誤タップを狙っているような・・・
『MarkeZine』の「スマホ向け広告ネットワーク「アスタ」、アイコンテキストバナー広告の配信スタート (1/1):MarkeZine(マーケジン)」というエントリーで、スマートフォン向け広告の紹介がされていました。
マルジュは、同社が運営するアイコン型スマートフォン広告ネットワーク「アスタ」において、アイコンテキストバナー広告の配信を開始した。
アイコンテキストバナー広告は、アイコンとテキストが1セットとなった広告。テキスト部分が一定間隔でスクロールすることにより、高い訴求力を実現する。スマートフォン向け広告で一般的な320x50サイズのバナー広告枠に配信可能。
引用:
スマホ向け広告ネットワーク「アスタ」、アイコンテキストバナー広告の配信スタート (1/1):MarkeZine(マーケジン)
・・・うーん、使用したわけではないので断定は出来ない、元エントリーの画像を見る限りでしか判断は出来ませんが、表示位置、表現方法から察するにスマートフォンアプリの新着アラートと見間違えてしまう、咄嗟に表示されるとユーザーは誤タップしちゃうのではないでしょうか?
もちろん広告内容もコンテンツマッチング機能によってコンテンツに即した広告が配信されるとは思いますが、現在の同様のスマートフォン広告ではあまりマッチングしていない広告ばかりが表示される(出稿クライアントが多義ではなく限られている)ので、マッチングの期待も薄いかなと勝手に想像してしまいます。
スマートフォン広告に限らず、誤タップ、誤クリックなどを狙った広告はそのクライアントの広告価値、評判を落とすことに繋がります。
(クライアントはそんな使われ方をしないで欲しくても、サイト管理者やベンダーがクリック課金欲しさに意図的に誤タップ、誤クリックを誘発する場所に広告を配置することもよくあることです。)
私は広告が悪と言っているのではありません。
むしろうまく共存共栄してサイト管理者の収入源となり、広告を見た、踏んだユーザーには有益な情報を提供し、出稿クライアントにはコンバージョンという成果がもたらされればよいと考えています。
理想論だということも承知の上で言うならば、この広告手法に限ってではなく、全ての広告において、ユーザーや出稿クライアントを欺くようなことは私は望みません。
【自サイト:関連エントリー】
スマートフォン広告はウザいと思われている? - 検索サポーターのアンテナ