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【SEO】関連記事へのリンクでユーザーに良質な情報を提供することは結果的にSEOでプラスとなる

SEO効果を狙ってリンクを「意図的に調整する」のは間違い

サイト(ブログ)でコンテンツを作成する際、自分のサイトのコンテンツはもちろん、外部サイトのコンテンツを関連記事として紹介するためにリンクを貼ることはよくあることです。

 

特に外部サイトのコンテンツへのリンクを貼る際は、それがアフィリエイトや広告の場合にはリンクをnofollow属性に設定することで、検索エンジンにそのリンクが「有料リンク」であることを伝え、ページランク(の価値)をリンク先に渡さない設定を行うことになります。

 

【有料リンク】広告(PR活動)リンクはしっかり「rel="nofollow"」をつけましょう - 検索サポーター

 

逆にそうではない(特に金銭や何等かの利益を得るものではない)そのサイトのコンテンツを純粋に紹介したい場合などは、特にnofollow属性を行わずにリンクを貼ることが望ましいと言えます。

 

では「自動生成した関連記事リンクはnofollowにすべきなのか?」という質問がGoogle英語版のオフィスアワーで投げかけられ、Googleのジョン・ミューラー氏が「必ずしもそうする必要はないが、ページのメインコンテンツを自動的に生成している場合は検索ではそんなに価値がないと考える」と答えたことが『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「meta descriptionタグは今でもSEOに重要なのか? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」のテーマ「自動生成した関連記事リンクはnofollowにすべきか」にて報じられていました。

 

以前に当ブログでもお伝えしましたが、大切なのは「そのリンクはユーザーのためのものかどうか」であり、コンテンツの質やユーザビリティの向上など、ユーザーにとって有益なことこそが正解です。

 

SEO効果を狙ってリンクを「意図的に調整する」のは間違いであり、ユーザーにとって有益なことを行うことで「結果的にSEOでプラスとなる」ことが一番望ましい形なのです。

 

この「結果的にSEOでプラスとなる」とはどういったもの、どんな場合なのか?

 

それを次章で説明いたします。

 

考えている男の写真

「結果的にSEOでプラスとなる」とは?

 

適切なリンクはSEO(検索評価)でプラスとなる


ミューラー氏は、関連記事へのリンクはクロールに役立つとしてnofollowを付けずにそのままのリンクにしておくことを勧めている。

これとは別に、関連記事へのリンクはユーザーの役に立つことも多いだろう。関係する記事を紹介されたら、そちらの記事も続けて読んだユーザーはもっと満足するかもしれない。たくさんの記事を読んでもらえたなら、あなたも嬉しいはずだ。

ユーザーと検索エンジン、サイト運営者のみんなをハッピーにさせるのだから、たとえ自動生成であろうと、スパム扱いされることを心配して関連記事リンクをnofollowにする必要はまったくない。

 

引用:

meta descriptionタグは今でもSEOに重要なのか? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 

リンクがSEOに有効であるかどうかという観点から語れば、適切なリンクは外部、内部リンクに関わらずSEO(検索評価)でプラスとして働きます。

 

そのリンクがある(紹介する)ことでユーザーに有益なコンテンツとなることはもちろん、リンク先のコンテンツがリンクを貼ったコンテンツと密接に関係するものであればあるほど相互にコンテンツの価値を高めることにもなるからです。

 

自動であろうとなかろうと、関連性が強いリンクであればSEOとして効果はある、ユーザーにとって有益と判断されるのでSEOでも評価されるというわけです。

 

ただし、そのリンクも「関連したもの」でないと意味がありませんし、関連性がないリンクを大量に貼るのは逆にスパムだとみなされてSEOではマイナスとなることは言わずもがなです。

 

もちろん自動でなくて手動であっても関連性がないリンクばかり貼るとスパムだとみなされますよ。

 

【SEO】外部サイトへリンクすることはSEOで利点になるのか? - 検索サポーター

 

また、自動生成コンテンツといえばコメントなどがそれに当たりますが、残念ながら害となりえるコメントスパムは今だによく発生します。

 

(WordPressサイトを運営していると、コメントスパムの絨毯爆撃を多く受けますよね・・・)

 

こういったことを防ぐために多くのコメントコンテンツではリンクにnofollow属性の設定が行われていて、コメントスパムが沢山つくと即座に検索評価が落とされるということはありませんが、 それでもリンクからその先のページにとぶことが出来ますし、コメントスパムを見せられていい気持ちになるユーザーもいません。

 

たとえ自分が行っていないこと(ユーザーが勝手にコメントに書いたこと)だとしても、それが他のユーザーのためにならないこと(コンテンツと関係のない内容や誹謗中傷など)ならば、サイト管理者であるあなたが修正、削除するなど管理して然るべきことなのです。

 

「コメントを含めてコンテンツ」として評価されるからです。

 

【SEO】コメントの質、価値を上げるにはコンテンツの質、価値を上げることに限ります - 検索サポーター

 

 

スマホを見ているカップルの写真

「これはいい!」という価値がSEOでも価値となる。

 

答えは「ユーザーに良質なコンテンツを提供するため」

リライト、追記が「ユーザーに良質なコンテンツを提供するため」に行われるように、関連記事へのリンクも「ユーザーに良質なコンテンツを提供するため」に行いましょう。

 

もしリンクを貼ることに迷うことがあるならば「これはユーザーにとって有益なことなのか?(ユーザーが喜ぶことなのか?)」としっかり自問自答してみましょう。

 

間違いなく有益と判断できるなら、nofollowをつけずにリンクを貼ればよいのです。

 

コンテンツの質やユーザビリティの向上など「ユーザーにとって有益なこと」を絶えず考えて行っていれば、結果的にSEOの効果も高まりますし、これこそがSEOの本質なのです。

 

【ブログ運営】リライトは検索流入増加だけでなく再拡散のチャンスも生み出す好循環となる - 検索サポーター

 

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