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【ブログ運営】はてなブログのGoogle+プロフィール設定機能の提供終了からSNSを考える

既に著者情報は表示されなくなっていましたが

はてなブログがブログや記事の著者情報としてGoogle+プロフィールを設定できる機能を終了することを発表しました。

 

既にブログ管理画面および記事編集画面より設定項目を削除しています。

 

Google+プロフィールを設定できる機能を終了しました - はてなブログ開発ブログ

 

当ブログははてなブログのサービスを使っており、また、検索結果の著者情報が非表示になることは、以前にも当ブログで取り上げました。

 

【Google】検索結果の著者名表示の廃止を発表 - 検索サポーター

 

検索エンジン(Google)にて情報を探すことを考えたとき、誰が管理しているか分からないものよりも、著者名が明記されているほうが信頼出来る、自分もどちらかというとそちらを選ぶのでクリック率は上がるのではないかと考えていました。

 

ですが、そこまで気にする人がいなかったのか、Googleはテストと思われる期間を経た後に、著者情報の表示を止めてしまいました。

 

パソコンを見ている男の人の写真

誰が書いたかよりも・・・

 

オーサーランク(著者権威)は影響するのか

本機能は、Googleウェブ検索の結果に著者情報を表示できる機能として2013年2月にリリースしました。しかし、Googleではこの表示を昨年8月に終了しており、はてなブログ側でも本機能の用途がなくなったと判断しました。

 

引用:

Google+プロフィールを設定できる機能を終了しました - はてなブログ開発ブログ

 

オーサーシップ(著者情報)の表示は既になくなってしまっていましたし、Googleも「オーサーランク(著者権威)は検索結果には取り入れていない」と幾度となく発表をしていました。

 

一方で、「誰が書いたか」ということが依然として検索結果で優遇されている(ドメインのパワーのお陰で検索上位に来ている)と思われる節もあり、オーサーランクは検索結果に影響を与えるのではないかとも言われ続けています。

 

【Google】オーサーランクはいまだに健在です - 検索サポーター

 

Google+はSEOに有利だという噂が絶えないのも、これに起因するところです。

 

 

SNSは権威が生きるメディア

少し話を変えて、権威という観点から考えると、SNSは権威が重要視される、顕著であると言えます。

 

いかに内容の濃い、とても有用な情報をFacebookやTwitterで発しても、そのアカウントが無名であればほとんど伝播しません。

 

逆にどんなに中身のない、どうでもいい情報でもFacebookやTwitterのアカウントが有名であれば、いいね!やお気に入り、シェアやリツイートはある程度は行われます。

 

SNSでは繋がっている数はもちろん、「権威のあるアカウントと繋がっているか」「インフルエンサーと繋がっているか」が重要なのです。

 


例えば中身のない、どうでもいい情報をサイト(ブログ)に更新したとします。

もちろんそれだけでは誰も見たいとは思わないでしょう。

 

ですがこれをSNSでは有名なアカウントが情報を発する、権威のあるアカウントがシェアをしたとなるとどうでしょうか。

「とりあえず見てみる」人が沢山現れるのではないでしょうか。

 

中身があるかどうか、どうでもいい情報かどうかは実際に見てみないと判断出来ませんし、「権威のあるアカウントが情報を発信しているのなら、そんなに間違っていないのでは・・・」という認知バイアスもかかることで、しっかり中身を見ずにシェア、リツイートで伝播する人も出てきます。

 

(正にバイラルメディアが力を入れている、狙っているのはこの部分です。)


以前のデマを流す、拡散に加担しないようにするためのエントリーにも書きましたが、こういったことにならないためにもすぐにシェア、リツィートをせずに自分の目でしっかり判断、確認をしてください。

 

【ブログ運営】デマを流す、拡散に加担しないために - 検索サポーター

 

パソコンを見て驚いている男の人の写真

センセーショナルなほうが目につきやすいとはいえども・・・

 

SNSが必須であるからこそ

現在はサイト(ブログ)の運営にはSNSは必須であると言えます。

 

ケースバイケースではありますが、SEOに力を入れるよりはSNSに力を入れるほうが断然によいサイトもあります。

 

但し、SNSはコミュニケーションツールの側面が強く、前述のように伝播を促すため、権威をつけるためのツールと捉えて運用すると間違いを起こしやすいでしょう。

 

「ユーザーを利用しよう」と考えると失敗するということです。

 

SNSもサイト同様に「ユーザーに対して真摯に向き合うこと」が最終的には成功へと導くと私は考えます。

 

 

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