長いtitleタグはSEOに不利か?
私がいつもチェックしているサイト『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「長いtitleタグはSEOに不利か? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「長いtitleタグはSEOに不利か?」が興味深い内容でしたので、情報共有、および私なりの考察をしてみたいと思います。
検索結果にすべてが表示されずに省略されていたとしても、titleタグが何であるかをGoogleは認識している。よって極端に長いのでなければ、ランキングという点においてはさほど問題はないだろう。
しかし、検索結果でのクリック率には悪い影響を与える可能性はある。特に、ユーザーが検索で使うワードが隠れてしまっていたり、省略されることでタイトルに書かれていることの意味が不明瞭になってしまったりする場合、その影響は大きくなるだろう。
また、titleタグが長すぎると、グーグルによるタイトル書き換えの対象になりやすく、結果として意図したものとは異なるタイトルが検索結果に表示されてしまうこともある。
引用:
確かにその通りですね。
検索結果に表示されたとしても、タイトルが長いために検索ワードが隠れてしまったり、省略されてしまうことで意味が分からない文になってしまうことは、クリック率を下げる(ユーザーがクリックすることを躊躇わせる)ことになると私も考えます。
また、あまりにタイトルが長いと書き換えられる(検索結果にはtitleと違う文章が表示される)可能性もあります。
そもそもタイトルというものは「コンテンツ(内容)を短い文字数で的確に表したもの」であり、内容が一目で分かるということは「ユーザーにしっかり認識してもらえる」ということにも繋がります。
もちろん肝心のコンテンツも冗長でなく、余計な記述もないことが望ましいです。
ユーザーの求める情報が的確な文章量で書いてあればあるほど、インターネットという広大な情報の蓄積の中からでも検索エンジンが「よいコンテンツ」と判断して拾ってくれるのです。
これはSEOの本質でもあります。
タイトルが「見やすい」というのも重要です。
今はSNSでも拡散されることを考慮する
また、タイトルの長さは検索結果の表示だけ、SEOへ影響するだけではありません。
今ならSNSでのシェアについても考慮に入れるべきでしょう。
今のサイト(ブログ)は、ほぼソーシャルボタンを設置していると思います。
該当ページのソーシャルボタンを押すと、そのページのタイトルとURL、サムネイル画像が添付され、シェアが行われる仕組みになっています。
この時、あまりに長いタイトルのページだと(特にTwitterで)「入りきらない」ことがあるのです。
Twitterは140文字という文字数制限があります。
Twitterでツイートする際はただツイートするだけでなく、「自分なりの感想、考察」を一言つけたいと思う人は多いのではないでしょうか?
(Twitterでは「自分なりの感想、考察」が書かれていると、お気に入りやリツイートされやすい傾向があります。)
Facebookは特に文字数制限はありませんが、Twitterで手軽にツイートしようとしたときに、タイトルが長すぎて内容が分からないとなると、ツイートを止めることもあるのではないでしょうか。
(Facebookでも、あまりに長いタイトルのエントリーがシェアされてきても、積極的にクリックしようとは思わないのではないでしょうか。)
また、タイトルが長すぎて「自分なりの感想、考察」すら書く余白もないとなると・・・どれだけの人がタイトルを編集して、その上で「自分なりの感想、考察」を書く手間を惜しまずにツイートするでしょうか。
このように、今はSEOに影響するからというよりは、SNSで拡散されることをしっかり考慮してタイトルをつけるべきだと私は考えます。
検索結果に表示されるタイトルの文字数の制限は「28文字前後」と言われています。
絶対にこの文字数内におさめなさいという訳ではありませんが、この文字数を常に意識することで、検索結果にもSNSにも適切でユーザーが見やすいタイトルに近づくのではないでしょうか。
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