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【ブログ運営】スマートニュース「実況」機能のアップデートから「環境を提供する」と考える

※ 2015/12/25:文章を追記、及び言い回しを修正。

携帯デバイスからのアクセスが増える時期です

最近のTV番組は視聴者からのご意見、ご感想をTwitterで募り、それを番組中にテロップで流すことが増えてきました。

 

私は夜にNHKのNEWSWEBを観て過ごすことが多いのですが、この番組でも「#nhk24」というハッシュタグをつけてつぶやくことで、番組放送中にテロップで流れることがあり、更にはアナウンサーが気になるつぶやきをピックアップし、そのつぶやきについて言及することがあります。

 

NHK「NEWS WEB」|総合テレビ 月~金 23時30分~24時00分(祝日も放送)

 

以前は2ちゃんねる、少し前ならニコニコ動画、前述のTwitterなども含めればプラットフォームは変われどネット上には以前よりリアルタイムで意見、感想を発信したい人が沢山存在していたことを改めて証明したとも言えます。

 

そんな中、スマートニュースがユーザー(利用者)を集める施策であり、かつ滞在時間も増やすための施策だと思われるアップデート「SmartNews 3.0」をリリースしたことが『MarkeZine(マーケジン)』のエントリー「スマートニュース、「SmartNews 3.0」へアップデート~「実況」機能でTVとの同時利用狙う:MarkeZine(マーケジン)」で報じられていました。

 

 スマートニュースは、同社提供のニュースアプリ「SmartNews」において2014年10月以来のメジャーバージョンアップ版である「SmartNews 3.0」をリリースした。同バージョンでは、新たにテレビ番組を視聴している際に思い浮かぶ感想を同アプリ上でコメントできる「実況」機能を追加。コメントは他のユーザーとリアルタイムで共有されるため、TVのライブ視聴の楽しさを向上させる仕組みとなっている。

 また、新たに画面下部に「ニュース」と「天気予報」「実況」などを切り替えられるグローバルナビゲーションを搭載し、アプリのアイコンも刷新するなど、大型のアップデートとなった。

 

引用:

スマートニュース、「SmartNews 3.0」へアップデート~「実況」機能でTVとの同時利用狙う:MarkeZine(マーケジン)

 

 

これから年末年始にかけて多くの人が休みに入ることで家にいる時間が長くなるため、必然的にTV番組(とくに特番)を観る機会が増えるでしょう。

 

更に今はスマートフォン片手にTVを観ることも多いでしょうから、実況系コンテンツは通常時よりもアクセスを伸ばすことも予想されます。

 

(年を追うごとに大晦日の「紅白歌合戦」や「笑ってはいけない~」を観ながらネットに感想を書き込む人が増えていると感じています。)

 

また、TV番組を見ていなくてもスマートフォンで「暇つぶし」を行う時間も必然的に増えますので、サイト(ブログ)全体でみれば年末年始は携帯デバイスからのアクセスが増える傾向にあります。

 

【SEO】年末年始はスマホを触る機会が増大します - 検索サポーター

 

スマホをいじっている女の写真

TVがつまんないときもスマホをいじるよね…

 

共有されやすいコンテンツとは

人はリアルタイムであろうとなかろうと感情が動かされた、心が揺さぶられたときはその感情を外に発信したくなり、ひいては他人と感情を共有したくなります

 

また、感情以外でも疑問や意見、間違いの指摘なども同様に外に発信したくなり、ひいては他人と情報を共有したくなります

 

(「ただ聞いてほしい」「言いたいだけ」の人も含めるとかなりの数となるでしょう。)

 

「バズるコンテンツ」というのは、上記のような行動をユーザーに起こさせる、短時間で連鎖することに長けているものだと言い換えることができます。

 

(特にTV番組などの実況系コンテンツはリアルタイムで物事が進行するので、むしろ「バズることがほぼ決まっている」とも言えるでしょう。)

 


ただし、逆に(時と場合によっては)「行動しない」という選択肢をユーザーに取らせるコンテンツも存在します。

 

例えば言及元が「奇を衒った逆張りコンテンツ」「釣り、炎上狙いのコンテンツ」などがそれに当たります。

 

悪い意味で感情が動かされますし、きついツッコミも行いたい衝動が湧きあがるでしょう。

 

ですが(ヤラセにもなるので)結果的に相手に手を貸すことは避けたいですし、ここは冷静になって、あえてスルーを選択したいところですね。

 

スマホを見て怒っている男の写真

イラッとするけど共有しないが吉。

 

 

ユーザーは環境(仕組み)も欲しがっている

バズる(共有される)かどうかはテーマやコンテンツに依存することはもちろんですが、私は環境(仕組み)も重要な要素であると考えます。

 

いまやソーシャルボタンを設置していないコンテンツページはほとんどありませんが、ユーザーはそのページにソーシャルボタンが設置されていないという、たったそれだけのことで共有を止めることすらあります。

 

人は余程のことがない限り(どうしても一言言いたい、是非共有したいと思わない限り)、わざわざソーシャルメディアを立ち上げてURLをコピペして自分の感想を書いて・・・という面倒くさい作業は行いません。

 

また、サイトオーナー本人に直接意見、感想を言いたいと思ってもコメント欄が存在しなかったり、本人がソーシャルアカウントすらも持っていなければ、ソーシャルで意見、感想を発信しても本人には届くことはないでしょう。

 

(本人がエゴサーチすることで探し出されることもありますが、それはごくまれな場合と言えますし、それだけネットリテラシーが高い人は間違いなくアカウントを持っているでしょう。)

 

コンテンツをバズらせたい(共有させたい)と考えるのなら、その環境(仕組み)もユーザーに与えることも考えるべきだと言えるでしょう。

 

(今回のスマートニュースのアップデートは正にそのヒントになりえるものであり、利用頻度を上げるための環境(仕組み)を与えたサービスだとも言えますね。)

 


もちろんコメント欄やSNSで荒らされるのは嫌だしネガティブなものは見たくない。

管理も出来ないからとクローズドな環境にしてしまうのも一つの方法ではあります。

 

ただしそれでは共有される(バズる)機会を失うのはもちろん、他の知恵と力を借りることでコンテンツの質を高め、かつSEO(検索評価)でも有利となるメリットをも失うことにもなりますよ。

 

【SEO】コメントの質、価値を上げるにはコンテンツの質、価値を上げることに限ります - 検索サポーター

 

 

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