をしないだけでしょうから。
(ペナルティにはならないけれど、プラスには働かない。つまりあってもなくても関係ない程度の被リンクページとして扱われるでしょう。)
Googleはペンギンアップデートだけでなく、その他のアルゴリズムでもリンクの否認を使う。
これは私たちサイト管理者がスパムをしっかり報告することが、検索の健全性を保つことにも役に立つ、繋がっているのだと言えますね。