ペナルティをネガティブSEOに利用出来るか?
私がいつもチェックしているサイト『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「ペナルティサイトをライバルサイトに転送するネガティブSEOは可能か? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」にあるテーマ「ペナルティサイトをライバルサイトに転送するネガティブSEOは可能か?」についての共有と、私なりの雑感をまとめたいと思います。
普通であればネガティブSEOについて考えることすらない、嫌がらせを受けるということ自体が稀ではありますが、知識の一つとして知っておくに越したことはありませんのでご紹介します。
先ず、ペナルティを受けると301リダイレクトで別ドメインにリンクをすればペナルティから逃れることが出来るのか?
結論から言うと、逃れることは出来ません。
よろしくないSEO施策でペナルティを受けたサイトがあるとする。そのサイトから301リダイレクトを使って別のドメイン名のサイトに転送すると、元サイトが受けていたペナルティも、最終的には引き継ぐことになる。つまり、301リダイレクトでペナルティから逃げることはできない。
引用:
ペナルティサイトをライバルサイトに転送するネガティブSEOは可能か? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
それならばこれを利用してライバルサイトにペナルティを与えること(ネガティブSEO)ができるか?
これも結論から言うと「Googleはしっかり対策を行っている」という回答でした。
(ただ、対策を取っているということではありますが、一時的には悪影響があるということも否めないとも言えます。)
※ グーグルのジョン・ミューラー氏のコメント
301リダイレクトでなくて直接リンクすることは?
それでは301リダイレクトで偽装するのではなく、直接リンク(ペナルティを受けたページから直接リンク)を貼られるのはどうか?
これはやはりペナルティを受けることになります。
但し、こちらはペナルティが実行される前にウェブマスターツールの手動ペナルティ先にピックアップされますので、見つけ次第にすぐにリンク否認を行ってください。
膨大なリンク否認でなければ、すぐに反映されるでしょう。
【SEO】Google否認リンクのリスト処理が完了まで3ヶ月~9ヶ月を要する場合あり - 検索サポーターのアンテナ
ダメージを軽減させよう!
一番の対策は公式に問い合わせること
ネガティブSEOに限らず、サジェスト汚染であったり誹謗中傷、著作権違反などを受けたら、そういった対策を請け負っている業者に頼むことなく、公式の問い合わせフォーム(この場合はGoogleやYahoo!など)から、理由を明記して検索結果から除外してもらう依頼を行うことをおススメします。
ただ、この対策も相手側ページが検索結果から表示されなくなる、ペナルティとなるだけなので(元のページが消されるわけではないので)、根本的な問題の解決にはなりません。
ですが、検索で受けるダメージ(検索順位低下、デマの流布など)はかなり軽減することが出来ます。
こちらがいくら悪いことをしていないとはいえ、何もしないままにダメージを受け続けるのは望ましいことではありません。
ダメージを軽減させるよう、対策を行うこともサイト運用にはとても大事なことなのです。
※ 参考エントリー
【SEO】Yahoo!がサジェスト検索(虫眼鏡SEO)の汚染対策を実施か - 検索サポーターのアンテナ